『中国あるアル』で、顔だけでなく人生観も変わるか? [生活]
『中国あるアル』というチャンネルが話題になっています。女性が楽しそうに化粧をしながら最後は別人のように変身するショート動画に絶賛のコメントが次々ついています。私も、いつの間にか楽しみになってしまい、チャンネル登録をしています。(画像は下掲トップの動画より)
人は見た目でわかるか? という議論が以前からあります。
いや、わかるか、わからないかではなく、さしあたってそこで判断するのは、順当だと思います。
だって、相手の心の中なんてわからないでしょう。
でも、その人に対して判断をくださなければならない。
さすれば、「見た目」、まああとは「学歴」とか「職歴」などになってしまうわけです。
しかし、そうなると、「見た目」に自信のない人はどうすればいいのか。
「見た目」をどう評価するかは、人によって様々かもしれませんが、問題は、見た目に自信がない、というその人自身の気持ちです。
毎日の生活が、それだけで楽しくなくなってしまうではありませんか。
ただでさえ、人生は一切皆苦なのに、さらに自分のせいではない苦悩を抱え込むなんて。
「うちの血統は、代々醜顔だから……。もう諦めています」
馬鹿言っちゃいけません。
たかが、「見た目」で人生観に影響を与えるのなら、「見た目」を変えてしまえばいいではありませんか。
変わることで気持ちも軽くなります。
整形?
いえいえ、そんなものは今や時代遅れです。
毎日、気分と流行を反映した顔に変えられるのは、化粧テクニックです。
……というわけで、現在人気沸騰なのが、『中国あるアル』というYouTubeチャンネルの『中国化粧』です。
顔が変わるだけでなく心も楽しそう
1分間のショート動画の中で、目の腫れぼったい、容姿に自信のなさそうな人が出てきて、BGMに合わせて化粧を進め、エンディングでは別人のようになっている、というストーリーです。
【中国化粧】化粧以上にパフォーマンスが完璧な件 https://t.co/aAFJharaEK @YouTubeより コメントではこの方が一番人気ですね
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) June 22, 2023
【中国化粧】この人いっつも楽しそう https://t.co/1H2VHfEweB @YouTubeより 保積ぺぺそっくりなんだけど、見事に化ける
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) June 22, 2023
参考になると思います。 Professional makeup artist, beauty secrets, Mekup Art, look beautiful, ... https://t.co/Rmb7ZQIJTj @YouTubeより
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) June 22, 2023
もちろん動画だからですが、実に楽しそうに化粧をして、変わっていくのです。
ちなみに、いちばん上の人はコメントがもっとも付く人気ナンバーワンで、動画の時点で48歳という説があるのですが、首を見ると、そこまではいっていないような気もします。
首に年齢って出ますからね。
でもまあ、こういうコンセプトには、必ずケチを付ける人がいるのです。
たとえば、人を美醜で判断するなとか。
ルッキズムとかね。
でも、「見た目」がよくなりたい⇒こうやって変わりましたよっていう「エンタメ」。
顔にメス入れなくたって、十分、顔も心も変わるんだなってことがわかっただけでも、すごく楽しいじゃないですか。
それで救われる人が、どれだけいることか。
中国発だから嫌だとか?
いや、そういう了見なら、中国製に満ちている100円ショップで物買うなよな、という話までもってこないとね。
努力して解決できるならした方がいい
以前、橘玲というライターが、人生は遺伝子や血統、人種など決まる。無意味な努力を続けるよりも、自分だけ のニッチを見つけそれでミニマルに生きていくしかない、という内容の書籍を出しているのに対し、YouTuberのrの住人ピエロ【哲学】さんは、その意見をいっしゅうしたことをご紹介しました。
みんながしてる「遺伝の勘違い」からみる努力の可能性:才能の言語化#51 https://t.co/JoXwk0wAYm @YouTubeより
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) May 24, 2023
よく、「努力は遺伝子で決まる。 容姿は遺伝子で決まる。 ほとんどのことは遺伝子できまる」というんですが、 そんな戯言は一言で論破できる。 「だからなんだ」 容姿に自信かないなら整形すればいい。 努力に自信がないなら努力の仕方を学べばいい。 遺伝子で決まったものを伸ばす方法はいくらでもある。 多くの人は勘違いしている。 遺伝子とは限界を示すものではなく、もともと持っている素養を示すもの
この言葉を、今回の動画ほど明確に示しているものはありません。遺伝子で諦めるのてはなく、むしろそれがきっかけとなって、そこからどうすれば自己実現できるかを計画して、実践すればいいんですね。
すべてを、努力だけで獲得できるわけではありませんが、獲得できるなら、獲得して済むことなら、頑張って獲得したほうがいいと思います。
それによって、その後の人生、コンプレックスが解消できるなら、その時の努力は無駄ではありません。
「化粧」以外にもね、たとえば、もし学歴コンプレックスがあるのなら、今からでも学校に入ればいいと思いますよ。
今は、高校も大学も、通信制過程が通学授業との併用で単位を取れます。
よく、Fラン大学なら入っても仕方ない、みたいな話がありますよね。YouTubeで、ホリエモンとか、有名な人が学歴否定してますけど、ああいうのは、真に受けないほうがいいですよ。
あの人達は、そういうことに関係ない世界で儲けているから、学歴コンプレックスのある人に耳障りの良いことを言っているだけで、それを真に受けて不利益があった人に対して、責任とりませんから。
もちろん、これは、もしコンプレックスがあるんだったら、という話ですからね。
人生、ヤるかやらないか、ですから。
その意味で、この動画シリーズ、「エンタメ」ですが、実はすごく啓蒙的だと思いました。
ラ・マキユーズ~ヴェルサイユの化粧師~ 3 La maquilleuse (BRIDGE COMICS)
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2022/02/08
- メディア: Kindle版
カラコンとアイプチで別人になる(*^^*)
by 赤面症 (2023-06-23 01:14)
元妻付き合っているころデパートに勤めていて
仕事モードの化粧はまさに別人でした。
by コーヒーカップ (2023-06-23 02:45)
女性は何時でも綺麗に変身できるなんて良いですね。
by お散歩爺 (2023-06-23 08:03)
確か野郎が美女になるのもあったよね?メイクって特殊じゃ無くても凄い!
by pn (2023-06-23 09:08)
読めせたいから読んでほしいから姑息な手を使いました。
御免です。
by lamer75 (2023-06-24 00:21)
通称「姉さん」は、やはり48歳でした。
by いっぷく (2023-06-24 03:34)