質の高い読者を増やすブログタイトルの付け方と拡散方法について、まとめます。「質の高い読者」というのは、知識があるとか肩書が立派とかいった意味ではありません。そのブログ(記事)の趣旨や価値観を理解してくれる読者という意味です。合わせてツイッターによる拡散についても書きます。
ブログ記事は、過去記事の閲覧者がいるので、更新すればするほど、アクセス数が増えるといわれています。
ところが、このブログははじめて6年1ヶ月になり、2000記事も超えたのですが、2014年春ぐらいをピークに、むしろ閲覧者は減っています。
記事の方は、もう3年以上、毎日更新しているんですけどね。
どうしてなのか、自分なりに理由を考えてみました。
考えられることは3点。
1.So-netブログのドメイン(http://blog.so-net.ne.jp/)の評価が下がったため、検索エンジンでの表示順位が下がった
2.拡散不足
3.記事がつまらない
1については、自分ではどうしようもないことですし、今もSo-netブログでトレンド記事を書いて上位に出ている人がいるので、致命的というわけではありません。
2については、メインで使っていたツイッターのアカウントが凍結されてしまったため、記事の拡散が十分にできず、以来ちょっと不熱心になってしまった反省があります。
そして問題は、3です。
もちろん、「面白い」記事を書けばいいのでしょうが、「面白い」「つまらない」という評価は、読む人の価値観にも左右されます。
つまり、自分の記事がどんなものかをわかりやすく示して、「面白い」と思ってくれる人、すなわちターゲットを逆にこちらが明らかにすること。
その上で、「こんな記事があるんだけどどう?」とSNSなどで呼びかければ、「面白い」と感じてくれるより多くの読者が集まると考えました。
ということで、まず「自分の記事がどんなものかをわかりやすく示」すにはどうしたらいいか。
以前もご紹介しましたが、Webデザイナーの宇田和志氏の動画が参考になると思いました。
タイトルは、「中小企業・個人事業主のための、集客効果が倍増するブログタイトルの付け方」です。
これは商用ブログだけでなく、趣味の個人ブログでもあてはまる内容だと思いました。
動画で述べていることはシンプルで、
読者ターゲット(どんな人に読んで欲しいか)をブログ側から明確にすること。
具体的には、ブログタイトルを
「
○○のための△△な□□」
に、してみましょう、という話です。
「○○」には、記事を読んでもらいたい対象を、
「□□」には、本来考えていたタイトルを、
「△△」には、内容を表す言葉を入れましょうと述べています。
たとえば、「
今日の晩ごはん」というタイトルを考えていたとしたら、
「
単身赴任者のためのチョー簡単で栄養もある私の晩ごはん」
というふうにすれば、自炊に悩む単身赴任の人が興味を示すタイトルになるでしょう。
たとえ個人ブログであっても、いったん発表したものは、より多いアクセスがいいと思います。
が、漠然とアクセスアップを求めても、アクセスが増えるわけではありません。
そこで、「このブログはこんなことを求めている読者のためのブログです」ということをタイトルで明確に述べることで、アクセスを集めやすくなります。
そして、集まった閲覧者は、ブログ書き主の価値観を求めているわけですから、書かれるコメントも濃いものになり、さらにそのブログが発展するというわけです。
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ツイッターを上手に活用しよう
そのような明確なタイトルを決めたら、次は拡散です。
いくらわかりやすく良いタイトルにしても、誰にも知られなければなんにもなりません。
より多くの人に知ってもらうことです。
拡散には、やはりTwitterをお勧めします。
So-netブログの場合、ブログ記事を更新した時に、自動的に設定したツイッターアカウントに、記事タイトルとURLをつぶやく機能が標準で用意されています。
これ自体、有用な機能だと思いますので、ツイッターアカウントをお持ちの方は、利用されることをお勧めします。
ただ、これは、記事を更新した時にツイートするだけです。
たとえば、これまでに書いた過去記事のタイトルとURLを再びツイートして、多くの人に読んでもらいたい、という場合には、どうすればいいか。
ネット上にあるツールを利用します。
たとえば、twittbotというサービスが有ります。
http://twittbot.net/
複数のツイートをあらかじめ登録しておくと、一定時間ごとに設定したアカウントでそれらをつぶやいてくれます。
そこで、過去の記事タイトルとURLを仕込んでおくことで、もう自分でも忘れてしまったような昔の記事も拡散することができます。
ネットというのは、いったん
バズると、自分の予想以上の広がりを示すものですが、それを1度でも経験すると、ブログを開設し更新することの責任や意義などを実感することができます。
今の私もそうなんですが、たとえフォロアーが少なくても、決してツイートは無意味ではありません。
その中の誰かがリツイートすることで、自分と本来繋がっていない他のユーザーの目に触れ、そこから爆発的な拡散につながるかもしれないのです。
「明確なタイトル」+「拡散」。
これで何とか巻き返そうと思っています。
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