Microsoft Edge、Chromiumエンジン搭載提供前最終ベータ版試用 [パソコン・ネット]
Microsoft Edge(以下Edge)といえば、Windows搭載マシンには標準でインストールされているWebブラウザです。役所や学校、または初心者かそれに近いユーザーの多くが使用しているといわれていますが、新たにChromiumベースのブラウザとして、2020年1月15日にリリースされることが発表されています。
みなさんは、Webブラウザは何をお使いですか。
この記事は、何のブラウザでご覧になっていますか。
WindowsはMicrosoft社のOSですが、同社では1995年以来、Windowsに標準搭載マシンのWebブラウザに、自社開発のInternet Explorer(IE)を採用してきました。
それが、Windows10になり、Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)に発展しました。
さらに、そのEdgeが、Chromiumベースのブラウザとして、2020年1月15日にリリースされることが発表されました。
Chromiumベースの Microsoft Edgeブラウザー RC版公開。正式リリースは2020年1月15日予定
— Engadget 日本版 (@engadgetjp) November 5, 2019
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Chromiumというのは、ソースコードがオープンにされている、つまり誰でも自由に利用して手を加えることが可能なブラウザです。
Chromiumにいくつもの独自機能を追加したブラウザとしてリリースされているのが、Google Chrome(以下Chrome)、Opera、さらにVivaldi、Kinza、Bliskなどです。
今回、そこにEdgeも加わることになりました。
それによって、Edgeがこれまで対応していなかった、最新のWeb標準技術が使えるサイトも閲覧できるようになるといわれています。
Webデザイナーにとってはサイトづくりの負担が減り、ユーザーも一部サイトで「未対応」だからといちいちブラウザをかえなくてもよくなります。
それと期待されているのは、Chromeの豊富な拡張機能が、Edgeでもサポートされるかもしれないことです。
しかし、そうなると、ChromeとEdgeでは何が違うの、という話になってしまうわけですが、それが確認できるよう、現在はRC版(正式に発売・公開される前のテスト版)が公開されています。
RC版というのはかなり正式版に近いものです。
使用解説本は、正式版がリリースされてから制作すると遅くなってしまうので、ライターはRC版をもとに原稿を書いて、正式版リリースと同時に発行します。
InternetExplorer7がリリースされたとき、私はある出版社から依頼され、RC版をもとにリファレンスマニュアルを書いたことがあるのですが、ほとんど正式版と変わらなかったですね。
ということで、今回、RC版をインストールしてみました。
Webサイトからダウンロード⇒インストール
ダウンロードページはここです。
https://www.microsoftedgeinsider.com/ja-jp/
Windows 8.1、Windows 7、Windows Server(2016 以上)、Windows Server(2008 R2 ~ 2012 R2)、macOS、iOS、Androidの各OS用が提供されています。
現在、6週間ごとに更新されるメジャーアップデート版、1週間ごとに更新される改善版、毎日更新される最新の進捗状況版という3つのチャンネルからダウンロードができます。
まあ、もっとも安定して確実なのはメジャーアップデート版でしょう。
インストールはワンクリックで行われます。
動作速度がいくぶん向上か
Chromium Edgeを使った印象は、動作速度がいくぶん向上したように思いました。
従来のEdgeは、のろくて動きがスムーズではなかったので、これはいいことだと思いました。
あとは、私だけかもしれませんが、EdgeでFacebookにアクセスして、コメントを直接書き込もうとしてもうまくいかず、予め別のところで作成したコメントをペーストしていたのですが、それも解消され“オン書き”ができるようになっています。
ただ、拡張機能はまだこれからですね。
OneNoteWebClipperという、ブラウザで閲覧したページをワンクリックでそのままOneNoteに保存してくれる機能はあるのですが、競合製品であるEverNote用が見当たりません。
EverNote側が作る拡張機能と思いますので、正式リリースに間に合えばいいですね。
ブックマークは従来のEdgeがインストールされていればそれを引き継いでいます。
他のブラウザからのインポートはできますが、エクスポートがまだ現状ではできていません。
いずれにしても、使い勝手は論より証拠です。
正式リリースよりもはやく使ってみたいと思われる方は、上記ページからダウンロードしてお試しください。
Microsoft Edge入門: Windows10対応
ブラウザはメモリー喰いますモンね。
8G載せてますけど、最近のアップデートで「ん?」となりますから。空きスロットあったか?ソロソロ確認だなと思ってます。
by さすらいの話師 (2019-11-06 12:38)
こんにちは。
仕事の関係で殆どのWebブラウザをインストールしてますが、Chromeとの大きな違いが重要ですね。メインはマックなのでsafariを使用してますが、Webブラウザ「軽量でサクサク動くのが理想」です。Edgeは後出しですが「Windows搭載マシンには標準」は強い味方かな!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2019-11-06 17:01)
さすがいっぷくさん、この手のノウハウは詳しいですね。
by ヤマカゼ (2019-11-06 17:26)
アップルユーザーですので、その辺りのことはさっぱりです。
by ヨッシーパパ (2019-11-06 18:45)
クロームとW10の差はエロ動画で如実に現れました、クローム圧勝(笑)
by pn (2019-11-06 19:32)
マシンパワーにものを言わせるようなブラウザは勘弁してほしいですよね、軽いブラウザを作ってくれないかな~
by ぱんだ (2019-11-06 20:42)
ソフトウェアは最初の方は大抵エラーなりバグなりがあるので、様子見から入るかもしれません。
by ナベちはる (2019-11-07 01:06)
職場はマイクロソフト推奨の環境なんですが・・・個人的なモノは全てChromeを使っています^^;
Edge、何かと動きが悪くIEを使っている現状です。少しよくなるといいなー。
by Rinko (2019-11-07 08:09)
Internet ExplorerかChromeを使っています。
と言うのはウィルス対策ソフトにの指示によるもの
だったりもします。しかしその速度的には
AMDCPUで作ったそれでストその差が
出にくいのが実情です。今のところは。
と言った訳でではまた、ありがとうございました。
by PopLife (2019-11-07 08:28)
ずっとGoogle Chromeです。
似てくるそうですが、似てきても
似てくるだけなら変える必要を感じないですよね。
by そらへい (2019-11-10 15:29)
こんばんは。
エンジンが同じだからと勘違いは多そうですが、
カスタマイズされるので使い易さと、
共通部分による脆弱性対応などは期待できますね。
リリース予定がWin7サポート終了翌日なので、
今後のIEサポート終了が気になりますが。
(個人はChrome、Firefoxですが、仕事的にIEが標準なので)
by ライス (2019-11-11 01:06)