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知らないと損をする!国の制度をトコトン使う本(KADOKAWA) [経済]

知らないと損をする!国の制度をトコトン使う本

知らないと損をする!国の制度をトコトン使う本(KADOKAWA)という書籍です。清水京武・著、東園子・漫画、KADOKAWAから出ています。本書は、タイトル通り、国民・納税者が自動的に享受できるわけではない、しかしきちんと申告や申請を行えば受けられる制度を紹介しています。



昨日、医療費控除の申告方法の変更(簡便化)について、知らなかった話を書きました。

医療費の限度額認定証の例も書きました。

医療費控除の申告にしろ、医療費の支払いにしろ、新制度ができても自動的に享受できるわけではなく、知らなければ従来通りの手間とお金をかけるだけです。

つまり、「知らないと損をする」のです。

しかし、お役所は積極的に、「国民にとって有益な社会保障制度」を宣伝したりお勧めしたりしてくれません。

ならば、自分で知るしかありません。

ということで、今日ご紹介するのが、『知らないと損をする!国の制度をトコトン使う本』(KADOKAWA)です。

本書は、医療、雇用、起業、出産・子育て、介護、住宅・引っ越しなど生活の様々な局面において、税金の控除や、様々な助成制度があることを教えてくれます。

ひとつのテーマについて、漫画と解説文書の2本立てで構成しています。

漫画の設定は、主人公、その妻、娘、妹、妻の両親、妻の妹、その夫などが登場。

それぞれ、失業、離婚、介護、怪我による医療といった具体的な出来事に遭遇し、その都度、助成制度でお金をもらったり、最小限の費用で済ませたりしていきます。

そして、解説文で、具体的な制度や手続きを教えてくれています。

たとえば、会社員が突然失業すれば、雇用保険の失業給付を受けますが、自分でやめた場合と会社が倒産した場合では給付の内容が異なりますし、その後も教育訓練給付などがあり再就職まで、手厚くと言うほどではありませんが、面倒見てくれます。

私は以前会社を退職した時、それをよく知らずに利用できなかったので、当時知っておけばなあと思いました。。

入院した場合には、昨日も書いた限度額認定証があれば、文字通り医療費の支払いは上限が設定されます。

その他、労災保険、障害年金、奨学金、不妊治療助成、公的介護保険、介護休業制度、住居確保給付、住宅ローン減税、リフォーム工事税控除などについて紹介しています。

ニュース番組や新聞報道などで、そうした新制度自体は報じられます。

が、「どうせ自分には関係ないのだろう」「どうせ手続きが面倒なのだろう」「どうせ申請しても助成を受けられる人はごく一部なのだろう」などと最初から諦めて、積極的に理解していないことが多いのではないでしょうか。

でも本書を読んでみると、誰しもどこかで必ずといっていいほど経験する局面で、きちんと手続きをすれば、誰でも受けることのできる制度ばかりです。

我が家は、昨日書いたように、医療費控除は常連です。

私の妻は、限度額認定証を使って入院生活を送ったことがあります。

東京23区は、義務教育以下の月齢の子どもの医療費が無償です。

みなさんは、こうした税金の控除や助成制度は、受けられていますか。

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昭和を生きる若者の群像劇


12月26日は、俳優・橋本功(1941年12月26日~2000年2月12日)の生まれた日です。

橋本功

橋本功といえば、青春ドラマのモデルと言われる『若者たち』(1966年2月7日~9月30日、フジテレビ)が出世作です。

若者たち 三部作 DVD-BOX -
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主題歌も知られていますね。

Youtubeには、森山直太朗が歌っている動画がずいぶん上がっています。

ストーリーは、長男(田中邦衛)、次男(橋本功)、三男(山本圭)、四男(松山省二=現在は松山政路)、長女(佐藤オリエ)の5人兄妹の話です。

長男と次男は気が短くいつも喧嘩していて、三男はインテリを気取り、四男は気が弱くて、長女がまとめ役という構成。

今より社会が発展していない昭和の、裕福ではないけど懸命に生きる若者たちの群像劇です。

後の川崎のぼるの漫画、両親を亡くした七人兄妹が力を合わせて生きていく『てんとう虫の歌』は、この物語がヒントになったのではないか、と私は密かに思っています。

てんとう虫の歌 DVD-BOX 1 -
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橋本功は、その後は、気の弱い人物、威張っていてもどこか抜けている役などの脇役が多かったと思いますが、リアルでは人望があり、俳優仲間からは慕われていたそうです。

『若者たち』の5人は、松山省二以外は俳優座の役者たちで、松山省二も俳優一家に育った子役出身です。

共演者も、加藤剛や石立鉄男ら、俳優座勢が出演していました。

今のように、一部の事務所のプッシュタレントありきでキャスティングするのではなく、どんな役でもしっかり演技のできる新劇の役者を使っていたんですね。

最近のドラマには、そうした作品がありません。

『若者たち』。いいドラマだと思います。

歌はYoutubeですぐ視聴できます。DVDを手にする機会がありましたらご鑑賞をおすすめします。

知らないと損をする!国の制度をトコトン使う本 -
知らないと損をする!国の制度をトコトン使う本 -
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ゆりあ

