『できる100の新法則 Google Search Console これからのSEOを変える基本と実践』(村山佑介、井上達也、できるシリーズ編集部共著、インプレス)という書籍をご紹介します。多機能ゆえに敷居が高いサイト(ブログ)解析サービスですが、リファレンスマニュアルとして本書を利用することで、サイト(ブログ)運営に役立つと思います。
本書ご紹介の前に、
2月1日にあったことから書きます。前置き多謝
Facebookのタイムランに、「OneDriveの容量縮小を拒否する手続きは本日まで。オプトアウトのしかた」というタイトルのブログ記事のシェア情報が、流れてきました。
以前ご紹介したように、一部の無茶な使い方をしたユーザーが出たことがきっかけとなって、OneDriveの容量が、有料ベースで「無制限→1TB」、無料では「15GB→5GB」に減ってしまうことになりました。
⇒
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ただし、シェア情報には、これまで15GB使っていた人は、「本日」まで「容量縮小を拒否する手続き」をすることで、引き続き15GBを使い続けることができると書かれていました。
「本日」というのは、アメリカ時刻で1月31日までと記されています。
その時点で見たのが2月1日午後。
もう間に合わないかなと思ってアクセスしたら、ギリギリ間に合いました。
そこで、一応私からの「シェア」で、他の人にも情報を流しておいたのですが、他の方には間に合わなかったようです。
シェアした書き込みに、Facebookの拡充された評価機能「ひどいね!」がついていたので、一瞬びっくり。
「なんか、ひどいことしたのかな」と心配してしまいました。
「ひどい」のは、手続きしなけりゃ容量減らす、としたマイクロソフトであって、ギリギリにシェアした私ではないですよね。
みなさんは、OneDriveの容量縮小を拒否する手続き、間に合いましたか。
OneDriveは、ソフトウエアを立ち上げることもできるので、なかなか貴重なスペースです。
それにしても、Facebookの機能拡張は、問題ありですね。
「いいね!」「超いいね!」「うけるね」「すごいね」「悲しいね」「ひどいね」の6つに増えたわけですが、悪い評価をつけられたら、今回のように、話題に対するものなのか、情報の発信者自身に対するものなのか、わからないと誤解や齟齬を生むだけです。
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しっかりとブログを作り込むためのツール
ということで、前置きが長くなりましたが、善意でシェアしたものが「ひどいね」扱いされたので、ヒトコトしたくなりました。
さて、『できる100の新法則 Google Search Console これからのSEOを変える基本と実践』は、どんな本かといえば、Google Saerch Consoleを解説した本です。
Google Search Consoleとは、「ウェブマスターツール」と以前呼ばれていた、Googleが提供する無料ツールです。
「Google 検索結果でのサイトのパフォーマンスを監視、管理できる Google の無料サービス」(Google公式サイトより)と紹介されています。
要するに、自分のサイト(ブログ)に、どんな経緯でどのくらいアクセスがあったか、Googleはそのサイト(ブログ)をきちんと認識(インデックス)しているか、といった自サイトの詳細な情報が手に入る解析サービスです。
大切に育てていきたいサイト(ブログ)に対しては、必須のサービスです。
ただ、こういう多機能ツールというのは、普段使っていても、すべての機能を把握しておらず、せっかく用意されている機能を使わないまま、ということも少なくありません。
そこで、本書は、初心者だけでなく、Google Saerch Consoleを普段から使っている人も、ぜひ手元においておきたい1冊です。
ひとつの機能を、1~4ページで解説しています。
たとえば、検索キーワードの分析に欠かせない「検索アナリティクス」の活用、スマートフォンやタブレットパソコンなどの表示に関する「モバイルフレンドリー」の対応、元のサイトのSEO効果を失わずに他のドメインに移転する方法などがあります。
So-netブログは、画像1000MB迄という「壁」があり、そのために、新たにブログを作ったり、他のブログサービスに移転されるパターンをしばしば拝見しますが、その場合、新たにブログを始めても「1からスタート」になります。
その点、本書には、それまでの旧サイトにおけるGoogleの評価を新サイトにそのまま移行できるテクニックも紹介されているのです。
購入者は、本書の電子書籍(PDF)を無料でダウンロードできる特典があります。
リファレンスマニュアルとして、必携の1冊だと思います。
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