民主党は12日、両院議員総会を開いた。
「総理、しっかりしてください。民主党の内紛を国民は求めていない」「4月の統一選、勝てるような気がしない。(支援者から)内紛はやめるべきだと」などの意見が相次いだが、岡田克也幹事長にとってその程度は想定内らしく、表情を変えることなく頷きながら聞き入り、結局混乱なしに終了した。
最大の問題と西岡武夫参院議長に念押しされていた「仙石由人問題」は、全く議論されなかった。
要するに、当初の予想通り、たんなるガス抜きの集まりだったわけだ。
ただ、夕方、千葉市内のホテルで行われた全国幹事長会議の報道は興味深かった。一部引用しよう。
「しかし、質疑に入ると、岡田氏らが小沢氏の衆院政治倫理審査会出席を急ぐ考えを強調したのに対し、出席者からは「『政治とカネ』の問題はそろそろおしまいにしてもらいたい」と、小沢氏を含む挙党態勢を求める意見が出た」というのだ。(毎日新聞 1月12日(水)20時16分配信)
党務を離れている閣僚までが、首相や仙石官房長官のご機嫌を伺い「脱小沢」で足並みを揃えている時に、選挙という事情はあるにせよ、地方では「小沢氏を含む挙党態勢を求め」ていた、という事実をメディアが報じたわけだ。
これは面白い。
これまでの大手メディアの報道は、小沢一郎問題こそが諸悪の根源で、党内も世論も「脱小沢」で一致し、党内の小沢・鳩山グループだけが浮世離れしているかのような描き方に熱中していた。
だが、少なくとも現在の地方党員はそうではない、ということだ。
菅直人首相は、小泉純一郎元首相のように、「どうすればB層(あまり頭が良くない)有権者にウケるか」ということばかり考えているパフォーマンス型の首相といわれる
なるほど、党内の声をきちんと聞かずに「脱小沢」に熱中しているところは、族議員を「守旧派」として悪役のレッテルを貼り、自分が正義の味方を演じてB層が見事にひっかかった小泉元首相にあやかろうとしていることがよくわかる。
これでは松戸や西東京など、選挙が負け続けていたわけである。
党内議論もコンセンサスもなく、首相のスタンドプレーだけで何かか発せられ、その後行き詰まる。
そんなスタンドプレーも、不支持率が70%近い現実では“焼け石に水”になりつつあるのではないだろうか。
2011-01-13 06:00
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丈夫だし、論理的な人は、不しようとする时间を浪费する恐れがあるため、彼らは出発しようとしたが、断らないのまえに業務処理を終えたばかりだった。
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