「1990年代の月9ドラマ」でねとらぼ編集部が好きな作品を投票募集中 [懐かし映画・ドラマ]
ねとらぼ編集部が「1990年代の月9ドラマ」で、好きな作品を投票募集中
月9というのは、Wikiによると、「1987年4月に創設された、フジテレビの看板ドラマ放送枠」のことです。
学園ドラマあり、業界ドラマありと多彩でしたが、その中心は、若い男女の現代的恋愛模様でした。
投票を募集しているのは、ねとらぼ編集部です。
月9ドラマというと、第1弾が、岸本加世子、神田正輝らが出演した『アナウンサーぷっつん物語』で、第2弾の『ラジオびんびん物語』(田原俊彦主演)で視聴率20%超えを実現し、以後、若者の恋愛を中心としたドラマツルギーが構成されました。
1991年の『東京ラブストーリー』『101回目のプロポーズ』で最初のピークを迎え、以後も『ひとつ屋根の下』『あすなろ白書』『ロングバケーション』『ラブジェネレーション』『HERO』など、ヒット作品が続きました。
今は何かと風当たりの強いフジテレビですが、この枠は視聴率30%突破が続出していましたね。
そして、今回の投票対象になっているドラマとは、以下のものです。
いかがですか。すべてわかりますか。
正直、私は、若者の恋愛物語に自己投影する年齢ではなくなりつつもあったので、木村拓哉のドラマがヒットしたあたりから、感情移入できなくなり見ていません。
別に木村拓哉という人に怨みは全くありませんが、下の方はもうわかりません。
投票期間は2021年06月01日までですが、現時点の順位は、『東京ラブストーリー』と、『ひとつ屋根の下シリーズ』が大接戦で、見るたびに順位が入れ替わっています。
私はもう、『東京ラブストーリー』一択です。
投票も済ませました(笑)
『東京ラブストーリー』は、愛媛出身の永尾完治(織田裕二)と、幼馴染で医大生の三上健一(江口洋介)、関口さとみ(有森也実)、それに完治と同じ会社の赤名リカ(鈴木保奈美)、三上の同級生の医大生・長崎尚子(千堂あきほ)が織りなす恋愛模様を描いた物語です。
以前ご紹介しましたが、『東京ラブストーリー』は、同名の原作が、現在も上・下(柴門ふみ作、文藝春秋社)出ています。
1988年から『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に連載されていた漫画を2冊にまとめ、さらにドラマ化された時のヒロイン・鈴木保奈美と柴門ふみ氏による対談が加わった書籍です。
原作も読んでいるので、原作と対比しながら楽しませていただきました。
西郷山公園に、ロケ地巡礼も行きました。
当時、柴門ふみの原作に描かれていたヒロインの赤名リカは、興味はあるけど奔放すぎて、若かった私には刺激も強すぎました。
が、鈴木保奈美が演じたドラマの赤名リカは、全体を通して、決して原作のような翔んでる女性ではなく、むしろ「待つ女」「耐える女」「身を引く女」として描かれています。
ただ、旧来のドラマが描く女性と違うのは、男のために待つ、耐える、になっているのではなく、自身の意志でそうしているのです。
ですから、寂しくて辛くても、決して演歌ではないのです。
そのような女性目線のところが、女性視聴者にはリアリティを感じたんでしょうね。
最終回、愛媛でカンチと再会したリカが、一緒に電車に乗る約束を自分から破って先に乗ってしまい、今までの楽しいことを思い出しつつ涙を流す姿に、感情移入してもらい泣きした女性視聴者はたくさんいたんだろうなあと思います。
小田和正さんの音楽も良かった。
転載御免で、私が当時からもっとも印象に残ったコマはここ。
赤名リカが、完治自身も忘れていた誕生日を祝うときの笑顔です。
ああ、完治はこの笑顔に引き込まれていったのだなあと思えるシーンです。
このシーン、ドラマは横から撮っているのです。
何らかの演出意図はあるのでしょうが、やはりここは正面から撮って欲しかったなあと思います。
『東京ラブストーリー』下巻の巻末対談によると、ドラマ版で、赤名リカが美しく描かれたために、永尾完治を奪ってしまった関口さとみを演じた有森也実は、リアルでもずいぶん嫌われたようです。
前出巻末によると、ハワイでも「さとみ嫌い」と言われたそうですが、演じた役が海の向こうでも嫌われるというのは、女優冥利に尽きるでしょうけどね。
ということで、上掲の月9ドラマ、覚えていらっしゃいますか。
東京ラブストーリー Blu-ray BOX - 鈴木保奈美, 織田裕二, 有森也実, 江口洋介, 千堂あきほ
東京ラブストーリー〔小学館文庫〕 (1) - 柴門 ふみ
東京ラブストーリー 下 (文春文庫) [ 柴門 ふみ ] - 楽天ブックス
月9というのは、Wikiによると、「1987年4月に創設された、フジテレビの看板ドラマ放送枠」のことです。
学園ドラマあり、業界ドラマありと多彩でしたが、その中心は、若い男女の現代的恋愛模様でした。
月9のドラマから投票募集中
投票を募集しているのは、ねとらぼ編集部です。
月9ドラマというと、第1弾が、岸本加世子、神田正輝らが出演した『アナウンサーぷっつん物語』で、第2弾の『ラジオびんびん物語』(田原俊彦主演)で視聴率20%超えを実現し、以後、若者の恋愛を中心としたドラマツルギーが構成されました。
1991年の『東京ラブストーリー』『101回目のプロポーズ』で最初のピークを迎え、以後も『ひとつ屋根の下』『あすなろ白書』『ロングバケーション』『ラブジェネレーション』『HERO』など、ヒット作品が続きました。
今は何かと風当たりの強いフジテレビですが、この枠は視聴率30%突破が続出していましたね。
【月9ドラマ】「1990年代の月9ドラマ」で好きな作品は?【ロンバケ・東京ラブストーリーなど】 https://t.co/HguEnEsK33 #月9ドラマ #1990年代の月9ドラマで好きな作品教えて #ねとらぼ調査隊
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) May 19, 2021
そして、今回の投票対象になっているドラマとは、以下のものです。
- 世界で一番君が好き!
