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誤った捜査や逮捕の背景にあるものは?

警察官不祥事 1988,7,15

奈良県警の警察官が、暴力団員を射殺したとされる被疑者(奈良地裁の公判で逃亡中)をいったん捕まえながら逃がしたことが明らかになった。

しかもそれは5年前の出来事で、被疑者が後に他の容疑で捕まって公判中にそれを話し発覚したというものだった。警察と暴力団の癒着がこの時は問題になった。

この事件だけでなく、この頃から警官の不祥事がマスコミでも話題になり始めた。この年だけでも、長野南署では無免許運転の女性を全裸にし、採尿を楽しんだ(2月2日)、大阪府警堺南署では落とし物の15万円を巡査がネコババし、落とし主を犯人扱いした(5月25日)、静岡県三島署では留置場の容疑者に、睡眠薬を飲ませてわいせつ事件を起こした(6月8日)など、世界でも異常な警察官犯罪が続いた。

事件には、「警察官の人間なのだから仕方がない」「25万人の警察職員の中では発生率は少ない」という意見も出たが、犯罪を取り締まるための様々な権限を利用して起こった事件がほとんどだけに、その責任は重大と言わざるを得ない。

そして、こんにちの警察は、巡査長の肩書きを持った警察官のハレンチ事件とともに、初動の遅れや間違いが背景にある、「ぬれぎぬ逮捕」という、警察官の根本に関わる問題が問われている。「犯人はこいつ」ありき、もしくは「事故ということにしておこう」という思い込みや怠慢や不可知なやり方は、検察だけでなく警察にもある。

セクションの縦割り、現場捜査の不十分さなどいろいろな原因が取り沙汰されるが、検挙率に一喜一憂する「成果主義」も大きな原因ではないだろうか。
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cheese999

警官といい、政治家といい、腐った権力者には困ってしまいますね。
by cheese999 (2011-02-14 07:35) 

デルフィニウム

お届け~です。ニコッ♪(〃'▽'〃)_■(チョコのつもり
by デルフィニウム (2011-02-14 11:52) 

Kari

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Rory

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