元貴乃花親方が、1月2日放送の『新春しゃべくり007超最強ゲスト初夢共演SP!』(日本テレビ系)で、瀬戸内寂聴さんと対談したことが話題になっています。マスコミは相変わらず悪意を感じる報じ方に狂奔していますが、元貴乃花親方はそんなに非常識で無責任なんですか?
世の中で叩かれている人の相手というと、瀬戸内寂聴さんが呼ばれるのはいかがなものかと思いますが(笑)、今回はそれはおくとして、テレビ番組の後追い記事で、元貴乃花親方やその時の発言に対する評価がネットではいろいろ書き込まれています。
正月でネタがないのか、その記事以外にも、元貴乃花と靴職人を自称しながらタレントもやりたいと世の中をなめている息子との関係について、悪意としか思えないカストリ雑誌の記事が更新されていますが、
ツイッターでは、「(元貴乃花親方の)どこが間違ってるの?」と、意外にも(?)元貴乃花親方を「正しい」というツイートが続々出てきます。
>大横綱らしくて格好いい考え方だと思うのと息子がテレビに出てるらしいけどそれへの突き放した様なコメントも正論。
>メディアで流される二世の親の発言で、かつてこれほど真っ当なものがあっただろうか。嫁にも息子にも甘えを許さない。人生も #ガチンコ なんでしょう。なかなか常人には真似できないことでしょうが、やはり #貴乃花 は見習うべき立派な人物だと思います。
>どこか間違ってるのかな?正しい判断でしょう。
>
捨てるのではなく、親心をもって、立ち直りの機会を与えているのが痛いように理解できる。
>横野レイコに話を聞いたって。 あんな息を吐くように嘘を垂れ流す??女の話に信憑性なんてねーよ。りえちゃんとの破局話だって泥を一人で被ったのが本当だろうに。
>私は、この人の生き方は間違っていないと思っています。 決してスマートとはいえないけれどちゃんと筋を通している、こういう人は好きですね。
これらは、別に都合のいいツイートを拾ったのではなく、検索して、表示されている順に引用したのです。
一方で、匿名のWeb掲示板では、いまだに、「
貴乃花は周囲の人を不幸にするキ×ガイ」という書き込みも後をたちません。
↓
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1546439141/-100
匿名だと何を書いてもいいと思っているのでしょうか。
ひとさまをキチ×イと唾棄する表現は論外ですね。
生き方の話に、よくもそんなことが書けるものです。
元貴乃花と批判する人たちの「違い」とは
元貴乃花と、元貴乃花を批判する「普通の人」との違いは、生き方に対する覚悟の違いだと私は思います。
自分が正しいと思ったことは、どんな事があってもやり遂げる。
嫌だと思ったことは絶対に嫌だ。
それを貫くために社会との衝突があるのなら、自分が傷ついたり失ったりしても致し方ない
そういう生き方でしょう。
断っておきますが、これは、
個々の問題について、すべて元貴乃花が正しいとか、何でもかんでも元貴乃花に賛成するといいたいわけではないのです。
賛否・正誤にかかわらず、自分の言動に自分を賭ける覚悟があるという話です。
たとえば相撲協会をやめるとか、子を手放す離婚をするとか。
けだし、小賢しい処世術でしか生きられない矮小な人間からしたら、それは狂気の沙汰に見えるかもしれません。
そういう意味では、カストリ雑誌がいうように、元貴乃花に「すべてを捨てて」も仕方ないという覚悟はあるのでしょう。
論点はそこですね。
つまり、小利口な「普通の人」たちは、捨てることを「悪いこと」と思っているのだろうと思います。
だから、元貴乃花が、無責任で非常識な人間に見えるのかもしれません。
でもね、人生における、広い意味での「所有」に絶対はないと私は思うんです。
折り合えない友とは、別れるときもあるのです。
そして、真剣に付き合おうとするからこそ、折り合えないことも出て来るのです。
そこを、失うのが怖くて、うわべの付き合いで「薄笑い」でやり過ごすのか、腹を割って付き合いたくて踏み込んで、結果として別れるのか。
どちらの生き方が正しいとはいいません。
これは人生観の問題です。
別れる方を選択したからといって、その人を「キチガ×」などと悪しざまに罵るものではないでしょう。
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知人友人を「捨て」ても生きていけます
私は火災で、無一文の裸一貫になりました。
無一文というのは、経済的な面だけでなく、「人脈」なるものも、いろいろ見えてきたことがあり、私の方からかなり断裁しました。
お義理の年賀状を400枚も500枚も書いて、うわべの知人友人を失いたくないことが、いかにつまらないことであるかを悟ってしまったのです。
でも、私は生きています。生きていけるのです。
元貴乃花を唾棄する人に、そういう覚悟や悟りはあるのでしょうか。
貴乃花「角界追放劇」の全真相
元貴乃花親方はそんなに非常識で無責任な人なんですか?・・・わたしは相撲界について大雑把なことしか知らないのですが、確かに貴乃花の行動には一貫したものが感じられて、心地よいですね。「なあなあ」を一切認めない清々しさがあります。それにしても瀬戸内寂聴、ご高齢の割には機を見るに敏ですね(笑)。まあ企画はテレビ局の方から持ち込まれたのでしょうが、瀬戸内寂聴と話をして癒されるというのもどうなのか・・・という問題はここでは置きましょう(笑)。
そうですね、息子に対する厳しさはとてもいいと思います。なにせ「二世タレント」って、ボロ過ぎますから。「二世俳優」とか「二世歌手」であれば結局淘汰されていくことが多いのですが、「二世タレント」ってかなり高い確率でいつまでもバラエティとかへ出続けますからね。この前も梅宮アンナが自分の人生を語っておりましたが、(何なんだろう・・・)の世界です。
>貴乃花は周囲の人を不幸にするキ×ガイ」
