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清水健太郎、5度目の逮捕の後に元妻も逮捕されていた [芸能]

清水健太郎が、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で2010年8月18日に逮捕された。薬物による逮捕としては5度目だった。だが、事はそれで終わらなかった。犯罪の影に女ありというのか、2011年11月1日に、元妻であった森香名子も逮捕された。自宅でポリ袋に小分けした覚せい剤計約2.5グラムを台所のガスコンロに所持。その後の検査で覚せい剤の陽性反応が出た上、自宅からMDMAなども見つかったため送検された。

森香名子は01年に清水健太郎と結婚したが、04年に離婚。ただ、覚せい剤は清水健太郎から教えてもらい、使うようになったと供述している。

普通、離婚というからには相当の理由があるわけだし、もともと赤の他人なんだから、関係を切るために離婚するはずだが、離婚してもそういう形でつながっているというのは、第三者的に見るといささか奇妙な気もする。

いずれにしても、今回は清水健太郎自身のことではないが、自業自得でまた名前を取りざたされることになってしまった。

覚せい剤逮捕は再々犯もめずらしくないが、清水健太郎ぐらいこのことでマスコミに名前を取り沙汰された人物はめったにいないだろう。

いくら話題になった者勝ちの芸能界といえども、ここまで身も名声もボロボロになったら更生が遠のくだけである。

清水健太郎は1952年生まれ。足利工業大卒業後、1976年に『失恋レストラン』でデビューした。同曲はヒットしてレコード大賞新人賞を受賞。紅白歌合戦にも出場した。

歌だけではなく、「暴走の季節」(1976年)「トラック野郎 男一匹桃次郎」(1977年)「総長の首」(1979年)など東映作品を中心に映画にも数多く出演している。

最初の逮捕は、少し仕事が減ってきた83年4月28日。大麻不法所持現行犯だった。自宅居間からは、大麻たばこ1本(約1グラム)が発見された。同時期に萩原健一やふとがね金太らも逮捕され、芸能界の「大麻汚染」がマスコミをにぎわせた。このときは起訴猶予処分だった。

2度目は86年11月4日。ジョー山中とともに築地署にやはり大麻取締法違反で逮捕された。京都市内のホテルで大麻4グラムを所持し、3人で大麻を回した疑いである。

その中にいた清水健太郎の「女友達」が、大麻80グラム、約40万円相当を所持したところを現行犯逮捕され、清水健太郎の大麻吸引を自供したために捕まった。

彼女は逮捕当時、マスコミには金田敬子と紹介された銀座のクラブのチーママだったが、かつては岡麻美の名でポルノ女優として活躍していた。

何度も逮捕された清水健太郎だが、芸能界からスッパリ足を洗ったわけではなく、出所後はまた芸能活動している。

若い頃から芸能界にいたのでつぶしが利かないのかもしれないが、再犯の温床はそういうところにもあるのではないだろうか。

人間関係や環境を一新する意味で、清水健太郎自身が別の生き方を選択してもいいのではないだろうか。

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