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協同党結成大会(鳩山一郎政界復帰の52年) [戦後史]

◆1952/07/23 協同党結成大会

左右に分裂した社会党のうち右派社会党は、農民協同党に反共農村政治勢力の結集を提案した。

改進党に参加しないことを決めた農民協同党は、まず、日本社会党を離党した衆議院議員・平野力三が率いる社会民主党と協同党の結成を行った。

協同組合・農林漁業・中小商工業の発展と振興を目的とし、改進党結成時に問題になった「協同社会主義」(協同会社法を制定し、独占企業の社会化をはかる)路線を打ちだした。

要するに、一応社会主義政党であったわけだ。

だが、組織的に弱体であることから、同年の総選挙で当選者が2人に終わったため、特別国会召集時の同年10月13日に解党。右派社会党に合流した。

右派社会主義政党は右派社会党があったため、独自の存在感を出すことができなかったことがひとつの要因にあるだろう。
協同組合運動は、空想的社会主義者であるロバート・オウエンの思想を源流とし、資本主義とは別形態の組織として協同組合を結成する、一種の社会主義運動である。産地直接契約など市場に左右されない生産や供給、組合員による生産参加や組織運営なども行われている。しかしながらオウエンの思想からやや現実に妥協し、非社会主義国家においても受け入れられている。その結果協同組合は、流通において私企業と提携、私企業を子会社に持つ、あるいは私企業が集まって協同組合を結成するなど、資本主義・自由主義市場と並存または補完し合う関係を構築している。(wikiより)

タグ:協同党
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