藤井モウ、江頭2:50の事件で思い出されているのか [芸能]
藤井モウという元タレントについて、検索される回数が上昇しているようです。おそらくは、江頭2:50が警視庁から事情聴取を受けたことが報じられたため、大川興業つながりで、過去の同社のトラブルを思い出したり調べたりしているのかもしれません。この記事をご覧の方で、藤井モウの不祥事をご存知の方はどれぐらいいらっしゃるでしょうか。
藤井モウは1995年10月から大川興業に所属していましたが、これといって目立った活躍はなく、プチ鹿島と骨太熱なるユニットで学ラン姿の踊りを売り物に。
やっと注目されたのは、1999年2月8日に起こした有印私文書偽造事件でした。
東京都新宿区歌舞伎町のクラブ「デルフィーノ」で、客から奪ったクレジットカードで商品を購入したとして2000年2月に逮捕されました。
購入したものは、パソコンやネックレスなど合計30万円以上。さらに自分の取り分として、2万8000円をスポーツクラブの月謝や国民健康保険の滞納分の支払いに充てていたといいます。
藤井モウは、同店で泥酔客追い出しやこん睡強盗に加担するなどして、最低7000円の報酬を得ていたとされました。
藤井モウは犯行動機について「大川興業からの2カ月の収入が交通費だけで、悪いとは思ったが、食っていけないのでやった」と話しました。(『日刊スポーツ』2000年4月20日付)
事件後の2000年1月に大川興業は脱退。5月9日に東京地裁は、懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)の判決を言い渡しましたが、藤井モウの犯罪はこれだけではすまず、もっと大きな「余罪」が出てきました。
問題のクラブは、いわゆる「ポッタクリ・バー」です。こん睡強盗容疑で店長ら3人も同課に逮捕されていました。
この店長らが勤める別のスナック「グレ」では客の男性会社員が急死していたため、強盗致死と窃盗などの疑いで、警視庁捜査1課は店の関係者7人を再逮捕。
その中に藤井モウが加わっていました。
東京地裁は2001年3月26日、懲役8年(求刑懲役10年)を言い渡しています。
これを受けて、大川興業の大川豊総裁は、「事実を真撃に受け止め、大川興業株式会社所属芸人ならびに社員一同精進していく所存でございます」とコメントしました(『日刊スポーツ』2000年6月22日付)
21世紀の今も、大川興業に限らず、若い芸人は、中学生のお小遣いのようなギャラで下積みを過ごしています。
売れたければのし上がってこい、という「実力主義」の仕組みらしい。
しかし、徒弟制度の時代じゃあるまいし。
劣悪な待遇や封建的な階級を、単純にハングリー精神の高揚に結びつけて正当化するのは非合理で非常識な発想ではないでしょうか。
貧苦が、芸の向上に直接結びつくとは限らず、一般には「貨すれば鈍する」となってしまうのではないでしょうか。
大川興業といえば、大川豊総裁は、金を返さないことを売り物にしています。
ギミックかリアルかは定かではありませんが、リアルでないと信じたい。
自分自身が笑われるだけなら、何をしようがそれも芸のうちといえるでしょうが、他人に迷惑をかけたり、他人を利用したりする芸などまっぴらです。
それにしても、江頭2:50。よほど自分のモノに自信があるんですね。
大川興業元メンバー カード詐欺で逮捕
警視庁捜査二課と新宿署は十八日までに、客に薬物などを飲ませて泥酔状態にさせ、項金やキャッシュカードなどを奪う「暴カバー」の手口で、男性か違ったキャッシュカードを使い、パソコンなどをだまし取ったとして、東京都杉並区×××××ノ××ノ×ノ××、大川興業の元メンバーで無職、××××容疑者(二七)を逮捕した。(中略)××容疑者は大川興業で「藤井モウ」の芸名で活動していた。(2002年2月8日付『産経新聞』夕刊から)
藤井モウは1995年10月から大川興業に所属していましたが、これといって目立った活躍はなく、プチ鹿島と骨太熱なるユニットで学ラン姿の踊りを売り物に。
やっと注目されたのは、1999年2月8日に起こした有印私文書偽造事件でした。
東京都新宿区歌舞伎町のクラブ「デルフィーノ」で、客から奪ったクレジットカードで商品を購入したとして2000年2月に逮捕されました。
購入したものは、パソコンやネックレスなど合計30万円以上。さらに自分の取り分として、2万8000円をスポーツクラブの月謝や国民健康保険の滞納分の支払いに充てていたといいます。
藤井モウは、同店で泥酔客追い出しやこん睡強盗に加担するなどして、最低7000円の報酬を得ていたとされました。
藤井モウは犯行動機について「大川興業からの2カ月の収入が交通費だけで、悪いとは思ったが、食っていけないのでやった」と話しました。(『日刊スポーツ』2000年4月20日付)
事件後の2000年1月に大川興業は脱退。5月9日に東京地裁は、懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)の判決を言い渡しましたが、藤井モウの犯罪はこれだけではすまず、もっと大きな「余罪」が出てきました。
問題のクラブは、いわゆる「ポッタクリ・バー」です。こん睡強盗容疑で店長ら3人も同課に逮捕されていました。
この店長らが勤める別のスナック「グレ」では客の男性会社員が急死していたため、強盗致死と窃盗などの疑いで、警視庁捜査1課は店の関係者7人を再逮捕。
その中に藤井モウが加わっていました。
東京地裁は2001年3月26日、懲役8年(求刑懲役10年)を言い渡しています。
これを受けて、大川興業の大川豊総裁は、「事実を真撃に受け止め、大川興業株式会社所属芸人ならびに社員一同精進していく所存でございます」とコメントしました(『日刊スポーツ』2000年6月22日付)
21世紀の今も、大川興業に限らず、若い芸人は、中学生のお小遣いのようなギャラで下積みを過ごしています。
売れたければのし上がってこい、という「実力主義」の仕組みらしい。
しかし、徒弟制度の時代じゃあるまいし。
劣悪な待遇や封建的な階級を、単純にハングリー精神の高揚に結びつけて正当化するのは非合理で非常識な発想ではないでしょうか。
貧苦が、芸の向上に直接結びつくとは限らず、一般には「貨すれば鈍する」となってしまうのではないでしょうか。
大川興業といえば、大川豊総裁は、金を返さないことを売り物にしています。
ギミックかリアルかは定かではありませんが、リアルでないと信じたい。
自分自身が笑われるだけなら、何をしようがそれも芸のうちといえるでしょうが、他人に迷惑をかけたり、他人を利用したりする芸などまっぴらです。
それにしても、江頭2:50。よほど自分のモノに自信があるんですね。
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