イタリアンファミレスチェーン、一番不味いのはどこ? [食べもの]
イタリアンファミレス。全国にいろいろあります。それらに対して、「一番おいしいお勧めの店」ではなく、「一番不味い店」はどこだという記事が『実話BUNKAタブー』(2013年7月号)に出ています。
「小麦粉だらけの貧乏臭い料理のくせに洒落たイメージがありますが、実際の味はどのようなものでしょう?」とリードに書かれた批判精神旺盛な同誌の記事は、スタッフ6人が実際に各店の料理を実際に食べたそうで、カストリ雑誌などと侮れない本気度ですが、では具体的な評価はどうだったのでしょうか。
いつも前置きが長いので今日はまず結論から。記事のランキングを引用します。
メニューごとに画像つき寸評が各店細かく出ているのですが、ここでは一部引用します。
まず、業界の中で一人勝ちの様相を呈しているサイゼリヤは、「商売として儲かっているから優良なのであって、サービスまで優良とは限りません。否、むしろ低価格がウリなのですから、安かろう不味かろうに違いないと考えるのが妥当でしょう」といきなり対決姿勢でのぞんでいます。
★イタリア料理のキモとも言えるパスタがことごとく不味いんです。「ペペロンチーノ」、「パルマ風スパゲティ」、「カルボナーラ」と順番に食べていったのですが、とにかく不味いんです。そもそもパスタ(麺)の部分が伸びきって腰がカケラも残ってません。完全に給食のソフト麺レベルです。しかも味がスカスカで、どんなソースを絡めたところで、美味しくなるとは思えません。この店にはアルデンテという概念がない.のでしょうか?★
ミートソースボロニア風を頼むと、茹で汁で薄まったジャバジャバの肉汁ソースが皿にたまっていたそうです。
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続いて紹介するのはイタリアントマト。「激マズメニューのオンパレード」という救いのない見出しで酷評しています。
★そんな「イタトマ」で、まず頼んだのは「ミックスピッツァ」です。運ばれてきたものを見て、正直あ然としました。乗っかってるのは、ジャガイモとシーチキンとインゲン…。ミックスピザって普通、サラミとかピーマンとかトマトとかじゃありませんでしたっけ? すでに定義から間違ってます。食べてみると、貧乏臭いだけでなく、味も酷いもの。ピザっていうより、惣菜パンのピザパンです。(中略)
許せるのは、「イチゴのショートケーキ」くらい。悪いことはいいません。ここは喫茶店として利用するだけにしてください。★
カプリチョーザは「お高いチェーン。店員もスカしている」そうです。メニューについては、それまでの2店と違い「不満を言うほどではありません」とのこと。しかし、2店よりも高いのですから、それは当たり前といえば当たり前なのですが。
★「カプリチョーザ」に関しては、やはり値段が高いなりに全体的に味もほどほどの印象です。ただし「カルボナーラ」は濃厚すぎだし、生パスタを便ってるという「フィットチーネ」は、1120円と普通のパスタより高いのに、全然量は少ないし、そもそ大して美味くもありません。なので、ここでは通常の乾麺パスタをオススメします。★
グラッチェガーデンズは、「すかいらーくグループ」のイタリアン・ファミレスです。
★まずは「バーニャカウダ」を食してみます。(中略)正直ソースのアンチョビ味が渡すぎて鼻につきます。おシャレ料理めくせに、生臭くてまったく品のない味です。他メニューで、そこそこ特徴的だったのは「冷製トマtrのスパゲティ」です。個人的な見解なのですが、今までどこで食べても冷たいパスタは、そこそこで失敗したことがなかったので、これも大丈夫だと思ったのですが、完全に裏目に出ました。まったくもって、もうどこかで間違った冷やし中華みたいな味で、意味不明です。チーズとトマトと麺のマッチングというかバランスがバラパラでまとまりが見いだせない味。普通にとっても不味いです。★
最後のジョリーパスタはすき家グループ。同誌はこの時点で、「ブラック企業の巣窟と呼ばれる外食産業」と糾弾。味についても「すき家を感じる下品なパスタ」と貶めています。
★とんでもないジャンクです。油と化調まみれで、まさに「すき家」で出てきそうな味。やっぱりゼンショーなんですね。ちなみに「ミックスピッツァ」は不味かったけど、「特製イカ墨」は、まあまあ美味しかったです。あと席が異様に窮屈でまったく落ち着きません。ブラック企業だから仕方がないですね。★
ということだそうです。
まあ、私の場合は、そもそもイタリアンという料理自体を選択することがほとんどないので、どのメニューもなじみがなく、サイゼリヤとイタリアントマトにしても、同誌に言われるまでもなく、パスタ以外の利用はしていません。
でもまあ、同誌にも書かれていますが、記事の批評のとおりであっても、値段を考えれば、そんなもんかな、という感じですけどね。
それと、カプリチョーザと、サイゼリヤやイタトマは、値段から見て、単純に比較するのはどうなのかなと思います。
より値段を安くして割り切ってもらうというお店と、そこまでの方針がないお店を「うまいかまずいか」で比較すれば、そりゃ、安い店の方が不利に決まってます。
その点で、順位づけにはちょっと疑問がありましたが、いずれにしても、各メニュー細かい観察は参考になると思います。イタリアンに関心のある方には興味深い記事かもしれません。