私が最初に国の制度で知ったのは、職安(現在のハローワーク)の雇用保険を受給しながらの職業訓練でした。
それまで百貨店で仕事をしてたのですが、体を壊して立ち仕事が無理になったので職安に相談に行ったらそういう制度があるよって教えて頂いて^^
交通費から、教材費、そして通常の日当まで頂いて通っていたと記憶してます。
その後、会計事務所で司法書士さんや社会保険労務士さんの仕事なども代行するようになって社会の仕組みみたいなのがちょっとわかるようになりました。
後、税務署でのバイトや区の施設のアルバイトなど^^
結構、公共の場所でのアルバイトなど勉強になりました^^
この本、良いですね^^
漫画になってると、きっと読みやすいですよね^^
by ゆりあ (2017-12-27 00:27) 

ナベちはる

国の制度、種類を選ばなければまだまだ知らないものがたくさんありそうです。
by ナベちはる (2017-12-27 00:31) 

末尾ルコ(アルベール)

知らないと損をする!国の制度をトコトン使う本・・・このようにまとまった情報として出てくる内容はいいですね。

>お役所は積極的に、「国民にとって有益な社会保障制度」を宣伝したりお勧めしたりしてくれません。
 ↑
これは困ったものです。督促状は洩れなく送ってくるのに(笑)。しかも電話応対もいまだに不躾な人間もおります。
それに引き換え、この本は分かりやすそうですね。もっともわたしはこれまで極力、国や自治体、あるいは銀行などの世話にならないという方針を取ってきました(お金のやりくりに苦労している割には 笑)、その基本方針は今後も変えないでしょうが、利用できるものは利用しないと損ですから、またいろいろ検討してみたいと思います。

『若者たち』・・・このドラマは制作年度を考えても、そしてフジテレビでもありますし、おそらく観たことないと思います。けれど田中邦衛が出ているだけで、作品に品格ができますね。この主題歌は、森田健作の歌として知っていましたが、それよりもずっと前からの曲なのですね。今初めて知りました。でも子どもの頃の愛唱歌の一つでした。森山直太朗よりも森健の歌唱の方がずっと好みです。しかし森健もずっと知事をやってるんですね(笑)。川崎のぼるは『いなかっぺ大将』、愛読していました。

「わたし(末尾ルコ)が一日絶食する」宣言後はどうやら少々反省し、つまみぐいはしてないようです。まだ1週間経つか経たないかですが(笑)。昨日(火曜日)、約半年に一度の頭部MRIと頸動脈エコー検査でしたが、幸い無難な結果でした。どうにかこうにか、家庭での食事療法が効いていなくもないようです。

お母様のご病気に関しておかけになっているいっぷく様のエネルギーとわたしが母にかけているエネルギーとでは、ご病状の違いを考えると遙かにいっぷく様の方が厳しいお立場ですが、その一端はわたしにも理解できているのではと思います。世の中には「親元を出てからまったく実家に帰らず、それどころか電話さえもしない」という人間が多い中、わたしかにわたしも「母の面倒を見る」という「ほしのもと」の人間なのだと、そのような認識の仕方はある意味「救い」の要素もあるなと、いっぷく様のお考えを知ることができていることに感謝をしております。

わたしの母の場合、もともとひ弱な体質なもので、若い頃から小さな病気はいろいろしてきたようですが、最初に「重い病気」だと診断されたのが、彼女が50そこそこの頃だったと記憶しますが(←例によってやや曖昧ですが 笑)、「心筋梗塞寸前の狭心症」と診断され、やはり「心筋梗塞」という病名の衝撃は大きく、(もうすぐ母がいなくなってしまうかもしれない)と初めて動揺しました。それまでは(親なんて、いてもいなくてもいい)くらいに思っていましたが。当時の母の様子は確かにしんどそうで、しかし薬物療法でどうにか落ち着いてきて、その後すでに30年前後を生きているのだから、それだけでも「幸福」だと感じることはよくあります。

ただ、それから後も、かなり際どい病気を繰り返しながら現在に至っていますが、一つ思うのは、「頼ってくれている人のいる人生」という考えです。わたしを頼ってくれている人は母だけではないとは信じたいですが(笑)、少なくとも母はもうずっと以前から「わたしを最も頼るしかない」生活を送っており、弟もよく頑張ってくれて入るのですが、「介護」という仕事も忙しく、しかも「リーダーシップ」という点では、自分で言っちゃいますけれど(笑)、わたしの方が圧倒的に上なのです。理屈だけでは母の生活を律することはなかなか難しく、時に厳しいことを言うのは弟には荷が重いのです。毎日、しんどいと感じることは多々あるのですが、(こうして全面的頼ってくれる人がいる)という充実感も時に感じます。

