堀ちえみ、がん告白にネット熱くなり改めて芸能マスコミを考える [マスコミ]
今日のネットはもう、堀ちえみで持ちきりですね。それはそうでしょう。せっかく病院で診察を受けたのに、結局わかったときはステージ4。皮膚まで移植する大手術になってしまったのですから。心中察するにあまりあります。
病気については、もうその一言に付きます。
こういう厳しい現実が他人事でないと日本人の大半はいつ気づくのか。
— 木下黄太 (@KinositaKouta) 2019年2月19日
【堀ちえみブログ全文】「このまま人生の幕閉じてもいい」から…「生きること」決意させた娘の涙と言葉(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース https://t.co/QJuYXVRa87 @YahooNewsTopics
今回は、それに関連にして、毎度おなじみのパターンの記事がありますね
堀ちえみ、「まさかのヘリで温泉旅行」驚きの誕生日報告に批判殺到のワケ https://t.co/R2c2d3MwPh
— 真珠 (@s_minamino) 2019年2月19日
ガンを公表された様なので、大体の流れが見えてくると思うんだけど、公表がなくても、その批判いる??って感じで、想像力がない人とか本当に訳がわからないな。
どういう内容かといいますと、堀ちえみの52歳の誕生日の温泉旅行が「まさかのヘリで温泉旅行」になったと、堀ちえみ自身のブログに東京上空からの写真など投稿されたことで、批判が殺到したとの記事がネットに出ました。
ところが、記事を配信して間もなく、堀ちえみががんを告白したブログ記事を更新。
要するに、がんで体力すらない堀ちえみのために、夫がヘリで思い出旅行にしてくれたというのが真相だったことがわかったわけです。
すると、ネット民は「ヘリ温泉旅行」を叩いた自己批判はせず、今度は一転して“批判紹介記事”を書いた「マスゴミ」叩きにきりかえるという、条件反射的な叩きを繰り返して、いずれにしても自身は“何も悪くない”の無反省パターン。
私は昨日書いたばかりですが、また同じことを繰り返しているんですね。
“リア充”を見せるのがとくに芸能人の投稿の意図ですから、「ヘリの温泉旅行」記事をどうこういう発想がそもそも私には理解できません。
叩くやつが暇なんだなあ、と思うだけですね。
芸能マスコミとはなにか
芸能人は、炎上もパブリシティとして割り切っているところはあると思います。
そうじゃなかったら、自分から好き好んで何度もブログは更新しません。
そして、芸能マスコミも彼女たちを売るのが仕事ですから、注目されるために、下世話なのぞき見記事を書き飛ばす。
そうやって彼らも利益を得る。
そのような“身過ぎ世過ぎ”への評価はいろいろあるでしょうが、芸能マスコミの仕事というのはこういうものです。
プロレスのレフェリーと同じで、「中立の審判員」ではなく、当事者(芸能人)とともにショーを作っていくのが芸能マスコミの仕事です。
記事自体がショーなのです。
そして、それを求めているのは、一般の読者・視聴者なのです。
だから、ネットでも“トレンドアフィリ”といって、芸能ニュースの最新ネタをとりあげ、その中心人物の経歴や恋愛・離婚歴などをまとめた記事に広告を付け、それでもそこそこの収入になるという“ビジネスモデル”が成立するのです。
私は、芸能マスコミそのものを悪いとは思いません。
誰と結婚したか、誰とどんな別れ方をしたか、というのはヒューマンインタレストであり、芸能人の私生活に興味がないと格好つけている人に、その人が演じる映画やドラマのほんとうの意味がわかるのだろうか、とおもっています。
むしろ、人に対する関心がないほうが気持ち悪いです。
ただ、プロレスにも「反則」や不穏試合があるように、虚実ないまぜでも容認できない範囲というのはありますから、芸能記事はどんなものでもウエルカム、ということではありません。
それがどのあたりか、ということについては、人それぞれ見解があると思いますので、批判や議論を行っていけばよいと思います。
私は昔、芸能人が原告もしくは被告となった裁判を調べて、その争いの背景や、マスコミが尻切れトンボで報じなかった判決や和解の内容など全容をまとめた本を出しましたが、視聴率でいうと「※」、要するに実数計測が困難なほど売れずに惨敗したことがあります。
