陳皮（みかんの皮）＋ヨーグルトの花粉症対策、今年も始めました

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陳皮（みかんの皮）＋ヨーグルトの花粉症対策、今年も始めました。といっても私は花粉症ではないので妻の話です。「そんなもん、民間療法だろ。病院で薬を処方してもらえばいいだろう」と思われるかもしれませんが、事情があり、毎年この対策です。

みかんの皮が花粉症に効く、という話はネットを検索するとちょいちょい出てきます。

@model_elly 花粉症大変ですね、華丸大吉さんの番組でやってたのですがみかんの皮（陳皮）とヨーグルトを混ぜて食べると花粉症にいいっていってました。みかんの皮（陳皮）の簡単な作り方です。 pic.twitter.com/LIA8OntSrM
— まさやん (@menra_ki_su) March 19, 2016

エビデンスがあれば医師が処方していますから、もちろん民間療法でしょう。

ただ、そう高いものでもないし、みかんの皮自体は、陳皮という漢方薬として漢方処方されます。

自己責任で個人が試しても良いでしょう。

また、乳酸菌が多く含まれるヨーグルトは、免疫システムの約60％が集中しているといわれる腸内細菌のバランスを保ち、善玉菌を活性化させることで、花粉症の過敏な反応を和らげる効能が期待され、予防効果の高い食品の一つとして広く紹介されています。

花粉症は耳鼻科で薬を処方してもらえますが、私の妻は13年前の火災の後遺症で、抗生剤や気管支炎の薬を常用しているため、これ以上薬を増やしたくないという切実な理由により、数年前から始めました。

以来、毎年この民間療法のお世話になっています。

毎年ということは、症状が改善されている実感がある、ということです。

まあ、このへん、「効く」とか書けないんですけどね。

抗炎症作用と抗アレルギー作用

特産ミカンで花粉症緩和、愛媛大が商品開発 https://t.co/6qqTzmbmvr
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) February 24, 2024

愛媛大学大学院の研究によると、ミカンの皮に含まれるフラボノイドの一種であるノビレチンと、乳製品に含まれるタンパク質β-ラクトグロブリンが、花粉症の症状を緩和する可能性があることが示されています。

この研究では、これら2つの成分を同時に摂取することで、花粉症などのアレルギー症状が大幅に和らげられることが確認されました。

具体的には、ノビレチンは抗炎症作用があり、β-ラクトグロブリンには抗アレルギー作用があるとされています。実験では、これらの成分を培養細胞に作用させた結果、アレルギー反応の一つである脱顆粒が抑制されることが確認されました。

また、スギ花粉によるアレルギー症状を持つマウスに対する実験では、ミカンの皮とヨーグルトを同時に摂取させたところ、くしゃみの回数が有意に減少したそうです。

論文は動物実験の段階ではあるのですが、紅茶キノコや抗がん健康食品のように、すぐに消えることなくずっと市場を形成しているので、改善を実感する人は妻以外にもいるのでしょう。

ミカンもヨーグルトも身近な食材です。

食事の延長で試すことは問題ないと思われますが、ではミカンの皮はどこで調達するか。

そのまま食べるのは苦そうだし、何よりも外皮は農薬や汚れなどが気になります。

そこで毎年、業者からみかんの皮の粉末を購入しています。

和歌山県産のみかんの皮を殺菌して粉末にしたものです。

研究を行った愛媛大学大学院の菅原卓也教授によれば、摂取量の目安は一日にノビレチン0.5ミリグラムとヨーグルト150ccとのこと。

毎年購入しているみかんの皮の粉末は、商品説明によれば100グラムに含まれるノビレチンが31ミリグラムでした。

スプーン一杯を測ってみたところ3グラムだったので、ヨーグルトは75グラムの小さいカップヨーグルトに混ぜていただきます。

みかんの爽やかな香りはしますが、味はほとんどなし。

わずかに苦味があるものの、気になるほどではありません。

皮を乾燥させたものだけに舌触りはザラザラしていますが、ヨーグルトに混ぜてしまえばそれも気になりません。

これを毎日食べ続けるだけの花粉症対策です。

くしゃみは減ったが……

で、「改善」についてですがか、先程も書いたように、妻の実感としてくしゃみは減っているそうです。

ただ、他の条件、疫学調査で言う「交絡因子」もありますので、この療法だから、とは云えません。

また、これをすれば大丈夫、という本人の自己暗示もあるかもしれませんからね。

でもまあ、本人が、くしゃみがへって、続けたいということなら、続けてもいいのかなと思っています。

私は、業者から購入しましたが、ご自身で購入されたみかんの皮を利用されても構いません、ただし自己責任で。

まだ、わずかですが、みかんは売ってますよね。

ただ、これが申し分のないパーフェクトな対策、と太鼓判を押せるわけではないので、ほかにも効果がありそうなことがあれば、たぶん妻は積極的に実践するのではないかと思います。

可能なら、複数の対策をとれたらいいですよね。

花粉症で悩んでいる方は、どんな対策をたてておられますか。