「小麦粉だらけの貧乏臭い料理のくせに洒落たイメージがありますが、実際の味はどのようなものでしょう?」とリードに書かれた批判精神旺盛な同誌の記事は、スタッフ6人が実際に各店の料理を実際に食べたそうで、カストリ雑誌などと侮れない本気度ですが、では具体的な評価はどうだったのでしょうか。
いつも前置きが長いので今日はまず結論から。記事のランキングを引用します。
行ったら損する不味い店ランキング
(実話BUNKAタブー2013年7月号より引用)
1.イタリアントマト
2.サイゼリヤ
3.グラッチェガーデンズ
4.ジョリーパスタ
5.カプリチョーザ
最低地雷メニュー
(引用元上に同じ)
1.熟成ベーコンのカルボナーラ(イタリアントマト)
2.モッツァレラチーズのトマトクリーム(イタリアントマト)
3.焼き鮭とキノコのペペロンチーノ(イタリアントマト)
メニューごとに画像つき寸評が各店細かく出ているのですが、ここでは一部引用します。
まず、業界の中で一人勝ちの様相を呈しているサイゼリヤは、「商売として儲かっているから優良なのであって、サービスまで優良とは限りません。否、むしろ低価格がウリなのですから、安かろう不味かろうに違いないと考えるのが妥当でしょう」といきなり対決姿勢でのぞんでいます。
★イタリア料理のキモとも言えるパスタがことごとく不味いんです。「ペペロンチーノ」、「パルマ風スパゲティ」、「カルボナーラ」と順番に食べていったのですが、とにかく不味いんです。そもそもパスタ(麺)の部分が伸びきって腰がカケラも残ってません。完全に給食のソフト麺レベルです。しかも味がスカスカで、どんなソースを絡めたところで、美味しくなるとは思えません。この店にはアルデンテという概念がない.のでしょうか?★
ミートソースボロニア風を頼むと、茹で汁で薄まったジャバジャバの肉汁ソースが皿にたまっていたそうです。
続いて紹介するのはイタリアントマト。「激マズメニューのオンパレード」という救いのない見出しで酷評しています。
★そんな「イタトマ」で、まず頼んだのは「ミックスピッツァ」です。運ばれてきたものを見て、正直あ然としました。乗っかってるのは、ジャガイモとシーチキンとインゲン…。ミックスピザって普通、サラミとかピーマンとかトマトとかじゃありませんでしたっけ? すでに定義から間違ってます。食べてみると、貧乏臭いだけでなく、味も酷いもの。ピザっていうより、惣菜パンのピザパンです。(中略)
許せるのは、「イチゴのショートケーキ」くらい。悪いことはいいません。ここは喫茶店として利用するだけにしてください。★
カプリチョーザは「お高いチェーン。店員もスカしている」そうです。メニューについては、それまでの2店と違い「不満を言うほどではありません」とのこと。しかし、2店よりも高いのですから、それは当たり前といえば当たり前なのですが。
★「カプリチョーザ」に関しては、やはり値段が高いなりに全体的に味もほどほどの印象です。ただし「カルボナーラ」は濃厚すぎだし、生パスタを便ってるという「フィットチーネ」は、1120円と普通のパスタより高いのに、全然量は少ないし、そもそ大して美味くもありません。なので、ここでは通常の乾麺パスタをオススメします。★
グラッチェガーデンズは、「すかいらーくグループ」のイタリアン・ファミレスです。
★まずは「バーニャカウダ」を食してみます。(中略)正直ソースのアンチョビ味が渡すぎて鼻につきます。おシャレ料理めくせに、生臭くてまったく品のない味です。他メニューで、そこそこ特徴的だったのは「冷製トマtrのスパゲティ」です。個人的な見解なのですが、今までどこで食べても冷たいパスタは、そこそこで失敗したことがなかったので、これも大丈夫だと思ったのですが、完全に裏目に出ました。まったくもって、もうどこかで間違った冷やし中華みたいな味で、意味不明です。チーズとトマトと麺のマッチングというかバランスがバラパラでまとまりが見いだせない味。普通にとっても不味いです。★
最後のジョリーパスタはすき家グループ。同誌はこの時点で、「ブラック企業の巣窟と呼ばれる外食産業」と糾弾。味についても「すき家を感じる下品なパスタ」と貶めています。
★とんでもないジャンクです。油と化調まみれで、まさに「すき家」で出てきそうな味。やっぱりゼンショーなんですね。ちなみに「ミックスピッツァ」は不味かったけど、「特製イカ墨」は、まあまあ美味しかったです。あと席が異様に窮屈でまったく落ち着きません。ブラック企業だから仕方がないですね。★
ということだそうです。
まあ、私の場合は、そもそもイタリアンという料理自体を選択することがほとんどないので、どのメニューもなじみがなく、サイゼリヤとイタリアントマトにしても、同誌に言われるまでもなく、パスタ以外の利用はしていません。
でもまあ、同誌にも書かれていますが、記事の批評のとおりであっても、値段を考えれば、そんなもんかな、という感じですけどね。
それと、カプリチョーザと、サイゼリヤやイタトマは、値段から見て、単純に比較するのはどうなのかなと思います。
より値段を安くして割り切ってもらうというお店と、そこまでの方針がないお店を「うまいかまずいか」で比較すれば、そりゃ、安い店の方が不利に決まってます。
その点で、順位づけにはちょっと疑問がありましたが、いずれにしても、各メニュー細かい観察は参考になると思います。イタリアンに関心のある方には興味深い記事かもしれません。
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