トリカブトとニリンソウの違いをご存知ですか。いつもこの時期の急上昇キーワードです。連休で外に出かけるからでしょうね。一見するとよく似ていますが、トリカブトは猛毒、ニリンソウは美味しい山菜とまったく別物です。トリカブトとニリンソウの見分け方を簡単にまとめます。(画像はすべて厚生労働省サイトより)
トリカブトは、有毒アルカロイドのアコニチン系アルカロイドを含有する、日本三大有毒植物の1つ。
特に毒性が強いのは根ですが、全草が猛毒で、花や花粉、蜜までが危険と言われます。
サスペンスドラマにも使われていますね。
一方、ニリンソウは、古くから東北地方や北海道で山菜として食され、アイヌの人々にとっても重要な食糧でした。
トリカブトとニリンソウは、よく見れば葉の色や光沢、切れ込みなどの違いがありますが、若葉の時期は大変よく似ており、見分けるのが困難といわれています。
何より、混ざって群生している場合が多く、アバウトに広範囲を刈り取ってしまうと、トリカブトが紛れてしまうことが起こるそうです。
私も今回、厚生労働省サイトで勉強させていただきました。
見分け方
たとえばこれはどうでしょうか。
厚生労働省サイトより
矢印が芽生え期のトリカブトで、その周囲にあるのはニリンソウです。
ほとんど見分けがつきません。
これが芽生え期のトリカブト、下の画像は若芽です。
厚生労働省サイトより
厚生労働省サイトより
そしてこちらがニリンソウです。
厚生労働省サイトより
花がなければそっくりです。
それではこれはトリカブトでしょうか。
ニリンソウでしょうか。
厚生労働省サイトより
左の1本はトリカブト、右の4本はニリンソウです。
茎や葉のかたちで見分けるとしたら、トリカブトは成長するにつれ茎が立ち上がりますが、ニリンソウでは茎はほとんど立ち上がらないとか。
トリカブトは茎に葉が交互(互生)につき、ニリンソウは地上部の茎の一カ所から葉が出ています。
しかし、3~5月の若芽の段階で、それだけで判断するのは危険です。
一番わかりやすく簡単なのは、花による見分け方だと言われています。
ニリンソウは春先に白い花をつけるのに対して、トリカブトが青紫の花をつけるのは秋です。
ニリンソウを採るなら、
花芽や花がついているものだけを1本ずつ確認しながら摘み取るのが間違いのない方法のようです。
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一口サイズのやわらかい草もち
ということで、今日のオヤツは、「草」つながりで、黒ごまきな粉ちぎり草もち(山栄食品工業)です。
よもぎ、黒ごまなど身体に良いとされるものを練りこみ、表面にきな粉を丁寧にまぶした一口サイズの草もちです。
やわらかい草もちです。
1つ1つ個包装されているので、食べたい時に食べたい量だけいただけます。
お出しするお茶菓子にも使っています。
会社は、愛知県の山栄食品工業です。
つまみや、おやつを作っている会社のようです。
きなこの草もちはいかがですか。
世起 180g黒ごまきな粉ちぎり草餅 20袋入
葉だけ見ていると、確かに区別がつかないものありますよね。
でも、片や毒で片や美味しい山菜となるとしっかり判断出来るようにならないと怖いですよね。
by ☆ミルキーウェイ☆ (2018-04-29 00:30)
言われると違いが判るかも…ぐらいの違いですね。
微々たる差しかないので、気を付けないといけないですね。
by ナベちはる (2018-04-29 00:39)
トリカブトとニリンソウの違い、見分け方・・・これは葉だけでは、見分けるのが極めて困難ですね。わたしは自生している植物を採集して食べることはしませんので、「万一」はないと思いますが、「トリカブトとニリンソウ」が似ているということを理解できただけでも大きな収穫です。ありがとうございます。
トリカブトほどではないにせよ、多くの植物に人体にとって危険な成分が含まれていることは存じております。『カムイ外伝』のカムイのように植物の多様な成分に通暁して役立てるという姿に憧れはありますが、なまなかな知識ではなかなかそこまではいきません。
ちなみにニリンソウの実物は観た記憶がありませんが、アイヌを題材にした漫画『ゴールデンカムイ』の中でよく登場するので、その名前には馴染みがあります。
黒ごまきな粉ちぎり草もち・・・いつもお話させていただいておりますように、「ミニ」系(笑)のお菓子は大好きです。しかも個包装で便利。ミニ大福、ミニドーナツ、ミニ餡ドーナツと、メーカーはいろいろありますが、しょっちゅう利用しております。
ジャニーズの件、ご覧になっておられるかもしれませんが、昨日はこのような記事もありました。
TOKIO山口達也の謝罪会見 ジャニーズ幹部との“異常な”やりとり
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180428-00007278-bunshun-ent
