カツ丼。丼もの文化のど真ん中にあるメニューですね。『実話BUNKAタブー』(2014年5月号)では、例によって「一番まずい店はどれ?有名チェーンかつ丼食べ比べ」というコーナーを掲載しています。外食の機会が多い方は独自のご意見がおありと思いますが、辛口雑誌の外食批評というのも興味深いと思いませんか。
記事でいちばんマシとされているのは、かつやのかつ丼です。頼んでいるのは490円の「梅」です。かつ1.5倍の「竹」(650円)、かつ2倍(ロースカツ2枚)と卵2個を使った「松」(850円)とがあります。
実食評価は56点と書かれています。50点以上はこれだけなのでダントツです。
10年前、子どもが生まれたころずいぶんお世話になりましたが、そのときも490円だったと思います。もしかしたら、内税と外税という違いはあるかもしれませんが、頑張ってるなと思います。
同誌の批評は、「衣が塩っぽい」「肉はちゃんと歯応えもあり、しっかりと豚の旨味も感じられる」「全体的になかなか好印象」と書かれています。
せっかくなので、私も久しぶりに「梅」を食べてみました。
う~ん、そうですね、10年前も思いましたが、油はそれほどギトギトという感じてはなくご飯が少なめ。肉の厚さもほどよく、かつ丼としては比較的さっぱりした感じです。
テーブル席はお茶が常備されていますが、できれば、ほうじ茶ではなく煎茶にしていただきたかったですね。
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第2位は、30点で松乃家のロースかつ丼。ここもロースとんかつ定食が490円なんですね。
近所にもなく、まだお店に入ったことはありませんが、同誌によると「切断されたとんかつのサイズがバラバラ」「ゴムみたいな食感で筋が多くて噛みきれ」ないと書かれています。なんか入りたくなくなったかも(笑)
それでも第2位ですから、3位以下は推して知るべし。
第3位は小諸そばのカツ丼(24点)になっています。小諸そばというのは立ち食いそばですね。ここのカツは、大きなカツに包丁を入れたのではなく、ヒレ肉の一口カツが3つ入っているそうです。差別化をはかってるんでしょうか。
私はここの「ミニカツ丼セット」というのを食べたことがあります。
公式サイトより
味にうるさいわけではないので、まあ、こんなもんかなと、なんとなく食べてしまいましたが、「食感はメンチカツ」「味付けはほどよい」と書かれています。
同点で定食屋チェーンの大戸屋が四元豚のロースカツ重(870円)。チェーン店のカツ丼は400円台後半~500円が多いので、値段としてはこれは別格です。これも未経験ですが、肉も衣も厚いらしいので機会があればチャレンジしたいと思います。
記事には、亀井シヅカというクレジットが入っています。私はこれまで男性ライターとばかりと思っていましたが、肉がかみ切れないという件で「正直、女子には厳しいかも」と書かれているので、女性なんですね。
やっぱり、亀井シヅカというと、政治家のあの方をイメージしちゃいますもんね。
このコーナーも同誌では名物記事なので、また来月が楽しみです。
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