わたしの場合、母のことも含めて「ものごとの見方」は、若い頃に陥ったほとんど地獄のような精神の「病」との長きに渡った戦い時期と、それを乗り越えた経験から培われたものだと思っており、今となっては死生観・人生観も含めて、結果的にはわたしにとっての最大の財産となっていると思っています。だから人生、何が幸いするかも分からないなと、それは実感として理解できているのかなとも考えております。

世の中、「綺麗事」しか言わない人って、いますよね。経験不足、想像力不足、そしてもっと根本的には、「人間のどろどろした部分を正面から見ることができない」人たちなのだと思います。本当はすべての人間が「どろどろした部分」を持っているはずなのに。それと、「どうでもいいことしか言わない人」も極めて多く存在します。特に日本にはとても多いです。上っ面だけの笑顔を浮かべて、「綺麗事」や「どうでもいいこと」だけ語る人たちとは、話の接点ができないものですよね。 RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2017-12-27 01:24) 

pn

不正受給する人がいるから積極的に宣伝(笑)しないとかなのかな?何にせよけち臭い国だよね(^_^;)
by pn (2017-12-27 06:12) 

ヤマカゼ

知らない事といえば、まず頭に浮かぶのは確定申告ですね。
サラリーマンなので自分でしたことがないですね。
定年が近いのできになりますね。
by ヤマカゼ (2017-12-27 07:52) 

Rinko

この本、いいですねー。
日頃は自分に関係ない事でも、いざという時に知識があると本当に助かりますよね。
by Rinko (2017-12-27 07:59) 

チャー

知らないと損をする
マンガ解説で 理解しやすいそうです
読みやすいと 頭にも スーッと!
知って得しなきゃ(^^)一冊あってもいいなー
by チャー (2017-12-27 09:02) 

kou

この本、欲しいですね。
今年はハローワークの給付金のお陰で、資格取得にかかったお金の6割も戻ってきました。
この制度を知らず、該当外の専門校へ入校してしまった人もいたので、国の制度を知っているのと知らないのでは大違いです。
by kou (2017-12-27 09:29) 

johncomeback

僕は知らないで損している事が多々あると思います。
面倒くさがり屋なんですよ。その点妻はマメで、
役所関係の各種手続き等は嫌がらずにやってくれます。
by johncomeback (2017-12-27 11:36) 

saru

国の制度は利用しなくちゃね!
by saru (2017-12-27 13:33) 

renbajinharuhi

義務は強制、権利は(使う使わないは)自由とは言うものの情報格差が生活に及ぶとなれば一大事です。
なぜ勉強する(知識を得る)ことが大切かといえば知っていると得(物心両面で)をしたり、知らないと損をするからですが、知識の有無は人生をも変えかねません。
by renbajinharuhi (2017-12-27 15:44) 

Take-Zee

こんにちは!
読まなくても教えてもらう方法は
ないのかなあ?

by Take-Zee (2017-12-27 16:02) 

yamatyan

私の母は、介護認定を受けており、次のような制度を活用しています。
◆要介護認定を受けている65歳以上の人で、次の要件を満たす人は、申告することで障害者控除を受けることができる「障害者控除対象者認定書」を交付されます。障害者控除の適用を受ける場合は、印鑑を持って介護保険課窓口で申請
してください。申請は必ず確定申告前に行ってください。
 なお、申請から認定書の郵送まで1週間程度かかります。
◆要件
 障害者控除 身体障がい(3~6級)に準ずる人、知的障がい(軽度・中度)に準ずる人
 特別障害者控除 身体障がい(1・2級)に準ずる人、知的障がい(重度)に準ずる人、ねたきり老人
by yamatyan (2017-12-27 18:06) 

ヨッシーパパ

自分でなんとかすると、損をしないこともあるんでですね。
by ヨッシーパパ (2017-12-27 18:47) 

omachi

気分転換にどうぞ。
WEB小説「北円堂の秘密」を知ってますか。
グーグルやスマホでヒットし小一時間で読めます。
その1からラストまで無料です。
少し難解ですが歴史ミステリーとして面白いです。
北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。
読めば歴史探偵の気分を味わえます。
気が向いたらご一読下さいませ。
2度目、既読ならご免なさい。
by omachi (2017-12-27 19:49) 

そらへい

この本、役立ちそうですね。
いろいろ損していることがありそうです。
失業手当だけは、倒産を繰り返したので
少し勉強しました。

「若者たち」歌もドラマも映画も好きでした。
橋爪功さんは、熱血漢という役どころだった気がします。
新劇の俳優さん、懐かしいですね。
皆さん、それぞれ個性的でした。
最近はこういう俳優さんが少なくなって切れいる気がします。
by そらへい (2017-12-27 20:11) 

t-yahiro

国民から徴収する時は厳密なんですけどね(笑)
by t-yahiro (2017-12-27 22:51) 

nikki

いいですねこの本。
by nikki (2017-12-27 23:21) 

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