羽田神社は東京都大田区の最南端にある神社です。京浜工業地帯の生命線と云われた産業道路(国道131号線)に面し、目の前は神奈川との県境になる多摩川を渡る大師橋があります。神社は昨日・今日・明日と恒例の夏季例大祭(いわゆる夏祭り)です。神社の近くには萩中公園もあるのでちょっと行ってきました。
羽田というと、東京国際空港(羽田空港)がありますから、地名だけは全国区ではないでしょうか。
ただ、ビッグバードにしても、かつての国際線が出ていた旧空港にしても東端の沖合にあり、人が住む羽田町というのは、空港から海老取川を隔てたより西側にある、町工場と海苔採取、穴子釣りで生計を立てる人たちが住んでいた静かな町なのです。
羽田沖合と羽田町を隔てる海老取川
最近の統計でも、いちばん犯罪が少ない街として多少注目を浴びましたね。
今日の羽田神社は、羽田の氏神様として、旧来からの羽田町と、沖合の羽田空港地域まで広く氏子を有する羽田総鎮守だそうです。その夏季例大祭です。
お祭り自体はよくあるありふれた夏祭りですが、金・土・日と催される中日の昼間でも盛り上がっていました。
これはからくり人形ではなく、ちゃんと人が演じています。今日は暑かったから大変だったと思います。
面白いなあと思ったのは、金魚すくいだけでなく、うなぎすくいまであったところ。私もマッチ棒ほどの大きさだったうなぎを大きくなるまで育てたことありますが、こんな大きいの、すくってどうするのでしょう。
お祭りのメインであるお神輿は明日の27日に出るそうです。もちろん地元の方はご存知ですね。
羽田神社
〒144-0044 東京都大田区本羽田3-9-12
03-3741-0023
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東にシジミ漁、西に萩中公園
羽田神社は産業道路といわれる国道131号線に面し、目の前に大師橋があります。
ここをさらに東に進むと、多摩川最下流の汽水域に入り、釣り船や屋形船の発着場があるのは、
羽田のシジミ復活の記事で書きました。
そしてこれも昨年書きましたが、西側にあるのは、東京大田区に5つある交通公園のひとつ、
萩中公園です。
自転車や三輪車で遊べるだけでなく、四輪連結テンダー機関車(東武鉄道)、都電荒川線として活躍した7000形車両(7008号車)、消防車、トラックなどが置かれています。
実はここも私にとっては「もと地元」で、小学校低学年の頃、よく遊んでいました。
昨年はご紹介していなかったので、今回は一応、都電の中も入ってみます。
都電がこの公園にきてから1年ぐらいたっているはずですが、それにしては中がきれいなのでビックリ。
以前、子供の頃の憧れだった京急旧600形を見に神奈川の逗子第一運動公園に行った時、落書きあり、部品盗みありで、あまりにボロボロなので悲しくなってしまったことがあります。
東武鉄道や都電荒川線もいいのですが、地域的に萩中公園に似合うのは京急だと思います。800形か2100形の引退車がくればいいのに、なんて思っています。
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