小説形態素解析CGI(β)などブログ記事の校正と解析ツールを利用しよう [パソコン・ネット]
小説形態素解析CGI(β)、日本語文章校正ツール、帯2(obi-2.x)、Enno……。私がおすすめしたいものや、ネットのレビューで評判がいい文章の構成と解析ツールです。
ブログ記事を作成するにあたって、文章のチェックはどうされていますか。個人ブログは、作った文章をすぐに公開できる簡単なところがいいのですが、後から入力の間違いや、こなれない表現に気づくことも少なくないでしょう。そんなとき、校正と解析をしてくれる編集者がいてくれるといいなあなんて思いませんか。
私はもう、ほとんど毎記事が不十分な推敲による後悔の繰り返しのため、今はネットで自由に使える構成と解析ツールを利用するようにしています。今日はそのうち、冒頭の4本をご紹介します。
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http://www.ennach.sakura.ne.jp/
いろいろなサイトが、いろいろなサービスを紹介していますが、私のイチオシはここです。「小説形態素解析CGI(β)」。
チェックする項目と内容、そしてわかりやすさも一番だと思います。
「小説形態」というタイトルからは、文芸的な視点でチェックするイメージがありますが、実際には文法的なことから解析しているので、通常のブログ記事でも有用な解析をしてくれます。
具体的には、調べたい文章を指定の枠内にコピペしてクリックするだけです。
web上のサービスのため、自分のマシンがwindowsだろうがMacだろうが、だれでも使えます。
調べてくれるのは、字数や漢字とひらがなの比率、句読点の挿入割合などの「基礎情報」、文中の各品詞の構成を調べる「形態素解析」、そして文章全体の講評も出てきます。
ためしに、昨日書いた記事「『なんたって18歳!』岡崎友紀主演大映ドラマ第2弾ライトコメディ」の文章をチェックしてみました。
講評を引用します。
「指示語の多用は見られません」という点。たしかに意識して使わないようにしています。
紙媒体では、指示代名詞、いわゆるコソアト言葉は有効ですが、ネットでは、検索エンジンにわかりやすく表現する必要があることから、代名詞は使わず、その指すものをズバリ書くようにしています。人の名前も、くどくなってもその都度フルネームで書いています。
それによって、その名前の人の話を書いているブログ記事なんだということを検索エンジンに認識してもらうためです。
まあ講評はいくつかのパターン文を組み合わせたものですが、それでも「なるほど」といえる指摘もあります。
ご存じなかった方は、ご自分の記事をチェックされてはいかがでしょうか。
http://www.japaneseproofreader.com/
わかりやすいタイトルです。読んで字のごとく、日本語の文章を校正してくれるwebツールです。具体的には、文章に言葉の間違いや不適切な表現を探してくれます。
前の「小説形態素解析CGI(β)」は、文章の客観的な解析は行われていますが、具体的な間違いを指摘してはくれません。
そこで、こうした間違いチェックツールも並行して利用するといいと思います。
やはり、昨日の記事をチェックしてみました。
う~ん。漢字で書かれている言葉をひらく(ひらがなにする)、というような指示はなるほどと思うのですが、少し単語の知識が足りないですね。
たとえば、「TBSチャンネル2」の「チャンネル2」を、勝手に「2ちゃんねる」に判断しています。
また、『スチュワーデス物語』という作品名なのに、「スチュワーデス」にチェックを入れて、「禁忌・不快語」扱いしています。
まだ辞書を鍛える必要がありそうです。
http://kotoba.nuee.nagoya-u.ac.jp/sc/obi2/obi.html
日本語のテキストの難易度(リーダビリティ)を推定するプログラムです。
サイトの説明によると、文章の難易度は小中高大の教科書127冊から抽出したサンプルから算出。小学1年から大学生レベルの13段階で、読みやすさを推定してくれるといいます。
高度な解析です。
ただ、これはweb上のサービスではなく、プログラムをダウンロードして動かします。
http://enno.jp/
これは有名ですね。日本語のあからさまなタイポ/変換ミス/誤字脱字エラーをチェックしてくれるサービスです。
これもWebサービスなので、マシンに関係なくだれでも利用できます。
入力した日本語の文章を解析、ミスを見つけてハイライト表示してくれます。コピペですぐにチェックしてくれるので使っていてもわずらわしさは感じません。
昨日書いた記事をチェックしたところ、1箇所書き間違いが指摘されました。
チェックツールとしては比較的簡易なものですが、それだけに確実なチェックをしてくれます。私のような誤入力の多いそそっかしい人間には有用なツールです。
ということで、ブログ作成の参考になれば幸甚です。
ブログ記事を作成するにあたって、文章のチェックはどうされていますか。個人ブログは、作った文章をすぐに公開できる簡単なところがいいのですが、後から入力の間違いや、こなれない表現に気づくことも少なくないでしょう。そんなとき、校正と解析をしてくれる編集者がいてくれるといいなあなんて思いませんか。
