高速道路、旧盆帰省者必読の“危険すぎる裏情報”!? [社会]
高速道路には、あらかじめ知っておいた方がいい“危険すぎる裏情報”があると、今週号のトップ記事で報じているのが『週刊大衆』(8/19.26)。「ドライバーは知らない!高速道路に隠されたヤバすぎる秘密55」というタイトルです。
具体的にどんな「秘密」なのか。
最近はガソリンの価格が急騰しています。
5日配信の「NEWSポストセブン」では、車のガソリン代節約法として、「満タンではなく半分にする方が良い」「満タンにしておくと、その分、車の重量が重くなり、燃費が悪くなってしまうんです」(モータージャーナリストの岩貞るみこ氏)という対策も出ていますが、これは高速道路では、むしろ行ってはならないとした方がいいかもしれません。
同誌によると、高速道路によっては、170キロ以上GS(ガソリンスタンド)がない地域もあるというのです。同誌から引用します。
一般的に、高速道路では50キロ間隔で給油ができると言われているが、実は、全区間がそうなっているというわけではない。
この(北海)道東道では、由仁PAから現在の終点である浦幌ICまでの170キロもの区間、給油所がないのだ。
にわかには信じがたいが、こうした“無給油区間”は全国に隠れていると、高速道路など交通問題に詳しいジャーナリストの村松虎太郎氏は言う。
「たとえば、東北道は岩手山SAより北すべて、中国道も安佐SAから美東SAまで給油できる場所がなく、その距離はいずれも150キロ近い。ほかにも、ジャンクションを利用したルートによっては、関越道や九州道などでも給油に困る箇所が出てきます」
旧盆の帰省となれば家族全員とその荷物で、車の重量はもともと重くなっています。
その上、170キロもガソリンを入れることができなかったら、半分しか入れなかったことでガス欠のリスクだって十分にあると思います。
私も運転していて、そのうちガソリンを入れようと思っていながら、走っても走ってもガソリンスタンドが見当たらずに焦った経験が何度もあります。少しぐらい燃費が悪くなっても、ガソリンは余裕をもちたいと思います。
ところで、帰省といえば大規模渋滞を連想しますが、一方では運転手が知らぬ間にスピードを出し過ぎてしまう「速度超過注意区間」もあるといいます。
同誌では、東関東道、東名、新東名、中央、伊勢湾岸、名神、首都高など、全部で14箇所の「速度超過注意区間」を具体的に指摘しています。
高速道路における速度超過の事故は大惨事につながります。
もし、運よく事故にならなかったとしても、「超過」という「違反」の責任を取らなければなりません。
自動速度違反取締装置(ORBIS=オービス)が、40キロ以上の速度超過(一般道では30キロ以上)をしている走行車に対して、昼間でもフラッシュ付きの撮影を行い、ドライバーには1ヶ月ほどで警察から通知が来ることになっています。
このオービスに“睨まれた”違反者は言い逃れができません。
「設置箇所の直前には、この予告標識が2枚表示されていると考えるドライバーが多いが、法的に義務づけられているわけではありません。あくまで、“だまし討ちだ!”とドライバーから抗議されないための方便に過ぎないんです。
したがって、2枚どころか、1枚もないケースまであります」(ジャーナリストの寺沢有氏)
つまり、オービスの眼がどこに設置されているか、ドライバーが走りながら確認することは望むべくもない、ということです。
それだけでなく、最近は通称『ホークアイ』(鷹の目)と呼ばれる、車間距離不保持違反取締装置、つまり“車間距離オービス”ともいえるものが導入されている(交通ジャーナリストの今井亮二氏)といいます。
それ以外にも、「秘密」には、高速道路の信号があるところ、Uターンできるところなど、「裏情報」というより「豆知識」に近いものも網羅されています。
『週刊大衆』といえば、このブログで以前もご紹介しましたが、道路に対する取り締まり問題が得意なようで、私たちの理解を助けてくれる記事を何度か書いています。
高速道路を利用予定で気になる方は、後顧の憂いのないよう、帰省の前に一読することをお勧めします。
【道路問題関連記事】
・交通取締りの誤摘発事件はなぜ起こったのか
・不当取締り、こんな交通標識には気をつけろ!
