『象印 ガラス魔法瓶2.2L エレガンスフラワー AB-RB22-FC』というガラスタイプの魔法瓶を我が家で使うことにしました。魔法瓶なので電気を使わず、ガラスなのでステンレス製のようににおい移りを気にすることもありません。エレガンスフラワーのデザインもいいと思いました。
使おうと思った電気ポットの内部に、小さなサビを見つけたので、買い換えることにしました。
厳密に言うと、我が家は火災以来、家具もシンプルに行こうと決めており、電気ポットではなく、その都度やかんでお湯を沸かして移し替え保温する「魔法瓶」を使っていました。
で、魔法瓶の中蓋のゴムの部分が壊れてしまい、替えゴムは製造が終わっていたので探すのが困難なため私の実家から電気ポットを持ってきたものの、しばらく使っていないものだったため、中に錆びを発見したのです。
では、何に換えるか、ということですが、私たちの食卓に通常存在するお湯関連の器具といえば、「
電気ポット」「
電気ケトル」「
魔法瓶」の3種類があります。
それぞれ特徴をかんたんにまとめると、こんなところでしょうか。
電気ポット
沸かして保温する。2リットル以上のお湯をいっぺんに沸かしてそのまま保温する
電力必要
電気ケトル
簡単に述べると電気やかん。
0.5リットルぐらいの熱いお湯を欲しい時にその都度沸かす。
電力必要。
魔法瓶
保温器。1~3リットルまである。
メーカーによって、マホービン(象印)、まほうびん(タイガー)など表記が異なる。
電力は使わない。
といったところで、冒頭に書いたように、今回も魔法瓶でいくことにしました。
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決め手は「ガラス」タイプ
今まで使っていたのは、魔法瓶の2リットルステンレスタイプだったのですが、実家で使っている象印の「マホービン(AG-KD10)」がいいなあと思ったので、
その2~3リットルサイズのタイプを探していました。
魔法瓶には、中がガラスタイプと、ステンレスのタイプがありますが、実家の「AG-KD10」はガラスタイプです。
ステンレスタイプに比べて、ガラスタイプの最大の違いは「におい移り」がないことです。
ガラスマホービンは、飲み物のにおい移りを抑えるそうなので、お湯そのものだけでなく、紅茶やお茶も気にならずに使えます。
とくに使い始めの頃は、どうしても気になりますよね。
また、一見ガラスのほうが取り扱いがむすがしそうですが、たとえばいきなり氷をガラガラっと流しこむような使い方をしなければ、外側からのショックは意外と強いようです。
それに、ステンレス製は、今回の電気ポットの錆びを経験したので、その点でもガラス製を希望していました。
その結果、象印に、2.2リットルタイプのガラスタイプマホービン『AB-RB22-FC』があったので、それを選びました。
1リットルタイプの『AG-KD10』はもちあげて注ぐタイプなので、ちょっと形が違うんですけどね。
今回購入したのは軽く押すだけで給湯できることと、電気ポットと比べると電源コードがないので、誤って隣においてあるものをひっくり返す、なんてことにならないのもいいと思いました。
そして、象印のガラスタイプは
日本製です。
ステンレスタイプは、他社も
中国製が多いですね。
中国製だから、すべてダメということではありません。
でも、これまでの報道を見ると、子供のおもちゃやドンブリから重金属が検出されたり、自転車のブレーキからアスベストが出てきたり、野菜からは日本で認められていない農薬が見つかったりと、中国製はちょっと信用しにくいですよね。
まあ、気にしない人は気にしないのでしょうけど、毎日口に入れるものなので、私は少なくとも今回は気にすることにしました。
「錆び」の真相
「錆び」については以前、「
ホーロー製の調理器具、「赤さび」は危険か?」という記事に書きました。
使っていたホーロー鍋にサビが出たため、メーカーに問い合わせたところ、「さび」は化学的に言うと、一部の煽りサイトや非科学的な煽り本が書いている
Fe2O3(酸化鉄)ではなく、
酸化水酸化鉄(III)FeO(OH)(オキシ水酸化鉄)であり、結論は「深刻な問題ではない」とのことでした。
たとえば、酸化鉄は、「黄酸化鉄」といわれる「赤さび」も含め、ファンデーションやアイシャドウなど、化粧品の着色顔料として長きにわたって使われています。
つまり、女性のお化粧は、言い換えれば「錆び」を塗っているということです。
しかし、錆びているとわかって、ゴクゴク飲む気にはなれないし、腐食が始まっているということは、いずれ腐食が進み使えなくなるので、遅かれ早かれ買い替えだろうと思いました。
今度は大事に使います。
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