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美奈子、小保方晴子氏、塩村文夏議員は“わかっちゃいない人” [芸能]

美奈子という、シングルマザーを売り物にタレント活動している女性について、『日刊ゲンダイ』の連載「ネット炎上事件簿」が、なぜ批判されているのかを解説しています。私には、昨今マスコミの話題をさらっている、STAP細胞騒動の小保方晴子氏や、都議会ヤジ問題の塩村文夏議員などと共通したものを感じるのですが、いかがでしょうか。

STAP細胞騒動は、2014年に科学誌「ネイチャー」に発表された研究論文が、捏造や不正なデータ操作が行われていたことが発覚したことから始まりました。この論文の主著者である小保方晴子さんが、不正な行為に加担していた疑惑が浮上し、それ以降、彼女に対する批判や嫌悪感が広がりました。

小保方さんが嫌われる理由は、以下のような点が挙げられます。

研究における不正行為の疑い
小保方さんが主著者として関わった研究論文が、捏造や不正なデータ操作が行われていたことが判明し、科学的に信頼できないとされました。このことは、科学界や一般社会に大きな衝撃を与え、小保方さんに対する批判や非難の声が高まりました。

態度や言動への批判
小保方さんは、騒動が発覚した後も、自分自身を擁護するために様々な言動をとったことが批判されました。たとえば、会見やインタビューでの発言が矛盾していたり、自分自身を被害者的に表現する発言が多かったことが挙げられます。

マスコミや一般社会への影響
小保方さんの騒動は、マスコミや一般社会にも大きな影響を与えました。たとえば、不正な研究の発覚により、科学界の信頼性が揺らぎ、日本の科学技術の競争力が低下することが懸念されました。また、一部の人々は、小保方さんを「日本の科学の顔」として扱い、彼女の不正行為が日本全体の科学技術の評価にも影響を与えることを懸念しました。

以上のような理由から、小保方晴子さんは多くの人々から批判や嫌悪感を受けるようになりました。

このことを踏まえた上で、以下をお読みください。

日刊ゲンダイ・美奈子.png

連載の著者は井上トシユキ氏。7月4日、5日と2回に分けて、美奈子という人の言動がネットで炎上を繰り返してきたことを振り返り、本来なら擁護されるべき同性から嫌われていることを指摘しています。
 同性から特に嫌われるのは、容姿等の生理的な部分もさることながら、母親と女と職業人としてのバランスが取れていないように見えることが大きい。どれもが中途半端なままで公衆の面前に露出し、否定されれば泣き、後から逆ギレでは共感は得られまい。シングルマザーの代表のように持ち上げられ、そう振る舞う部分も、「勝手に産んで、大したこともしてないくせに偉そうに」と映っているのだろう。
 テレビ番組の中で子育てや生活に右往左往するのは、子供のことが気になりつりも、まだ笑って見ていられた。しかし、身近な現実社会に出てきて、上から目線で論をぶったり、ちゃかしたり、開き直るかのように自分語りを始められると、「何も出来ていないくせにウザイ」となる。
こうしたネットの美奈子批判に対して、同性の中には、真っ向から反論してきた人もいないわけではありません。

たとえば、シングルマザーを応援する立場からカウンセリングを行ったり、関連NPO法人を立ち上げたりしてい.る新川てるえさんは、Facebookで美奈子をかばうだけでなく、彼女を温かい目で見ない意見を批判する書き込みを何度か行っています。

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ダ・ヴィンチニュースより

が、絶賛が「お約束」のFacebookの「友達」ですら、たしなめや留保をつけるコメントがつくこともありました。

立場として、美奈子に理解を示すのはわかるのですが、タレントとは何か、ということを考えたら、一方的に擁護するというのはいずれにしてもちょっと違うような気がします。

美奈子が一般の人だったら、離婚を繰り返そうが、刺青があろうが、子育てに疑問符がつこうが、個人攻撃を行うことがあってはなりません(というか、彼女が一般人のままだったらとやかくいわれることはないのですが……)

しかし、タレント活動をしているのだから、読者や視聴者が、「あたし、この人、キライ」とか、「こいつのふるまい、おかしいだろう」などと思ったり、そうした意見をブログやネット掲示板に書き連ねたりする自由は当然あるのです。

むしろ、タレントは話題になってナンボですから、美奈子にとってネットのバッシングは“おいしい”はず。

芝居ができるわけでもない、歌をうたうわけでもない、バラエティでも何もできない。そんな人が、じゃあ芸能界でどうやって生きていくのかといえば、世間の良識をインモラルな生き方で刺激して話題になる現状しかないわけで、むしろわかりやすく反応してくれるネット民は、結果的に彼女のタレント生命を支えてくれている“支援者”のはずです。

なのに、そう思えないところが、彼女が“わかっちゃいない”ところです。

塩村問題で議会はなにか変わったのか?


それにしても、最近は“わかっちゃいない人”がマスコミで話題になるようですね。

小保方晴子という人については、もううんざりという方もおられると思いますが、彼女の言動に一貫しているのは、「科学者としての挟持も外聞もない」こと。

つまり、“科学者とは何だ”ということがわかっちゃいない人です。

弁護士をつけて会見で主張したのは、理研における身分確保のための駆け引きや自己保身ばかりで、科学者として科学的なルールによって自分の潔白を証明する、という内容ではありませんでした。

「エア実験と思われたくない」などといってあんな実験ノートを公開したり、「独自のレシピで200回成功した」などと韜晦趣味にふけってみたりするのは、自分が科学者であるという自覚と、科学者とは何かという認識があれば、ありえないことです。

「こいつ、科学者として違うだろう」と思われることのほうが、実はSTAP細胞論文の不正を疑われるよりももっと恥ずかしいことのはずですが、それがわかっていないのです。

もちろんSTAP細胞論文の不正自体が深刻なことですが、人間は無謬ではありませんから、善し悪しは別として、魔が差すこともあるし悪意のない認識違いだってあり得ます。

しかし、それ以前のこととして、彼女がそもそも科学者としての自覚が全くないことを、一連の経過で彼女自身が白状しているのです。

そして、塩村文夏という議員。ヤジという「議会の問題」を、結局議会で何一つ解決しないくせに、一方ではすばやく外国人記者を相手に会見をしていました。

女性蔑視を助長・刺激する、過去の自分のタレント活動は一切棚に上げて(苦笑)

ここの部分を指摘すると、彼女への誹謗・中傷になるらしいのですが、それは違いますよ。

私は一都民として、「不規則発言」が議会の流れを変えることを望みません。

正々堂々と論戦をしてほしいと思います。

その意味で、今回ヤジ議員追及は、ヤジを取り締まるいい機会ではあると思います。

でも塩村議員は自ら幕引きに賛成しました。

その限りでも、彼女の本気度を疑うには十分です

何より、議員はタレントと違い正真正銘の公人です。

たとえば、今回も都議ではなく、傍聴者が同じ野次を飛ばしたらどうだったんでしょう。

彼女の過去の活動を知っている有権者なら、そういうことだってあり得るでしょう。

それでも彼女は、外国人記者相手に被害者ヅラした会見をしていたのでしょうか。

繰り返しますが、ヤジはいかなるものであれ私は賛成しません。

が、他党議員ならネガティブなヤジをとばしてくるのは当たり前と割り切り、もとよりヤジは自分に対する有権者の評価の一つかもしれない、というぐらいの謙虚な受け止め方が、公人ならあってもいいのではないでしょうか。

そして、セクハラヤジの問題は、都議会で起こったことですから、まず議会で解決をはかるべきです。

それが議会人、公人としての挟持ではないでしょうか。



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