SSブログ

レッドパージ(日本共産党の動揺と戦犯復帰の50年) [戦後史]

◆1950/7/24 レッドパージ

6月25日に朝鮮戦争が開始されると、マッカーサーは日本共産党の幹部だけでなく、党員やその同調者へと弾圧の範囲をさらに広げた。

社会に影響力を持つマスコミ機関から民間産業・政府機関に至るまでおよそ1万2000名に上る活動家が、MP(憲兵)や日本の武装警官の直接の弾圧で追放された。

戦後史上の一大事である

反共労組の幹部はそれに対して「赤色分子」のリストを作り、パージを黙認したり、積極的に協力したりした。

こうして、労働運動も指導権は階級主義の産別会議から、反共・親米・労使協調の民主化同盟(民同)の手にうつり、一時的な弱体化を余儀なくされた。

レッドパージ(red purge)は、連合国軍占領下の日本において、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ/SCAP)総司令官ダグラス・マッカーサーの指令により、日本共産党員とシンパ(同調者)が公職追放された動きに関連して、その前後の期間に、公務員や民間企業において、「日本共産党員とその支持者」と判断された人びとが次々に退職させられた動きを指す。1万を超える人々が失職した。(中略) 1950年に電気通信省、旭硝子、川崎製鉄で追放解雇・免職にされた3人が、思想・良心の自由に対する侵害であるとして2004年に人権救済を申し立てた事をきっかけに、2008年現在、70人により同様の申し立てがされている(3人については2008年、日本弁護士連合会より救済勧告)。(wikiより)


レッドパージ・ハリウッド

商品副データ赤狩り体制に挑んだブラックリスト映画人列伝上島春彦作品社この著者の新着メールを登録する発行年月:2006年07月登録情報サイズ:単行本ページ数:399pISBN:9784861820717【内容情報】(「BOOK」データベースより)1950年代、赤狩りの嵐吹き荒れるアメリカで、左翼脚本家・監督・俳優たちは、いかに戦い、どのような作品を残したのか。
隠された歴史を丹念に洗い出し、克明に記録する、レッドパージ研究の完全決定版。
【目次】(「BOOK」データベースより)第1章 闘いの始まり?チャップリン、ハリウッド・テン、HUAC/第2章 ジョン・ガーフィールドと「彼の」脚本家?クリフォード・オデッツ、エイブラハム・ポロンスキー/第3章 ある「透明人間」の人生?ベン・マドウ/第4章 保護者の栄光と悲惨?フィリップ・ヨーダン/第5章 あなたは現場にいるのです?『ユー・アー・ゼア』トリオ/第6章 『拳銃の報酬』?ハリー・ベラフォンテとポロンスキー/第7章 協力的証言者?エリア・カザン/第8章 『ローマの休日』の脚本家?ドルトン・トランボ/第9章 『黒い牡牛』とロバート・リッチ?キング兄弟、トランボ/第10章 ブラックリストの廃棄?カーク・ダクラス、オットー・プレミンジャー、トランボ/終章 ゴードン・ヒチンズ・インタヴュー【著者情報】(「BOOK」データベースより)上島春彦(カミジマハルヒコ)1959年長野県生まれ。
映画評論家・編集者。
国学院大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)この商品の関連ジャンルです。
本 > エンタメ・ゲーム> 映画> 映画全般(外国)

 


タグ:戦後史
nice!(30)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 30

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

Copyright © 戦後史の激動 All Rights Reserved.
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます