あなたの顔は芸能人の誰に似ていますか。ということで、Webカメラ顔認証を使って撮影し、似ている芸能人を判定するというツールが紹介されていたので試してみましたが、これはただの遊びでしたー。誰がやっても「福沢朗」になってしまいます。福沢朗流に言うなら、「トンだいっぱい食わせもの」といったところです。(上の画像はFacebookより)
Facebookで、「友達」の林夏樹さんが面白いツールを紹介するブログ「ツールハック」の記事を紹介していました。
「
Webカメラ顔認証を使って自分と似た芸能人を探してくれる無料ツール」です。
自分が芸能人の誰に似っているか自体に、それほどの興味はありませんでしたが、ツールがどうやって判定するのかに興味があり、試してみました。
今のパソコンは、画面の上に小さなアナが開いていて、それがWebカメラとして、SNSのプロフィール写真投稿等に使えるわけですが、それを利用します。
まず、サービスを行っているページにアクセスすると、
https://demo.platinum-pj.jp/kao/demo.html
Webカメラが作動します。
パソコンのWebカメラは、明るくなります。
そして、画面には自分の顔がうつり、その上には顔フィルター(緑のフェースライン)がかかります。
長男にやらせてみました
「もうちょっと上」「もうちょっと下」「もうちょっと前」「もうちょっと後ろ」といった画面の指示にそって、顔の位置を動かし、フェースラインに合わせます。
なんか気難しそうなツールです。
厳密に顔を調べているんだな……と思わせるわけです。
位置が合うと、自動的にシャッターがおります。
そして、判定。
「福澤朗」と出てきました。
ふーん。そんなもんか。
あのフリーアナと似てるのか。
これだけなら、そのまま信じたのかもしれませんが、私がやっても妻がやっても長男がやっても、みんな「福澤朗」と出てきました。
長男はともかく、妻が「福澤朗」ってことはないでしょう。
これ、要するに、まじめに判定するわけではなく、判定ごっこの
ジョークプログラムだったんですね。
でも、位置合わせなんかかなりリアリティがあるんですよ。
一瞬でもその気になって損した(笑)
トンだいっぱい食わせものです。
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余談ですが、「トンだいっぱい食わせもの」の話
もう時代がかわってるんで、そう言ってもピンとくる方の方が少ないかもしれませんが、「トンだいっぱい食わせもの」とは、福澤朗のお得意フレーズです。
かつて、日本テレビの局アナだった頃に、プロレス中継を担当していた福澤朗。
福澤“ジャストミート”朗を名乗り、プロレスラーをイジる「プ・プ・プ・プロレス・ニュース」なる自分の小コーナーを作っていました。
そこで、前評判は良かったのに、試合はしょっぱい(下手くそな)外人レスラーをそう呼んでいたのです。
そのコーナー。当初は、視聴者からするとすべりっぱなしだし、現場のプロレスラーからは不評で、今や文部科学省大臣の馳浩をして、「あのアナウンサー、ふざけすぎだよ!会ったらブン殴ってやる!」と怒らせてしまったほどでした。
挙句に、それで福澤朗の名前が売れくると、当時の主力レスラーの川田利明から、「プロレスを踏み台にするな」なんて言われる始末。
でも、プロレス=ガチンコ幻想が壊れつつあり、プロレス中継がゴールデンタイムから夜遅くに後退したときですから、何とかプロレス人気を盛り返したいという福澤朗なりの工夫だったのだと思います。
その甲斐あって、90年代の全日本プロレスは、日本武道館興行を年7回も開催(しかも満員)するようになったのですから、決して「プ・プ・プ・プロレス・ニュース」は、「トンだいっぱい食わせもの」ではなかったと思います。
それはともかく、「Webカメラ顔認証を使って自分と似た芸能人を探してくれる無料ツール」。
そういうものだと知ったうえで、そのフェイクぷりを楽しむのも一興です。
サイトの巡回の合間にでも、アクセスしてご確認ください。
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