ノートパソコン冷却パッド激冷、というシールタイプの放熱ツールを、今年の夏に買ったパソコンの裏面につけてみることにしました。パソコンの温度が高くなることで、処理の速度が遅くなったり電源が落ちたりするケースもありうるといわれます。さて、放熱効果はどのくらいあるでしょうか。
今年の夏、エアコンも付けない物置部屋に、自宅サーバーとして古いパソコン(といってもWindows7搭載ですが)を24時間つけっぱなしにしたら、オーバーヒートで起動しなくなりました。
放熱を考えてやらなかったのがよくなかったですね。
そこで、今年の夏に購入した新しいノートパソコン
LuvBook LB-F511Sは、冷却できるようにしようと考えました。
今年の夏に買ったLuvBook LB-F511S
どのマシンでもそうだと思いますが、使っていると、CPU付近が熱くなってきます。
今までは、あまり放熱について切実に考えたことはなかったのです。
かつて、高木産業という会社(現パーパス)は、ノートパソコンにデスクトップのCPUを搭載したマシンを発売していたこともありました。
ですから私も、製品として販売しているのなら放熱についてもなんとかなるのだろうとタカをくくっていました。
しかし、今回は特別過酷な環境であったにしろ、暑さと熱さで1台ダメにしてしまったので、買ったばかりのパソコンが心配になりました。
私の現在の使用環境もあまりいいとはいえません。狭いところで作業をしているので、パソコンから出る熱風が流れていかず、パソコン周辺は高温になっています。
まずは以前使ったことのある、ゲルクールタイプを検討しました。座布団のようにマシンの下に敷いて、特殊ゲルとアルミプレートで放熱する仕組みです。
しかし、これでは横長(384x254mm)のLuvBook LB-F511Sには長さが足りませんでした。
上の画像の『SX-A402 エレコム/ELECOM ノートPC冷却シート ゲルクール (A4ノートパソコン用)』のサイズは300x230mmなのです。
次に、USBから電源をとって下から風を送るノートクーラータイプも考えました。
強力な冷却能力はありそうです。ただ、LuvBook LB-F511SのUSBポートは3つ。現在そこはいっぱいいっぱいでハブをかませなければならず、音も出るのでちょっと大仰になります。値段も今回いちばん高い。ゲルクールタイプを4~5セット買えてしまいます。
何よりこの装置は、パソコン本体の電源を切ったら冷却装置も止まってしまいます。
GA-870A-UD3など一部のマザーボードは電源を切っていても供給できますが、LuvBook LB-F511Sはできませんでした。
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ではあと何がある?
と考えて、シールタイプに落ち着きました。パソコンの裏面に冷却板を貼るのです。
上記のものに比べるとパワーは劣るでしょうが、地味ながら常時働いてくれて役に立ちそうだと思いました。音も出ないしどんな形や大きさでも対応できます。値段はゲルクールタイプと同じぐらいです。
『
ノートパソコン冷却パッド激冷』といいます。
購入したのは2つ。丸いのと小さい正方形のものです。
正方形の方は開封前の撮影を忘れてしまったので使いかけのところです。
正方形はタテヨコ17ミリで0.8グラム。丸型は直径43ミリで約3.5グラムです。
製品の説明書きによると、プラズマディスプレイの冷却用素材として使われていて、素材は高熱伝導エラストマーと、放射冷却アルミ板の2層になっています。
使いかたは、台紙からアルミ板をはがしてパソコン裏面に貼るだけ。
これまでは、温度の画面をとっていませんでしたが、だいたい50度近かったのではないかと思います。
で、今回はパソコンを立ち上げてまもなくは28度。
10分ほどメールの処理をしたら30度に上がっていました。
そして、3時間後……
35度です。
1時間後ぐらいにこの温度になったのですが、そこで止まりました。
シールだからといって侮れないですね。
マシンの横から出てくる放熱の風も、いつもよりもおとなしめのような気がします。
これをつけるのと付けないのではどう違うか。客観的には前向き調査をしなければわかりませんが、つけた分だけナニガシかの放熱はあるのでしょう。
安心してブログも更新できそうです。
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