この表現は論外にしても、とにかく日本は「なあなあ」でしか生きられない人がほとんどで、それだからこそ「なあなあ無視」の人に快哉を送る人もいますけれど、どちらかと言えば、自分が生涯できないこと(「なあなあ無視」)をやっている人を憎む場合が多いでしょうね。わたしも小規模(笑)ですが、実生活にしてもネットにしても、憎まれる・嫌われる、少なくありません。
まあそれと、相撲界というもの自体、「なあなあ不透明」のまま、どれだけ不祥事を起こしてもぬるぬると逃げ切ろうとという雰囲気が満々で、貴乃花のような性格の人がずっといられる場所ではないですよね。なにせこのところ、どんな不祥事があっても満員御礼が続いてますので、反省するはずもありません。
プロレスを観始めて間もない頃は、スモールパッケージでも盛り上がりましたです(笑)。スモールパッケージを駆使するレスラーは「技巧派」とか、そんな風にカテゴライズしてましたよね。昭和のプロレス技も忘れているものもいろいろあるので、またチェックしていこうと思っております。
棚橋がケニー・オメガを破って、またIWGP戴冠したようですね。笑っちゃいますね(笑)。タイトルの使い回し状況は昭和からありましたけれど、その中に人間味とか愉快さとか、そして凄みなどもあったのですが、現在感じるのは「企業の企画会議」のみとなっております。
>「新間寿」が馬場にはいなかった
「宣伝」がいかに重要で、いかに「怖い」かがよく分かりますよね。今では鶴田は「怪物」という定評となっておりますが、新日本のストロングスタイルという圧倒的宣伝力により、猪木、坂口どころか、「本気でやれば、木村健吾の方が上」くらいに新日ファンから思われておりまして、現に不肖わたくしもそのくらいの認識でした。今となっては、噴飯物の愚かな認識です。実は当時は体格差のアドバンテージなんて理解できてなかったのですね。「新日ストロングスタイル」を身につけておれば、ショーマン派(←新日以外、特に米国プロレスの影響化のレスラーはすべて『ショーマン派』と捉えておりました)のレスラーなど、どれだけ体格に勝っていても、魔法のように倒してしまうだろう・・・今思えば、すごい妄想の世界です。
>『祭りの準備』で竹下景子
外国人女性のヌードやラブシーンと、日本女性のそれでは、生々しさがまったく違いますよね。日本の女優やアイドルには常に「炬燵で一緒に」というロマンティシズムがあります。わたしは短い期間でしたが英国人女性とも付き合ったことがありましたが、だからこそ(笑)、「日本人女性の方がいい」と断言できます。もちろん人にもよりますが(笑)。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2019-01-06 02:41)
己が主義に殉ずる、くらいの覚悟で生きてる人はそう多くはないでしょう。
by pn (2019-01-06 08:26)
こんにちは。
貴乃花と寂聴さんの対談、面白かったです。寂聴さんといえば、ショーケンもかわいがっていましたね。「ドラ息子ほどかわいい」とおっしゃってました。
寂聴さんは、人生につまずいている人たちを抱え込む力がある、知恵者だと思います。
ショーケンもこのごろ俳優として活躍してますが、若いときのカッコよさとはちがう魅力が出てきたと思います。
貴乃花の生き方は、無骨だなと思います。でもそういう風にしか生きられない人って、やはりすごいのではないでしょうか。凡人ではないですね。いずれ、どこかで力を発揮するときがくるのでしょう。
by coco030705 (2019-01-06 09:55)
孤高の世界に棲む元貴乃花親方には、全ての雑音は耳に入らないでしょうね。非難や中傷も意に介さないと思います。
>賛否・正誤にかかわらず、自分の言動に自分を賭ける覚悟があるという話です。
まったく同感です。正しいだとか間違っているだとか、そんなものを超えた話をしているのでしょうから。
by 扶侶夢 (2019-01-06 12:08)
こんにちは!
生き方は人それぞれですね。
by Take-Zee (2019-01-06 14:37)
辞めるに至った相撲協会とのいきさつについてはわかりませんが、元貴乃花のこのところの言動は…一見、家族や周囲の人との関係が上手く出来ない人と言ったイメージが出来上がってしまった感があります。
所謂世間の風潮に逆らうことなく、目立つことを嫌う人々の目には、異様にうつるのかもしれません。
しかし生きていく上で自らの意志を貫くには、強固な意志。覚悟が必要であるのは確かな事実。
それは彼個人に限らず、我々のような市井の人間についても同様と言えます。
俳優としてドラマ出演をするお笑いタレント同様、どうでもいい二世タレントなんかいらない。
視聴率さえとれれば良しとする製作者側は、テレビをつまらないものにしている一因である事に、気が付かないのでしょうか。
by hana2018 (2019-01-06 14:51)
貴乃花の生き方には共感出来る点、あります。
息子さんへの対応は父親として当然だと思います。
お兄ちゃんはどう思ってるか知りたいですね。
by kohtyan (2019-01-06 16:05)
若貴時代が懐かしいですね。
by ヨッシーパパ (2019-01-06 18:49)
私は、元貴乃花のような竹を割ったような性格好きですけど…
人脈は大事だと思いますが、お義理で付き合うのはある程度の年齢になったらもう良いかなって思います。
by ☆ミルキーウェイ☆ (2019-01-07 00:35)
人それぞれのものを他者が勝手にあれこれいう権利はないのですが、これだけ一貫性のあるものを「非常識」だの「無責任」だのいうのはなぜなのだろうなと思います。
by ナベちはる (2019-01-07 00:43)
夫婦関係や親子のことなんて、第三者が論ずることではないのにね。
by うつ夫 (2019-01-07 01:38)