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縦隔嚢胞手術と毒身内の関わり [仏教]

縦隔嚢胞ってご存知ですか。胸の中心にある左右の肺の間にある空間にできる、液状の分泌物が袋状に貯まる病態のことです。

縦隔嚢胞ってご存知ですか。胸の中心にある左右の肺の間にある空間にできる、液状の分泌物が袋状に貯まる病態のことです。小さければ経過観察でいいのですが、大きくなると外科手術で取り除かねばなりません。私の妻が、その手術を先々月行いました。(画像はhttps://nagasaki-mc.hosp.go.jp/section/respiratory_surgery_target_disease.htmlより)

昨日は、2年のブランクがあったのに、さっそく、ご訪問いただきありがとうございました。

前回は、大学院に入ったことを書きましたが、その中で、大乗仏教(日本の仏教諸宗派)を、悪く解釈できるような書き方をしたかもしれませんが、そのような意図はありません。

オリジナルの「お釈迦様の仏教」からは変容している、ということを言いたかっただけですので、信者や檀家の方など、気分を害したならご容赦を。

さて、今日の本題ですが、実は先々月、妻が大きな手術をしました。

胸の中心にある左右の肺の間にある空間(縦隔)というところに嚢胞ができていて、ここ1年ぐらいで急に大きくなったので、外科手術による切除に至りました。

私はやはり、2011年に経験した火災が、遠因としてあると思っています。

なぜなら、2013年頃発覚し、それ以来、嚢胞が少しずつ大きくなっているからです。

この12年間、妻は痰が切れず、抗生剤を含めて茶碗一杯の薬を飲む生活だったので、それによって免疫とかホルモンとか、体の調節バランスが狂ってしまい、嚢胞ができてしまったのではないかと思います。

手術そのものは、横から穴を開ける腔鏡手術だったので、胸を切開はしなかったため、体に残る傷も最小限(脇の穴二つ)、感染症のリスクも少なく、輸血もせずに済みました。

本来は「面会謝絶」なのに……


ところで、前回、細かい事情も書かずに、私が毒親・毒親戚に悩まされた人生、と書いたことで、「自分の人生を他者のせいにするな」と思われた方もおられたかもしれません。

もちろん、「毒」といいたくなるには、相当の理由があります。

たとえば、妻の今回の手術も、伏線として、彼女や私の親類の振る舞いの影響が、あったと思っています。

妻が12年前、心肺停止して、第三次救命救急病棟に収容されていたのですが、救命救急病棟は面会禁止です。

死ぬか生きるかの患者ばかりで、医師や看護師が24時間処置を行っているのですから当然です。

唯一、患者の家族だけが決められた時間に、医師から事情を聞くとか、着替えを持ってくるとか、用事のあるときだけ病棟に入ることを許されていました。

ところが、妻の親類数名が、家族だと嘘をついて、時間外に大勢でガヤガヤ面会に押しかけてしまい、病棟に迷惑をかけてしまいました。

とくに、妻の母親は曹洞宗で得度した僧侶なのですが、「そういう格好」で来ていたので、そりゃないだろうと思いました。

死ぬか生きるかの患者たちの病棟に、僧侶とわかる格好で来るんですよ……準備良すぎ?

何より、事情があって、妻は自分の身内と絶縁していました。

妻からは、「私が死んでも連絡しないように」と、日頃から強く釘をさされていたのです。

でも向こうからすると、絶縁されたことで、逆に意地でも面会したかったらしく、ウソまでついて、非常識な面会を強行したわけです。

ただ、彼らにとって面会の目的は、妻を見舞う気持ちというより、それを拒んでいた妻や私に逆らうことだったようで、目的達成すると、それっきり。それほど強引に面会しておきながら、こんにちまで、妻の様態を尋ねる電話も手紙もなく、全く音沙汰なしです。

まあ簡単に言えば、非常識な人たちですね。

当時、彼らの強引な押しかけで病院からは叱られたのですが、私が事情を話したところ、病院は「救急病棟に身内のゴタゴタを持ち込まれては困る」と、さらに怒られてしまいました。

そして、救急病棟を退院させられただけでなく、引き続き一般内科病棟での入院のフォローアップをお願いしても、断られてしまったのです。

妻は、その後意識を回復しましたし、病院は通院によるフォローアップの病院も紹介してくれたので、医療的には瑕疵はないと思います。

ただ、我が家は火災で、家もなく、子どもはまだ入院している状態でしたので、病院を追い出されてしまうと、妻はまだ気管支や肺の状態が完全に治っていない状態で、面会や家探しに走り回らなければならなくなりました。

この早めの退院以来、妻は痰が出るようになり、退院時には飲んでいなかった薬を、やがていくつも処方されるようになってしまったのです。

その薬が、今回の嚢胞の遠因ではないかと思うのです。

私の親や妹も「毒」だった


一方、私の方ですが、妹が、親の介護を押し付けられてはかなわないと先回りし、なんといきなり弁護士をたてて、「親の面倒を見させるな」と言ってきました。私が妻子の面会のはしごをしているときです。

しかも、私の母は、火災で家をなくして住むところがなくて困っている私達夫婦を歓迎せず、私たちは実家で過ごすことも許されずに、家探しをさせられることになりました。

私の方は、人間的に冷たいんでしょうね。

いずれにしても、私達夫婦は、いや、とくに私は、どちらの身内もうらんでいるわけです。

このほかにも、親戚の人の道を外れたエピソードはいくつもあるのでずか、まあそれはまたおいおい機会があれば書いていきます。

こっちは、生きるか死ぬかだったんです。

そりゃ、断罪したくなりますよ

人が困っているときって、他人は意外と善意にあふれているのですが、むしろ身内ほど冷たかったり、足を引っ張ったりするものなのかもしれませんね。

身内とゴタゴタしたり、こういった経験をされた方、おられませんか。

仏教初心者には、この本はおすすめです


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我流麺童

僧侶姿で病室に見舞いに行く人がいたとは驚きです。

by 我流麺童 (2023-05-15 06:23) 

pn

よく自分で切り開けとか言う人いるけどどーしよーも無い時ってあるんですよね、1人で切り抜けているつもりで他者の援護に気付いていない人ほど俺は一人で頑張ったーとかドヤ顔で言う。
ブログは容量使い切ったので前のに戻りました。
by pn (2023-05-15 07:57) 

とし@黒猫

とりあえず奥様のOPがうまくいってなり寄りです。
わたしの親戚にも、とんでもないのがいます。日頃の交流もないのに20年ぶりぐらいに叔母のお通夜に現れ、勝手に家に上がり込み、金目のものをバッグに入れ、これは形見にもらっていく、と、線香も上げずに去りました。もちろんその親戚とは絶縁です。
平素は羊の皮を被って、何かあると狼になって荒らしていくという、人間の性の浅ましさを、何度も見てきました。
by とし@黒猫 (2023-05-15 11:57) 

風太郎

お久しぶりです。
僕は二年前に心臓弁膜症で入院し
36時間で2回の緊急手術とで計3回手術を受けました。
妻は覚悟を決めた時もあったようです。
弟妹、親戚にも知らせませんでしたので、
事後報告でビックリしていました。
退院するまで静かで良かったです。
by 風太郎 (2023-05-15 19:58) 

エンジェル

色々とお辛い経験をされたんですね。
奥様はその後お元気になられましたか?
お大事になさって下さいませ。
by エンジェル (2023-05-15 22:36) 

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