ヒメウズラ、自主放鳥で家を飛び出し厳冬一昼夜、翌朝生還 [生活]
自主放鳥で家を飛び出してしまったヒメウズラ。寒空で絶望視しておりましたが、翌朝、ピイピイと鳴いて窓の下におりました。ヒメウズラは寒いところが苦手と言われますが、諦めずに探すことが大切だと思いました。
以前、『姫ウズラ飼育日記』というKindleをご紹介したことがありましたが、
姫ウズラ飼育日記:改訂版ガタピシ車でいこう!!(山本マサユキ著)は、飼育するヒメウズラとの日々を描いたKindle。ヒメウズとの出会いから飼育上のノウハウやエピソード、改訂版として初版リリース以降のウズラの近況を報告。私も本書をもとにヒメウズラ孵化させました。https://t.co/5CUpjlMJvA pic.twitter.com/KX6sIJxMng
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) December 1, 2023
その記事の中で、我が家でも、昨年11月17日に、ホワイトのヒメウズラが1羽かえったことを書きました。
ヒメウズラ、誕生 pic.twitter.com/Qfalz3qEVH
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) November 20, 2023
名前は「めばえ」。
ホワイトは、ヒメウズラの中でもいちばん人気がありまして、とくに我が家でかえったのは、面構えもキジやハトに似ていて、毛並みもきれいで、ヒメウズラにしては手のひらからはみ出すサイズで、人間に対する反応もあることから、もしかしたらちかい先祖に別の鳥の遺伝子が入っているのかもしれません。
鳴き声や仕草からオスではないかと思いましたが、いずれにしてもヒメウズラはツガイで行動するそうなので、1羽飼いでは可愛そうかなと思い、さらに鶉卵3個をヤフオクで落札。3つとも12月22日にかえりました。
それぞれ、バイドはブー、シナモンはフー、シルバーはウーと命名。
しかし、そのうちブーが、障害というほどではなかったと思いますが、転びやすく、どうもそれが原因で、今年の1月2日に、急にたてなくなるばかりか頭もがらなくなり、あっというまに亡くなってしまいました。
残りの2羽は、いつもくっついて行動をともにしているのですが、少なくとも1羽はメスかもしれないと思われ、1月10日に3羽の同居を開始しました。
ホワイトは、必死に2羽をつついたり追いかけたりして仲間になろうとしているのですが、2羽は逃げるのみ。
うーん、こういうことなら、もっと小さい時に同居させてやればよかったかなと後悔しておりました。
我が家のヒメウズラ成育
そんな毎日で、ホワイトはストレスが溜まったのか、さる23日の朝、わずかに空いていたケースの天井から飛び出し、さらにわずかに空いていた窓から外に飛び出して(地面に落ちて)しまったのです。
我が家は築年数が古く、隣家との境ギリギリまで建っているため、窓の下に落っこちてしまったホワイトを救い出すことができません。人間が入るほどのスペースがないのです。
そのうち、雑草の中に隠れてしまい、鳴き声も聞こえなくなってしまいました。
すると、家の中で、それまで逃げ回っていたシナモンとシルバーが、首を伸ばして、孵化以来初めてキュ~と外まで聞こえるヴォリュームで鳴いたのです。
いつもいるホワイトがいなくなったことに気づいたのか。
それとも、人間には聞こえない、ホワイトからなにがしかのSOSが聞こえてきたのか。
いずれにしても、窓の下の雑草からはカサッという物音すら聞こえなくなり、日が暮れてからも何度も懐中電灯で照らしたのですが、何も動く気配はなく、さすがに諦めざるを得ませんでした。
だって、寒さに弱いヒメウズラが、いくら一昔前より暖冬といったって、10度以下の環境で生きるとは思えませんからね。
夜が明けたら、窓の下に土か籾殻でもかけてやろうと思って、がっかりしながら一晩過ぎました。
寒い屋外で一晩頑張った、感動した!
自主放鳥で家を飛び出してしまったヒメウズラ。寒空で猫もウロウロしているので絶望視しておりましたが、翌朝、ピイピイと鳴いて窓の下におりました。ヒメウズラは寒いところが苦手と言われますが、諦めずに探すことが大切だと思いました。#ヒメウズラ #姫うずら #ひめうずら pic.twitter.com/jTHNwC3TB5
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) January 24, 2024
ところが翌朝、妻がホワイトの鳴き声から、まだ窓の下で生きていることを確認。
妻は隣家の塀に回って覗き込もうとして、慌てて転んで手のひらにケガまでしてしまいましたが、棒でつついて動かし、なんとか確保しました。
いやー、並ウズラならともかく、ずっと温度管理をしていたケースの中で育ったヒメウズラが、冬の野外で寒さに耐えて生きていたのです。やっぱり別の鳥の遺伝子が入っているのかも。
ただ、一晩でも野外で過ごした以上、感染症のリスクもないわけではないので、ただちに2羽との同居というわけにはいかず、現在は単独のケースで隔離しています。とくに糞がおかしいとか、体がよわっていると言ったことはなく、元気です。
砂場を用意しても砂浴びをしないので、羽がたぶん、目に見えない外の汚れをもったままだと思うので、今しばらく様子を見るつもりです。
こんなペット生還のご経験はありませんか。
姫ウズラ飼育日記: 改訂版 ガタピシ車でいこう!! - 山本マサユキ
よくカラスに獲られなかったですね☆彡Σ(゚Д゚)スゲェ!!
by 赤面症 (2024-01-28 01:13)
セキセイインコには逃げられました。
by コーヒーカップ (2024-01-28 02:28)
無事に戻って良かったです!
by shiho (2024-01-28 05:23)
おはようございます^^
それはそれは 感動の生還ですね。
これからも無事で元気に過ごせますように。
我が家は生き物を飼うのに適していないのか? 誰も飼いたいと言いません。
by mm (2024-01-28 06:22)
以前 TV でスーパーで買ったウズラの卵を孵卵器に入れたら雛が孵ったということを取り上げていました。
小学生だったかな?
その子はさらに卵を買ってきて(スパーではなかったかもしれません)何羽も育てたというようなことでした。
可愛いでしょうね。
by センニン (2024-01-28 07:52)
隙間だったから外敵に見つからなかったのかな?ちょっと泣きそうだよ。無事で何よりです。
by pn (2024-01-28 08:00)
おはようございます!
むかし、オヤジが外に小鳥小屋を作って
飼っていましたが。 脱走しても夕方には
帰って来たのを思い出しました (^-^)!
by Take-Zee (2024-01-28 08:41)
うわ~感動話、戻って来てくれて良かったですね。
経験話...雛から育てた文鳥、ベランダから逃げられて
人目を気にせず呼び続けたら
戻って来ました。 思い出し( ;∀;)
by 馬場 (2024-01-28 15:52)
無事に帰ってきて良かった!!!!
by 風太郎 (2024-01-28 16:12)
良かったですね。
by yoko-minato (2024-01-28 16:40)
可愛いですね♪
帰って来て良かった♪
by てんてん (2024-01-28 20:48)
寒い時期だったので、かえって外敵に襲われる
ことがなかったのかも。
最近は変な外来種も多いので・・・
by tai-yama (2024-01-28 22:51)