具体的にどんな「秘密」なのか。
最近はガソリンの価格が急騰しています。
5日配信の「NEWSポストセブン」では、車のガソリン代節約法として、「満タンではなく半分にする方が良い」「満タンにしておくと、その分、車の重量が重くなり、燃費が悪くなってしまうんです」(モータージャーナリストの岩貞るみこ氏)という対策も出ていますが、これは高速道路では、むしろ行ってはならないとした方がいいかもしれません。
同誌によると、高速道路によっては、170キロ以上GS(ガソリンスタンド)がない地域もあるというのです。同誌から引用します。
一般的に、高速道路では50キロ間隔で給油ができると言われているが、実は、全区間がそうなっているというわけではない。
この(北海)道東道では、由仁PAから現在の終点である浦幌ICまでの170キロもの区間、給油所がないのだ。
にわかには信じがたいが、こうした“無給油区間”は全国に隠れていると、高速道路など交通問題に詳しいジャーナリストの村松虎太郎氏は言う。
「たとえば、東北道は岩手山SAより北すべて、中国道も安佐SAから美東SAまで給油できる場所がなく、その距離はいずれも150キロ近い。ほかにも、ジャンクションを利用したルートによっては、関越道や九州道などでも給油に困る箇所が出てきます」
旧盆の帰省となれば家族全員とその荷物で、車の重量はもともと重くなっています。
その上、170キロもガソリンを入れることができなかったら、半分しか入れなかったことでガス欠のリスクだって十分にあると思います。
私も運転していて、そのうちガソリンを入れようと思っていながら、走っても走ってもガソリンスタンドが見当たらずに焦った経験が何度もあります。少しぐらい燃費が悪くなっても、ガソリンは余裕をもちたいと思います。
ところで、帰省といえば大規模渋滞を連想しますが、一方では運転手が知らぬ間にスピードを出し過ぎてしまう「速度超過注意区間」もあるといいます。
同誌では、東関東道、東名、新東名、中央、伊勢湾岸、名神、首都高など、全部で14箇所の「速度超過注意区間」を具体的に指摘しています。
高速道路における速度超過の事故は大惨事につながります。
もし、運よく事故にならなかったとしても、「超過」という「違反」の責任を取らなければなりません。
自動速度違反取締装置(ORBIS=オービス)が、40キロ以上の速度超過(一般道では30キロ以上)をしている走行車に対して、昼間でもフラッシュ付きの撮影を行い、ドライバーには1ヶ月ほどで警察から通知が来ることになっています。
このオービスに“睨まれた”違反者は言い逃れができません。
「設置箇所の直前には、この予告標識が2枚表示されていると考えるドライバーが多いが、法的に義務づけられているわけではありません。あくまで、“だまし討ちだ!”とドライバーから抗議されないための方便に過ぎないんです。
したがって、2枚どころか、1枚もないケースまであります」(ジャーナリストの寺沢有氏)
つまり、オービスの眼がどこに設置されているか、ドライバーが走りながら確認することは望むべくもない、ということです。
それだけでなく、最近は通称『ホークアイ』(鷹の目)と呼ばれる、車間距離不保持違反取締装置、つまり“車間距離オービス”ともいえるものが導入されている(交通ジャーナリストの今井亮二氏)といいます。
それ以外にも、「秘密」には、高速道路の信号があるところ、Uターンできるところなど、「裏情報」というより「豆知識」に近いものも網羅されています。
『週刊大衆』といえば、このブログで以前もご紹介しましたが、道路に対する取り締まり問題が得意なようで、私たちの理解を助けてくれる記事を何度か書いています。
高速道路を利用予定で気になる方は、後顧の憂いのないよう、帰省の前に一読することをお勧めします。
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・交通取締りの誤摘発事件はなぜ起こったのか
・不当取締り、こんな交通標識には気をつけろ!
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