チネチッタといえば、首都圏最大のシネコンです。LA CITTADELLA(ラ チッタデッラ)という、神奈川県川崎市にあるカフェ&レストラン、ブライダル、美容などが集まった複合商業施設の中にあります。そのイベント施設のクラブチッタでは、明日31日に「カワハロ・ファイナルパーティー」が行われるそうです。
今月はあちこちでハロウィン関連の催しが行われていたようですが、川崎も派手にやっていました。
日曜日の26日には、仮装した人たちが国道15号線(第一京浜国道)を横切って道路を一時通行止めにしていました。
そのとき私は、運転していて止められた側でしたが(間が悪い)、列は富士見町公園から国道まで数百メートル続いていました。
川崎のハロウィンパーティー、略してカワハロは明日の10月31日に、クラブチッタで大トリを飾る、仮装大パーティーが行われるそうです。
クラブチッタというのは、LA CITTADELLA(ラ チッタデッラ)の中にある、ライブ公演を中心としたイベント広場です。
今日は久しぶりにチネチッタに行ってみたのですが、施設内は31日に向けて盛り上げていました。
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チネチッタと川崎アゼリアと『男女7人秋物語』
LA CITTADELLA(ラ チッタデッラ)の最大の施設は、やはり映画館のチネチッタです。というより、もともとチネチッタが先行して作られ(1987年)、その後にラ チッタデッラが完成(2002年)したのです。
かつて、神奈川県の国鉄川崎駅東口に近いデパート・さいか屋の裏には、各配給会社系列の映画館9館が並ぶ「銀映会」という映画館通りがありました。これは創業者の名前から、ミスタウン(創業者・美須氏の街)と呼ばれていました。
多摩川を隔てた“隣町”の東京都大田区蒲田にも、同一資本で
蒲田ミスタウンという映画街がありましたが、同一資本なので双方で上映フィルムを交換する輸送も行われていたといいます。
私も子供の頃は、父親に連れられて、蒲田と川崎のミスタウンはよく観に行きました。
その川崎銀映会の9館が、1987年に1つに収容されたビルとなり、チネチッタと改称されました。
今では、それが主流となっているシネコン(シネマコンプレックス)です。
70年代までは、映画会社系列の映画館が各町にそれぞれ存在していましたが、80年代以降は都市部で一つのビルに複数のスクリーンをもつ施設が、ロードショー形式(座席指定で入れ替え制)で映画を上映するシステムになりました。チネチッタは日本で初めての本格的なシネコンと言われています。
私は、映画はのんびり3回観ないと感想が言えないので、この入れ替え制システムにいまだに慣れず、平成という時代の文化からは落ちこぼれているようです。
それはともかく、当時駅舎も古くちょっと怖い感じの街であった川崎は、駅そのものが大きくリニューアルされ、地下街川崎アゼリアもできました。
おそらくはそのPRになったであろうドラマが、同年、さっそく川崎アゼリアやチネチッタを舞台にした『
男女7人秋物語』(1987年、TBS)でした。
『男女7人秋物語』第2回より
↓
ほぼ同じ場所の現在
私は古い川崎も銀映会も覚えているので、チネチッタというと最近の施設と思ってしまうのですが、もう27年もたつんですね。
地元の方には「今更」でしょうが、お昼の『ショー噴水』(LA CITTADELLA SYMPHONY)も見てきました。
チネチッタのショー噴水 (噴水アトラクションショー)
でも、これは夜見るものですね。
明日の川崎のハロウィンパーティー。また盛り上がることでしょう。
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