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SNSは、いかなる価値観で使うかによって明暗が分かれるツール [パソコン・ネット]

SNSは、いかなる価値観で使うかによって明暗が分かれるツール

FacebookのTBS NEWSで、急増しているSNSを悪用した誘拐事件のニュースが投稿されたのでシェアします。親に虐待され、自分の居場所をなくした子供がSNSに窮地を訴えたところ、そこから誘い出した誘拐者が、性的な要求や、暴力をふるって従わせる事件が続出しているという話です。



もちろん、子供をそこまで追い込む毒親や、SNSで弱みに付け込む誘拐者、どちらも許しがたいと思います。

ただ、スマホで気軽にコミュニケーションを取っている若い人は、SNSを個人情報を明かすSOSのツールに使うのはリスクが伴う、ということも知ってほしいと思います。



たとえば、何度かご紹介したことがある『イケハヤ大学』では、SNS経由で詐欺に巻き込まれることが増えていることを警告しています。



「SNSの個人間融資は絶対にやってはいけない!」という動画もアップしています。



だからといって、

「なあんだ。じゃあ、SNSをやらなきゃいいんだ」

ということかというと、それもまた違うんですけどね。

もちろん、何もしなければ何も起こりませんが、それは「悪いこと」だけでなく「いいこと」もですから。

一方で、イケハヤ大学では、SNSを、自分のブランディングに利用しましょう、という内容の動画もアップしています。

ブランディングというのは、自分に対する他者からの信頼や共感を獲得することで、自分の価値を高めていく行為や状態のことです。

つまり、SNSはいかなる目的や価値観で使うか、によって明暗が分かれるのです。

私の持論としては、

SNSは完結するのではなく契機とするツール

だと思います。

あるツイートがバズる(多くの人に拡散してトレンドの話題になる)とします。

私はバズったことはないですから、それ自体羨ましいですが、かりにバズったとして、それで終わりではなくて、大切なのはそこからどうするのか、だと思うのです。

1.自分のブログに導いて自分を知ってもらう
2.フォローしてもらって、その後のツイートや投稿を引き続き見てもらって信用してもらう

といった段取りで、自分を理解してもらうことが考えられます。

ネットなんて、なりすましもできますし、文字だけならいくらでも綺麗事を述べられますから、その人の本質を理解するのもされるのも、手間も根気も必要だと思うのです。

それと何度も書いていますが、毒親というのは多くの場合、やはりその人自身が毒親に育てられた「被害者」でもあると思うのです。

お子さんがいらっしゃる方は、自分の親を毒親だと疑うことをためらわず、そしてもし毒親だったら、その毒の連鎖は自分の代で断ち切るんだという強い決意と見識をもって、我が子に接してもいいのではないでしょうか。

リプライ


ということで、ちょっと重い話になったので、たとえば私が、どんなふうにブランデイングを目指しているかについて、具体的に著名人のやり取りをご紹介させていただきます。

以前、私が『君たちは魚だ』という昭和のドラマについてツイートしたところ、平成ドラマのヒットメーカーといわれる脚本家の北川悦吏子さんもお好きだったようで、さっそく私のツイートを使われていたことを書きました。

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北川悦吏子さんにはもともと、『君たちは魚だ』のような作品を書きたいというご意向があり、


こうしたツイートで、情報収集やマーケティングなども考えておられるのではないかと思います。


私はツイートした張本人のくせに、忙殺されていて北川悦吏子さんにリプライしていないのですが、時間があれば何か協力させていただきたいという気持ちはあります。

それによって、北川悦吏子さんの私に対するブランディングが構築され、私もそれをきっかけに、さらに昭和のドラマについて踏み込んだ見識をもてるよすがになるかもしれません。

リツイート、いいね


12日に、『「してはいけない」逆説ビジネス学』川田利明ネガティブ開店談』という、川田利明さんの書籍のレビューを書きましたが、それをツイートして、さっそく川田利明さんご自身からリツイートしていただきました。

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川田利明さんのパブリシティとしてだけでなく、私のブログ記事へのアクセスの導線にもなり得る、WIN-WINのリツイートです。

川田利明さん、ありがとうございました。

ひし美ゆり子さんの出演ドラマについて情報をリプライしたところ、元ツイート自体は別の人だったのですが、ひし美ゆり子さんから「いいね」をいただきました。

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ひし美ゆり子さんには、先にフォローもしていただいており、大変光栄なことです。

ドキドキした


こういうことがあると、私はすぐ調子に乗る悪い癖があり、エラソーなツイートで失礼してしまったこともあります。

歌手の金井夕子さん。

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SSブログでも熱狂的なファンがいらっしゃるようですが、私は生意気にも、金井夕子さんについて、「アイドルの振る舞いが出来なかったから大成しなかった」などといい気になってツイートしておりましたところ、金井夕子さんご自身から、さりげないプレッシャー(?)の「いいね」をいただきました(汗)

