加賀まりこさんの「終活記事」が話題になっています。神楽坂の住まいを“二世帯同居”にしたこと、長年所属していた芸能事務所をひっそりと退社して個人事務所にしたこと、事実婚が公然としたことなど、それらはみな終活であるという話です。(上の画像は下掲OGPより)
終活記事が話題に
元の記事は、「加賀まりこ、ひっそり事務所独立 年下カレと二世帯同居」というNEWSポストセブン(
https://www.news-postseven.com/archives/20200605_1568273.html)です。
加賀まりこが行きつけの、神楽坂にある中華料理店の女将の証言。
「ひとり暮らし? いえいえ、加賀さんはお兄さん夫婦、それからパートナーのかたと一緒に暮らしていますよ」
記事によれば、加賀まりこのパートナーは、かつてTBSの制作局にいた6才年下の男性で、約20年近く事実婚状態にあるといいます。
記事のポイントはもうふたつあって、
1.幼い頃から暮らしている神楽坂の一戸建てを改築して、“二世帯同居”にした
2.3月末で長年所属していた芸能事務所をひっそりと退社して個人事務所で芸能活動を続けている
新たなパートナーは自分からアプローチしたそうで、その事も含めて「加賀まりこは終活に入った」という話です。
「あまり知られていませんが、谷中霊園(東京都台東区)に墓地を購入したり日本尊厳死協会の会員になったりと、加賀さんは終活と向き合っている人なんです」ということも書かれています。
OGPのツイートにもありますが、かつて、私が子供の頃は、「未婚の母」として話題になりましたが、横浜市大の学長になった海洋法学者の実弟(歌手)が父親と噂されました。
さて真実はどうだったのでしょう。
以前から書いているように、平穏死ブームというのは、高齢者に対して「お前、いったいいくつまで生きるつもりなんだ」と急かすような風潮と一体になったトレンドに思えることもあり、私は批判的です。
しかし、人間に寿命があることは確かで、歳をとったらできることも限られてくるし、いつどうなるかわからないから、遺った人に迷惑をかけないように生活を整理・縮小したり亡くなってからの準備をしたりするのは、その人の自主的な生活設計において、あってもよいことだと思います。
遺品整理の人に頼んだら何十万もかかりますし、墓をどうするかという問題もあります。
遺った人には遺った人の生活がありますから、「そのくらい、いいじゃないか」とは、言えないですね。
もちろん、いいと思う人はそれで構いませんけど。
いずれにしても、後期高齢者となった加賀まりこさんが終活というのは、時の移ろいで寂しいものですが、人の生き方として考えてみるとすごく大事なことだと思います。
つむじ風
『
つむじ風』(1963年、松竹)は、車寅次郎とは180度違う要領の良い男を器用に演じる渥美清主演の映画です。
女優陣は、若い頃の加賀まりこと冨士眞奈美が出演しています。
もともと車にはねられて倒れていた渥美清が、たまたまそこを通った桂小金治に助けてもらったことがきっかけでその街に逗留することになります。
そして、商売敵の銭湯の娘である加賀まりこと、息子である川津祐介が交際もままならないところをうまくとりもったり、加賀まりこの父親(伴淳三郎)のアルバイト愛人だった大学生の冨士眞奈美に足を洗わせて自分が結婚してしまったりといった話です。
邦画史に残る名作というほどではありませんが、やはり加賀まりこと冨士眞奈美が作品の華です。
近年は、バラエティ番組にも出演していましたが、加賀まりこはもともと松竹の女優で、劇団四季の舞台にも上がっており、きちんとした芝居のできる方です。
明治チョコレートCM
井上真央版『花より男子』(2007年1月5日~3月16日、TBS)の主要な出演者が、時期は違いますが揃って明治チョコレートCMに出ているんですね。
加賀まりこは、モノクロの若い頃です。
いつだったか、写真週刊誌に、加賀まりこと松本潤が天ぷらを食べている記事が出ていて、たしかジャニーズタレントは熟女がお好き、というようなニュアンスの記事だったと思うのですが、でももうその頃は、加賀まりこは事実婚をしていたわけです。
なぜか、冒頭の記事では「かつてTBSの制作局にいた6才年下の男性」として実名は出ていませんが、Wikiにもその名は出ており、お相手は『男女7人春秋物語』のチーフ演出を担当した清弘誠ディレクターです。
一説には略奪婚(だから事実婚)といわれていますが、人間同士の話であって物じゃないんで、いい表現ではないですね。
終活は終活として、これからもご活躍いただきたいと思います。
純情ババァになりました。 (講談社文庫) - 加賀 まりこ
終活をする加賀まりこさん、昔は可愛らしいお嬢さんだったのですね(^^
by marimo (2020-06-07 09:34)
加賀まりこさんと言えば、時代の先端を行っていた人だと思います。
終活とか考えているのですね
by KINYAN (2020-06-07 11:49)
「やすらぎの郷」「やすらぎの刻」の出演を通して、
終活に対する形が見えてきたのではないでしょうか。
三島由紀夫など幅広い交流があったようですし、
魅力(魅惑)のある女優さんだと思います。
by 十円木馬 (2020-06-07 12:07)
以前、ドラマの製作発表で、更年期障害に悩まされていたと仰ってましたね。
どんな綺麗な方でも通る道です。
by 犬眉母 (2020-06-07 13:31)
もう76なのかぁ。
若い頃は可愛いし綺麗なのは当たり前って言ってるけど決してそうでは無い人も(^_^;)
by pn (2020-06-07 14:01)
「家庭の問題」で、転勤に悩む主婦の葛藤を演じたのは良かったです。
by おっつぁん (2020-06-07 14:31)
若いころは小悪魔と言われていた画像を始めて見ました。
by ヤマカゼ (2020-06-07 16:34)
30年以上前の話ですが、加賀まりこさんが私の勤務するしていた事務所の招待で来県しました。一緒に出迎えた先輩が「可愛いな~」と呟いていたのを覚えています。その頃はもうおばさんでしたが、芸能人はやっぱり違うと思いました。
by kou (2020-06-07 17:22)
気の強い女性が適役になりましたね。
by ヨッシーパパ (2020-06-07 18:49)
加賀まりこさんといえば、かわいい小悪魔的な女優さんで、
時代に先端を行くオシャレな方という印象です。
恋愛のほうも色々ありましたが、今のパートナーの方と出会ったいきさつを、だいぶ前に何かの女性雑誌で読みました。
お二人は古くからの知り合いでお友達だったそうです。ある時から、加賀さんが彼に恋心を抱き始めて、でもなかなか告白できなくて数年が経ち、ついにある日、きっかけがあって告白し、恋愛関係になったというようなお話でした。
色々考えて終活なさっているのですね。賢い女性とも思います。
by coco030705 (2020-06-07 22:03)
昔から頭の良い方だと思っていました。
by mau (2020-06-07 22:45)
事実婚に二世帯同居となると、いろいろと出来る今のうちにアレコレと考えて終活をされていそうです。
by ナベちはる (2020-06-08 00:52)
若い頃は、小悪魔的な女性として人気があったように思います。
by そらへい (2020-06-08 20:38)