私は、資料的価値の高い書き物を完成したことには誇りを持っていますが、それはしょせん自己満足。
売れない以上商業的には失敗であり、それは版元や関係者に迷惑をかけたことになります。
今もくだらない記事を書いている芸能ライターは、自分だけでなく雇ってくれた人やその他スタッフの生活もかかっているので、仕事として書ききらなければならない立場なのでしょうから、記事はツッコミどころ満載でも、個人的にはご同情申し上げます。
病気については事情と心境で人それぞれ
病気の話に戻ると、堀ちえみは、子供のことを考えて大手術を受ける結論を出したそうですね。
一方、最近の芸能界では、東てる美が、肺がんの抗癌剤治療を途中でやめることにしたといいます。
古村比呂も、がんの再再発の抗癌剤治療を「卒業」したと言いますが、「完了」ではないので、ニュアンスは東てる美と同じか、もしくは、もう適応する抗がん剤が残っていないか、どちらにしてもあまりいい話ではないと思います。
東てる美のような考え方も、自分の人生について自分で答えを出されたのならそれでよいと思います。
家族がいると、なかなかそうもいかないことが多いのですね。
みなさんは、自分の生涯について自分で希望したとおりに決着をつけられますか。
それにしても、いくら貧病争も自由に語るいい時代になったといっても、こう重篤な話が続きますと、精神がある程度タフでないと、いくらお他人様の話でもちょっとつらいものがありますね。
大映テレビ ドラマシリーズ スチュワーデス物語 DVD-BOX 後編
堀ちえみ、がん告白にネット熱くなり改めて芸能マスコミを考える・・・このニュースはNHKでも取り上げられていましたが、堀ちえみのネームバリューに加え、池江選手の発表の直後だったことも影響している感はありました。
>「まさかのヘリで温泉旅行」
う~ん、この件自体まったく知りませんでしたが、こんな記事に批判コメントが殺到するのですか。そして、「がん告白」の後は、記事を作ったメディア批判ですか。ネット民のお決まりのパターンではありますが、あらためて彼らの異常な感覚を再認識させられますね。わたしも何らかのニュースを見た時、ついでにネット民の「声」をチェックすることはよくありますが、(こんなこと、わざわざ書くのか?)という内容がほとんどです。稀に、(お、よく知ってるなあ)という書き込みも無くはないですが、ほとんどが「スカ」です。罵詈雑言は論外ですし、そうでなくても、何か「いいこと」があった時、その当人のブログやSNSに祝福コメントを投稿するのは分かりますが、ヤフコメ欄に「おめでとうございます」とか書き込んで何の意味があるんだとかはいつも感じます。最近では、「ダルビッシュは日本人じゃない」という内容の書き込みも極めて多いですね。ダルビッシュは現役の野球選手なのに早くもご意見番ぶるのが気に入りませんが、誰がどう考えても「日本人」ですし、そういうくだらないコメント書き込んで悦に入ってる手合いのことを想像するのは精神衛生上よくないです。
>叩くやつが暇なんだなあ
本当にもう、信じがたい連中がてんこ盛り(笑)ですよ、今の世の中。
>芸能マスコミそのものを悪いとは思いません。
そうですよね。「下世話」というものは人間社会に絶対必要なのです。「無くなれ!」というのは焚書の思考と同じことですよね。
>自分の生涯について自分で希望したとおりに決着をつけられますか。
これについては状況によっていろんなケースが考えられますね。実際問題、誰がいつどんな病気に罹ってもおかしくないわけですし(←この単純な「事実」を知らない人が多過ぎます)、突然死や事故死などもあり得ます。「良好なコンディションで長生き」を志向してはおりますが、「いつ何が起こっても」という覚悟と具体的な準備も心掛けたいです。
>嵐あたりからといわれています
これはちょっと、わたしにとっては目から鱗でした。有難うございます。ジャニーズの知識があまりないものですから、そうした視点が持てなかったのです。それにしても嵐以前は「ほぼ100%」とされているのですか。それは闇が深いですね。その点を頭に置けば、確かに嵐より前と嵐以後では雰囲気が違うような。
>「まあ、このシリーズはヒロ・マツダを上にするんでしょうが……」