- 日本一のカッ飛び男
- キモチいい恋したい!
- すてきな片想い
- 東京ラブストーリー
- 学校へ行こう!
- 101回目のプロポーズ
- 逢いたい時にあなたはいない…
- あなただけ見えない
- 素顔のままで
- 君のためにできること
- 二十歳の約束
- あの日に帰りたい
- ひとつ屋根の下シリーズ
- じゃじゃ馬ならし
- あすなろ白書
- この世の果て
- 上を向いて歩こう!
- 君といた夏
- 妹よ
- For You
- 僕らに愛を!
- いつかまた逢える
- まだ恋は始まらない
- ピュア
- ロングバケーション
- 翼をください!
- おいしい関係
- バージンロード
- ビーチボーイズ
- ラブジェネレーション
- Days
- ブラザーズ
- ボーイハント
- じんべえ
- Over Time オーバー・タイム
- リップスティック
- パーフェクトラブ!
- 氷の世界
いかがですか。すべてわかりますか。
正直、私は、若者の恋愛物語に自己投影する年齢ではなくなりつつもあったので、木村拓哉のドラマがヒットしたあたりから、感情移入できなくなり見ていません。
別に木村拓哉という人に怨みは全くありませんが、下の方はもうわかりません。
投票期間は2021年06月01日までですが、現時点の順位は、『東京ラブストーリー』と、『ひとつ屋根の下シリーズ』が大接戦で、見るたびに順位が入れ替わっています。
『東京ラブストーリー』一択
トレンディドラマいくつか観て感じたが、
— Akira (@loveshardsnow) May 16, 2021
『東京ラブストーリー』を超えるドラマないな、これは。 pic.twitter.com/h3ly0dggAn
私はもう、『東京ラブストーリー』一択です。
投票も済ませました(笑)
『東京ラブストーリー』は、愛媛出身の永尾完治(織田裕二)と、幼馴染で医大生の三上健一(江口洋介)、関口さとみ(有森也実)、それに完治と同じ会社の赤名リカ(鈴木保奈美)、三上の同級生の医大生・長崎尚子(千堂あきほ)が織りなす恋愛模様を描いた物語です。
以前ご紹介しましたが、『東京ラブストーリー』は、同名の原作が、現在も上・下(柴門ふみ作、文藝春秋社)出ています。
1988年から『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に連載されていた漫画を2冊にまとめ、さらにドラマ化された時のヒロイン・鈴木保奈美と柴門ふみ氏による対談が加わった書籍です。
原作も読んでいるので、原作と対比しながら楽しませていただきました。
西郷山公園に、ロケ地巡礼も行きました。
当時、柴門ふみの原作に描かれていたヒロインの赤名リカは、興味はあるけど奔放すぎて、若かった私には刺激も強すぎました。
が、鈴木保奈美が演じたドラマの赤名リカは、全体を通して、決して原作のような翔んでる女性ではなく、むしろ「待つ女」「耐える女」「身を引く女」として描かれています。
ただ、旧来のドラマが描く女性と違うのは、男のために待つ、耐える、になっているのではなく、自身の意志でそうしているのです。
ですから、寂しくて辛くても、決して演歌ではないのです。
そのような女性目線のところが、女性視聴者にはリアリティを感じたんでしょうね。
最終回、愛媛でカンチと再会したリカが、一緒に電車に乗る約束を自分から破って先に乗ってしまい、今までの楽しいことを思い出しつつ涙を流す姿に、感情移入してもらい泣きした女性視聴者はたくさんいたんだろうなあと思います。
小田和正さんの音楽も良かった。
転載御免で、私が当時からもっとも印象に残ったコマはここ。
『#東京ラブストーリー』上(柴門ふみ作、文藝春秋社)より #赤名リカ が、完治自身も忘れていた誕生日を祝うときの笑顔 pic.twitter.com/HWMlSABbED
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) May 19, 2021
赤名リカが、完治自身も忘れていた誕生日を祝うときの笑顔です。
ああ、完治はこの笑顔に引き込まれていったのだなあと思えるシーンです。
このシーン、ドラマは横から撮っているのです。
『#東京ラブストーリー』(フジ)第5話より pic.twitter.com/7tvfoJz6Wa
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) May 19, 2021
何らかの演出意図はあるのでしょうが、やはりここは正面から撮って欲しかったなあと思います。