こうした状態は言うまでもなく、「一事が万事」という状態でありますよね。その根本には、「ジャニタレなしでは生きていけない」くらいに思い込まされている大勢の盲目的な人たちの存在があるわけで、そうした人たちの数が大幅に減らない限り、日本のメディアの態度も変わらないであろうことを思うと、(いったいどういう国だ)と暗澹たる気分になります。
勝新太郎は『影武者』降板の際の会見で、「自分から降りてやった」的な発言をしておりましたが、実際は非常に後悔したらしいですね。わざわざ黒澤を怒らせるようなことをしなけりゃよかったのにと思いますが、大映スターだった自分のイメージに溺れていたのでしょうか。いかに日本映画黄金期のスターと言えども、世界的巨匠の黒澤と比べられるものではないのにと思うのですが。もともとキャスティングされていたのは勝新ですし、とうじょうの仲代の演技を好まない人も少なからずいたので、いまだに『影武者』は「勝新ならどうなっただろう」という幻想を持てるのが、ひょっとしたらいいのかもしれませんけれど(笑)。
浅丘ルリ子出演の『男はつらいよ』は以前観たと思うのですが、なにせ山田洋次監督を浅く観ていた時期だったので、近々観直したいと思っています。浅丘ルリ子も最近観た『愛の渇き』が素晴らしかったので、(もっと観たい)という気持ちがぐうっと上昇しているところです。
それと、『男はつらいよ』を今後鑑賞する際は、寅さん、さくら、マドンナの動きには細心の注意を払おうと思っております。
>ただ人間評価はデカルトの方法序説ではないですけど
この部分を拝読した時、思わず(うわあ!)と嬉しくなりました。たまたまなのですが、ひと月ほど前から『方法序説』を持ち歩いて暇があれば開いておりまして。わたしはフランスではどちらかと言えば、パスカルの方に以前から親しんでおりましたが、デカルトはやや遠ざけておりました。しかし今年に入って、(やはり『方法序説』あたりから復習しておかねば)という気分になっているのです。
>倍賞千恵子はケラケラ笑っていたので
倍賞美津子は分かりますが、倍賞千恵子もプロレスに来てた頃があったんですね。以前はわたしも邦画についての知識が貧弱だったのもあり、倍賞美津子の方が気が利いていると思っていたのですが、今はもう断然倍賞千恵子派となっております。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2018-04-29 01:48)
ニラとスイセンもこんな感じで似てるんでしょうね。
by 犬眉母 (2018-04-29 02:08)
野草やキノコ類は全く素人なので、確実な物以外は摘み取る事もありませんが、万が一の時は最低限の知識も必要ですね。
by kou (2018-04-29 06:17)
ニリンソウが食べられるとは知りませんでした。
by 斗夢 (2018-04-29 06:33)
トリカブト サスペンスドラマの女王?なーんてね
ごまきな粉ってところが美味しそうですね
by チャー (2018-04-29 06:51)
つる科(って言うんでしたっけ?)の葉っぱなんてどれも一緒にしか見えないけど毒無いから安心ですね。
草むしりの時知らぬ間に取ってるのかなトリカブト(^_^;)
by pn (2018-04-29 09:01)
ニリン草はよく撮りますが、花がないと本当に見分けがつきませんね。
by JUNKO (2018-04-29 11:23)
キノコや山野草は写真を撮って楽しむだけにしておりますが、身近なところに毒性の強い植物が混在しているという事実は、頭に置いておかなければなりませんね。
by ゆきち (2018-04-29 15:19)
トリカブトは、「○○サスペンス」など、TVで知りました。
by ヨッシーパパ (2018-04-29 19:08)
これは見分けるのが難しいですね。
わたしもかつて、コバイケイソウを山野草と間違え他人にまで苦しみを与えてしまいました。視界がなくなり、見えなくなりました。保健所に持って行って調べたら、昭和の初めまでこれは殺虫剤として使っていたとのことでした。以後、野草は食べません。
by 暁烏 英(あけがらす ひで) (2018-04-29 21:46)
昔石垣島で起こった「トリカブト事件」を思い出しました。
by Rinko (2018-04-30 07:55)
並べてみても違いは判りずらいですね、先日ニラと水仙を
間違えて食べて、食中毒の報道が有りましたね。
by クッキー (2018-04-30 14:53)
トリカブトも、ニリンソウも群生しているので混同するとこわいですね。
by ヤマカゼ (2018-04-30 16:57)
トリカブトというのは、どこにでも咲いているのでしょうか。この辺ですと、息吹山のイブキトリカブトしか
見たことがありません。
by そらへい (2018-04-30 21:25)