それはいけませんね!昭和の、しかも多感な年齢のプロレスファンは、常に「八百長説」にピリピリしておりましたから。今でも覚えておりますが、テレビドラマか何かでヤクザの事務所にプロレスのポスターが掲示されているシーンがあったのです。(プロレスのイメージが悪くなるじゃないか!)と内心憤慨しましたですね。憤慨を吐露する相手は誰もおりませんでしたが(笑)。
そう言えば今日は、「プロレスの日」だそうですね。「力道山・木村政彦組対シャープ兄弟」が開催された日だということらしいですが、いろんな「日」があるものですね。昨日のプロレスニュースとしては、ミル・マスカラスのフライング・ボディ・アタックがありました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190219-00000124-dal-fight
しかし、四捨五入したら、80歳なのですが・・・。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2019-02-20 03:14)
それぞれの選択を尊重し、それがうまく行くよう心の中で応援するしかできませんが・・・ 堀ちえみさん、がんばって欲しいですね。
by Rinko (2019-02-20 07:55)
同年代なんだよなぁ堀ちえみ、俺は早見優の方が好きだけど(笑)
ヘリの話ってそんな叩かれる事なんすかね?
by pn (2019-02-20 08:57)
おはようございます。
テレビを見ないので、堀ちえみさんの病気のことはネットのニュースの見出しで知りました。
悪質ともいえるネット民の多くは匿名性があるからできることで、ひとりだけだと結局何もできない人なのだろうなと勝手に想像しています。
ヘリに乗って温泉旅行をしたって、誰に迷惑をかけるでもなく、人様のお金で楽しんでいるわけでもないのに叩かれるって、おそらく嫉妬心からなのでしょうね。
人間の醜い部分がネットにはあると思います。
by チナリ (2019-02-20 09:17)
堀ちえみさんのは、ボクのは病巣が少しずれてただけで似たような病なので、他人ごとには思えませんでした。
今必死に頑張っておられるのだろうから、これ以上の頑張れは言いません。
せめてエールと気を送りたいと思います。
by なかちゃん (2019-02-20 13:57)
こんにちは!
池江さんに続き今度は堀ちえみさん・・
TV各局は喉頭がんの話題に切り替わって
しまいました。
医者を集めて手術、移植・形成などを
こまめに説明していました。
なんで、ここまで放送するのか腹立たしさ
さえ感じます。
by Take-Zee (2019-02-20 15:49)
もう少しそっとしてやれないののですかね・・・。
過熱報道には違和感をおぼえます。
by kou (2019-02-20 18:15)
山口百恵の赤いシリーズの後継番組の様に記憶していますが、違いましたかね?
ぐずでのろまな・・・?
by ヨッシーパパ (2019-02-20 18:40)
逸見さんがガン告白して闘病を宣言して以来、
告白する人が増えたような気がします。
著名人がガンと闘う決意を示す。
それによってガンの人の心が励まされれば良いと
思います。そして、闘いを宣言した人の勝利を祈るばかりです。
by mistta (2019-02-20 22:06)
堀ちえみさんのガン、治ってほしいです。
そのためにも、マスコミには静かにしていただきたいなと思います。
by ナベちはる (2019-02-21 00:29)
池江選手の白血病報道があって、すぐに口腔がん報道で
レアながんということも衝撃につながっていますね。
by 犬眉母 (2019-02-21 02:32)
ヘリで温泉旅行が叩かれたとは知りませんでした。
叩くようなこと‥? 程度はそんなにすごくないのかな。
うちの兄は扁桃腺が腫れたのが治らないと思っていたら2ヶ月後に食道がんとわかり、かなり進行していました。若いと進行が早いので‥
とはいえ、抗がん剤がうまく適合して回復しましたよ!もう5年以上たちました^^
白血病にしても昔よりずっと治療法が進み、完治率があがっていますからね。
こういうことをきっかけに、兆候や治療法を知るのはわるくないのでは。もっとどうでもいい話題もありますからね^^;
by sana (2019-02-21 15:34)