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自分にとっては遠い彼方の人だから、などと油断してうかつなことはツイートできないですよ。

そして、歌舞伎役者として大変有名な方で、日本舞踊「林流」の宗家でもある林与一さん。

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超大物なのに大変気さくな方で、芸能人には珍しく、多くのファンとフォロー/フォロワーの関係を築かれているのですが、私もその1人に入れさせていただいておりまして、林与一さんがすき焼きに、いつも生卵を2個使うことに気づいてそれを指摘させていただいたところ、ご本人からもお認めいただきました(笑)

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このやりとり自体は他愛ないことですが、今後林与一さんとリアルでのご縁が出来たときに、とっかかりの話題にはなりますよね。それが大事なんです。

ですから


私は、芸能人と写真を撮ったり、サインを頂いたりということは昔からあまり興味はなかったですが、自分のレビューをどう受け止めてくれるだろうかとか、自分の見解は正しいのだろうかとか、そういったアプローチがご本人・当事者・関係者とできることについて、ネットは大変ありがたい媒体だと思っています。

こんな楽しい場を、一部のつまらない輩のために、制約を課されたり、いかがわしいものであるかのような評価をされたりするのは大変迷惑であるし残念です。

一ユーザーとしては、不心得者におかしな使い方を許さないよう、ツールの特性を考えて使っていきましょう、と声を大にして申し上げたいですね。

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ピストン

まったくおっしゃる通りだと思います。SNSはメリット・デメリットをちゃんと理解して使用すれば、とても素晴らしいツールだと思っています。

運営側もときどき「凍結祭り」や「バン祭り」をやって、ユーザーの選別をしています。
運営側も気を付けている証拠ですね。

新しいものが世の中に出てくると「危険だ」「使ってはいけない」などの声が必ず出てきます。
でもSNSはもう世界中で止めることができませんから、広がるしかないでしょうね。
私もメリット・デメリットを理解して毎日めちゃくちゃ使っています(*^^)v
こんなすごいものは他にありません(笑)
by ピストン (2019-12-15 11:01) 

ヤマカゼ

子供が居場所を求めてネットを使う。親にも言えない、言えば虐待されるかもしれない。なんで日本はこんなになってしまったのでしょう。
トランプさんは日本はお金持ちの国だと言っておられた様でしたがはたして?

by ヤマカゼ (2019-12-15 18:54) 

ヨッシーパパ

まあ、便利な部分だけ、使ってみたりしています。
by ヨッシーパパ (2019-12-15 19:01) 

犬眉母

虐待で追い詰められていたんでしょうけどねえ。
児童相談所が、あまりにも不甲斐なさ過ぎますからね。
by 犬眉母 (2019-12-15 19:47) 

そらへい

救いを求めて発信したのが、逆に悪魔の手に掛かるなんて、ネット社会になって便利になったようで
昔の荒廃した社会に逆戻りしているみたいです。
by そらへい (2019-12-15 20:20) 

pn

お、林与一さんの玉子2個は本人確認済みだったんだ
(≧▽≦)
by pn (2019-12-15 20:22) 

チナリ

こんばんは。

私は、TwitterやFacebookやInstagram・・・。

他にもあるのかはわかりませんが、どのツールも一度も使ったことがないので、便利さがいまいちよくわからないです。

しかし、どのツールをやっていなくても特段困ったと思ったことはないですね。

ただ最近はこういったツールで最新の情報を配信したり、ゲームではゲーム内の画像をスクリーンショットで撮って投稿されたモノでコンテストを行う場合があるので、やっていない人がいることを想定して、昔ながらの方法ではありますがホームページでも同時に行っていただければとは思うときもありますけれど・・・。

記事の内容とは違うコメントでスミマセン。

by チナリ (2019-12-15 20:41) 

mau

ネットでは匿名でいたいのでTwitter派です。でも、使い方によってはバレてるんだろうなぁ
by mau (2019-12-15 21:18) 

skeptics

○ 相談に乗ってくれるNPO法人を尋ねる
× 相談に乗ってくれる人を探す
by skeptics (2019-12-15 21:57) 

ゆうのすけ

^^金井夕子さん大好きです。
行き来のあるSSブログの中で NONNONオヤジさん(また大ファンでいらっしゃるんです。)の続き 初めて記事でお見掛けします。現在も歌っておられますものね。名曲多し!「可愛い女と呼ばないで」が一番好きです。♪~
by ゆうのすけ (2019-12-16 02:37) 

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