私はもう、ほとんど毎記事が不十分な推敲による後悔の繰り返しのため、今はネットで自由に使える構成と解析ツールを利用するようにしています。今日はそのうち、冒頭の4本をご紹介します。
小説形態素解析CGI(β)
http://www.ennach.sakura.ne.jp/
いろいろなサイトが、いろいろなサービスを紹介していますが、私のイチオシはここです。「小説形態素解析CGI(β)」。
チェックする項目と内容、そしてわかりやすさも一番だと思います。
「小説形態」というタイトルからは、文芸的な視点でチェックするイメージがありますが、実際には文法的なことから解析しているので、通常のブログ記事でも有用な解析をしてくれます。
具体的には、調べたい文章を指定の枠内にコピペしてクリックするだけです。
web上のサービスのため、自分のマシンがwindowsだろうがMacだろうが、だれでも使えます。
調べてくれるのは、字数や漢字とひらがなの比率、句読点の挿入割合などの「基礎情報」、文中の各品詞の構成を調べる「形態素解析」、そして文章全体の講評も出てきます。
ためしに、昨日書いた記事「『なんたって18歳!』岡崎友紀主演大映ドラマ第2弾ライトコメディ」の文章をチェックしてみました。
講評を引用します。
地の文中心の文体のようです。「やや説明的・要約的な文章展開」だそうです。これは小説ではなくブログ記事なので参考程度に心に留めておきます。
かな:漢字の比率は読みやすい範囲だと思われます。
1つの文章が長いものの、こまめな読点でテンポを保っています。
文体やテンポにもよりますが、平均と比べだいぶ副詞が少ないようです。
指示語の多用は見られません。
接続詞が少なめです。文章運びはテンポ・感性重視のようです。
体言止めが高い頻度で使われています。
連用中止法の使用頻度は平均の範囲内です。
やや説明的・要約的な文章展開のようです。具体的には、自立語における名詞の比率が高いようです。
動きの描写に比べると、物事を形容する言葉がやや多いようです。
「指示語の多用は見られません」という点。たしかに意識して使わないようにしています。
紙媒体では、指示代名詞、いわゆるコソアト言葉は有効ですが、ネットでは、検索エンジンにわかりやすく表現する必要があることから、代名詞は使わず、その指すものをズバリ書くようにしています。人の名前も、くどくなってもその都度フルネームで書いています。
それによって、その名前の人の話を書いているブログ記事なんだということを検索エンジンに認識してもらうためです。
まあ講評はいくつかのパターン文を組み合わせたものですが、それでも「なるほど」といえる指摘もあります。
ご存じなかった方は、ご自分の記事をチェックされてはいかがでしょうか。
日本語文章校正ツール - フリーで使える表現チェック・文字校正支援Webツール
http://www.japaneseproofreader.com/
わかりやすいタイトルです。読んで字のごとく、日本語の文章を校正してくれるwebツールです。具体的には、文章に言葉の間違いや不適切な表現を探してくれます。
前の「小説形態素解析CGI(β)」は、文章の客観的な解析は行われていますが、具体的な間違いを指摘してはくれません。
そこで、こうした間違いチェックツールも並行して利用するといいと思います。
やはり、昨日の記事をチェックしてみました。
う~ん。漢字で書かれている言葉をひらく(ひらがなにする)、というような指示はなるほどと思うのですが、少し単語の知識が足りないですね。
たとえば、「TBSチャンネル2」の「チャンネル2」を、勝手に「2ちゃんねる」に判断しています。
また、『スチュワーデス物語』という作品名なのに、「スチュワーデス」にチェックを入れて、「禁忌・不快語」扱いしています。
まだ辞書を鍛える必要がありそうです。
帯2(obi-2.x)
http://kotoba.nuee.nagoya-u.ac.jp/sc/obi2/obi.html
日本語のテキストの難易度(リーダビリティ)を推定するプログラムです。
サイトの説明によると、文章の難易度は小中高大の教科書127冊から抽出したサンプルから算出。小学1年から大学生レベルの13段階で、読みやすさを推定してくれるといいます。
高度な解析です。
ただ、これはweb上のサービスではなく、プログラムをダウンロードして動かします。
Enno
http://enno.jp/
これは有名ですね。日本語のあからさまなタイポ/変換ミス/誤字脱字エラーをチェックしてくれるサービスです。
これもWebサービスなので、マシンに関係なくだれでも利用できます。
入力した日本語の文章を解析、ミスを見つけてハイライト表示してくれます。コピペですぐにチェックしてくれるので使っていてもわずらわしさは感じません。
昨日書いた記事をチェックしたところ、1箇所書き間違いが指摘されました。
チェックツールとしては比較的簡易なものですが、それだけに確実なチェックをしてくれます。私のような誤入力の多いそそっかしい人間には有用なツールです。
ということで、ブログ作成の参考になれば幸甚です。
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