『東京ラブストーリー』下巻の巻末対談によると、ドラマ版で、赤名リカが美しく描かれたために、永尾完治を奪ってしまった関口さとみを演じた有森也実は、リアルでもずいぶん嫌われたようです。
前出巻末によると、ハワイでも「さとみ嫌い」と言われたそうですが、演じた役が海の向こうでも嫌われるというのは、女優冥利に尽きるでしょうけどね。
ということで、上掲の月9ドラマ、覚えていらっしゃいますか。
東京ラブストーリー Blu-ray BOX - 鈴木保奈美, 織田裕二, 有森也実, 江口洋介, 千堂あきほ
東京ラブストーリー〔小学館文庫〕 (1) - 柴門 ふみ
東京ラブストーリー 下 (文春文庫) [ 柴門 ふみ ] - 楽天ブックス
2021-05-23 23:00
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コメント(16)
二十歳の約束の「ヒューヒューだよ」とか101回目の
プロポーズの「僕は死にません」のセリフはいまだに
覚えていたり。
by tai-yama (2021-05-23 23:15)
地方出身者が、東京で働いてみたいと思わせるドラマでした。
by おっつぁん (2021-05-23 23:51)
「月9」作品、1990年代に絞っても数多くの作品がありますね。
by ナベちはる (2021-05-24 00:38)
おはようございます。
この頃のフジドラマは勢いありましたね。
ランキングに入ってる作品は殆ど知ってますが、恋愛ドラマはあまり見ないので内容はあまり知らないです^^;
by SGD楓 (2021-05-24 05:39)
するってーとトシちゃんのビンビンシリーズは90年代じゃないのかー。
思い出してみると90年以降あまりドラマを見ていない気がする(^_^;)
by pn (2021-05-24 06:28)
私の中では「東京ラブストーリー」か「ロングバケーション」のどちらかですね~。
キムタクのドラマはあまり好きじゃないのですが、山口智子さんが好きなのでロンバケは観ていました。
by Rinko (2021-05-24 08:07)
今は、テレビ大好きドラマ大好き人間ですが、驚く事に投票対象になっているドラマの中で、見ているのはロンバケとラブジェネだけでした('Д')
あとは話題になった東京ラブストーリーも観ていません。
1990年っていうと、わたしは40歳恋愛ものに興味なくなっていたのでしょうね、きっと。
by わたし (2021-05-24 08:11)
ドラマの翌日は、電車で、職場で、食堂で、
カンチ、カンチ、、、、
でした。
by とし@黒猫 (2021-05-24 10:38)
こんにちは。
90年代、日本のドラマを観れない状態だったので・・・
「ロンバケ・東京ラブストーリー」などの思い出なしで、浦島太郎状態です。木村拓哉さんに、小生も怨みはありませんが、どれも同じ演技?同じドラマに見えます!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2021-05-24 12:17)
残念ながら毎週同じ時間にドラマを見るという
習慣がなくテレビもあまり見ないので
いくつかのドラマの名前だけは
知っていますが、内容等は知りません。
by 猫またぎ (2021-05-24 14:42)
見ていたドラマもあるのにストーリーが思い出せず・・。
主題歌は「Say Yes!(101回目のプロポーズ)」「君がいるだけで(素顔のままで)」などよく覚えています^^
by ゆきち (2021-05-24 16:26)
馬車馬のように働いていたのでドラマとか見てなかったんです。寂しい(-_-;)
by 溺愛猫的女人 (2021-05-24 18:40)
ここ20年ぐらいの物は、記憶はともかくほとんど視聴しているはずです。^_^
by ヨッシーパパ (2021-05-24 19:14)
「東京ラブストーリー」です。
2018年にリカとカンチの別れの場所、梅津寺駅へ行ってきました。
バイバイカンチのハンカチは、ファンの方でしょうか。
結ばれていました。
by SWEET (2021-05-24 19:54)
本当にTV見る時間が無かったですが、記憶に残っているのはひとつ屋根の下シリーズです。財津さんのサボテンの花でしたっけ、いい歌でした。
by 無為自然 (2021-05-24 21:03)
ドラマの名前は知っているのですが・・・
1990年代は子育ての空白の十年間でした。
夜の9時は子供に絵本の読み聞かせで、VTRを撮っても見る時間もないし、今のようなまとめサイトもありませんでしたしね。
by barbie (2021-05-24 22:27)