『今すぐ使えるかんたんGoogleアナリティクス』(株式会社プラグマティック・テクノロジーズ著、技術評論社)を読みました。Googleアナリティクスの機能を図解で示しながら、効率的な使い方を解説しています。サイト(ブログ)の閲覧者を分析し、アクセスアップを行うために何が必要かを教えてくれます。
これまで、このブログでは、アクセス解析に関する記事を、何と4記事も書いていました!
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『無料でできる!世界一やさしいGoogle Analytics●アクセス解析●入門』でアクセス解析の神髄を知る
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『Googleアナリティクス基礎講座』で自分のブログを徹底解析
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無料アクセス解析ツール比較、あなたは何をお使いですか?
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So-netブログ、アクセス解析の怪
そして、今回また、『今すぐ使えるかんたんGoogleアナリティクス』を読んでいる私。
ということは、いまだに、アクセス解析ツールを使いこなしていない(汗)ということです。
本書は、数あるアクセス解析ツールの中で、無料かつもっとも高機能なGoogleアナリティクスを、自分のサイト(ブログ)に設置することで、何がわかるのか、という機能紹介が中心の書籍です。
中には、その機能によって集められたデータをどう解析するか、ということに力点をおいた書籍もありますが、初心者がいきなりそれを読んでもよくわからないし、むしろ使いこなすことを諦めてしまうでしょう。
私も未だにむずかしいですから。
そこで、振り出しに戻る、ではありませんが、改めて、Googleアナリティクスについて、本書で最初から勉強し直そうと考えたわけです。
自分のブログである以上、自分が書きたいことを書くというのは大切ですが、それだけでなく、どのような閲覧者のニーズに支えられているか、ということも知っておいたほうがいいのではないかと思います。
自分のブログで、どのページが人気があるのか、逆に離脱が多いページはどのページか、など、興味がありませんか。
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機能を知り効率的に使うことでアクセスアップを狙う
本書は全9章、section85まであり、1sectionあたり2~4ページの図解で構成されています。
そのうち、section08までが設定の説明なので、全部で77のGoogleアナリティクス機能を紹介しているわけです。
とても全部はご紹介しきれませんが、ほんの一部だけご紹介します。
アクティビティ
「リアルタイム」→「サマリー」で、サイトで発生した時点でユーザーのアクティビティを確認できます。
サイトに現在アクセスしているユーザー数、ユーザーの所在地、参照元のキーワードやサイト、ユーザーが閲覧しているページ、発生しているコンバージョン数などがわかります。
アクセスする源泉
「集客」→「サマリー」で、閲覧者のアクセスする源泉がわかります。
So-netブログの解析サービスは、どこの検索エンジンから入ってくるのか、だけをしらべていますが、Googleアナリティクスは、検索エンジンからやって来たユーザー(Organic Search)なのか、あるサイトのリンクからやってきたユーザー(Referral)なのか、URLを直接アドレバーに入力したユーザー(Direct)なのか、Naverまとめやツイッターやフェイスブックでやってきたユーザー(Social)なのか、までさらに詳しく調べてくれます。
ランディングページと離脱ページ
「行動」→「ランデイングページ」で、「訪問」の最後に閲覧されたページの統計を、「行動」→「離脱ページ」で、「訪問」の最後に閲覧されたページの統計もとってくれます。
ランディングページには、「直帰率」の統計もとってくれます。要するに、そのページだけ見て閲覧者は他サイトに行ってしまったということです。即そのページがつまらないとは限りませんが、より自サイトに長くいてもらい多くのページを閲覧してもらうための参考にします。
本書はこうした機能を紹介しながら、数字の目標を設定したり、日々のアクセス解析を効率化させたりすることも教示しています。
こういうデータは、やはり数字が大きくなったほうが楽しいのです。
そこで、アクセス解析を見ると、「よし、もっとたくさん更新しよう」とか、「アクセスがもっとあるといいな」と思ったりします。
目標を明らかにして、モチベーションを高めてくれる役割が、アクセス解析ツールにはあると思います。
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