『あぶない刑事』横浜市文化観光局とコラボで横浜今昔巡り [懐かし映画・ドラマ]
『あぶない刑事』(1986年10月5日~1987年9月27日、東映/NTV)というドラマが、10月からCSの日テレプラスでHDリマスター版をテレビ初放送。それを機に、横浜市文化観光局がコラボレーションした『あぶない刑事 横浜ロケ地MAP』を1万部制作し、『あぶ刑事(デカ)』の世界観と横浜の融合をアピールするそうです。(画像は断りのない限りDVDより)
横浜市文化観光局が、1986~87年に放送された人気ドラマ『あぶない刑事(デカ)』(東映/NTV)とコラボレーションした『あぶない刑事 横浜ロケ地MAP』を1万部制作。
23日から横浜市内の駅や施設、観光案内所などに配架することを発表しました。
https://www.hochi.co.jp/photo/20181121/20181121-OHT1I50030-L.jpg より
タカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)が駆け回った横浜市街の名所を、当時と今の街並みを見比べながら散策できる仕上がりになっているそうです。
すでに10月から、CSの日テレプラスでHDリマスター版の『あぶない刑事』テレビ初放送がスタートしていましたが、それにあわせて、日テレプラスでは24日午後8時半から『あぶ刑事(デカ)』の1~12話までが一挙放送されます。
日本テレビと横浜市、どちらが持ちかけた話かわかりませんが、30年以上前のドラマとのコラボが異例であり、通常なら「今更」で終わる話がなぜ実現したのか。
ひとつは、ドラマ放送時が、まだみなとみらいの前である横浜再開発の直前で、当時と今の町並みが大きく変わっているからだと思います。
そして、最近は、“聖地巡礼”と称するドラマのロケ地巡りが静かなブームになっていることもあるでしょう。
マニアは、以前からそういうことは、やっていました。
わずかにうつった番地を手がかりに、私も思春期の頃、石立鉄男の主演ドラマのロケ地は全部訪れました(笑)
最近は、ブログ、ツイッター、Facebook、インスタグラムなど、個人発信メディアが次々誕生したことで、それ自体がドラマのロケ地がすぐに明らかになる情報の共有化が可能になったとともに、自身の発信ネタとして、そのロケ地を訪れることが多いようですね。
ネット民の感想は?
以下、https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1542766881/-100 より
>レンガ倉庫なんかはもうないんでしょ?
>なぜ30年前にやらない
>今の時代はあぶなくない刑事しか撮影できないし昭和は良い時代だな
>あの頃と変わりすぎて、面影ないんじゃない?みなとみらいとか空地だったが、今や高層ビルでほとんど埋まってる。
>産業道路は首都高ができちゃったしなww
>鈴木聖美や小比類巻かほるの挿入歌がカッコ良かった
>今年の前半にTVKで2期目あたりを再放送していたの見て劇場版を全部借りてみたけど、今はもう撮影できないシーンだなーと思った ノーヘルでトラクターに乗り込むとか
>刑事を「でか」と読むようになったのはあぶない刑事が初めて これ今日の豆な
>どうせ昔のドラマだからつまらないだろ…と、タカを括って観てなかった。関東に来る前まで住んでた京都では、あぶ刑事の再放送そんなにやってなかったし。こっちへ越してきて横浜へ遊びに行くようになったから、再放送を観た。横浜や東京を舞台にした昔のドラマを見ながら、今と昔の街並みを比べるのが凄く面白い。
なんだかんだで、『あぶない刑事 横浜ロケ地MAP』を入手して歩いてみる人もいるんじゃないでしょうか。
先日、鎌倉を舞台にした『俺たちの朝』をご紹介しましたが、かつての人気ドラマで町おこし、というのがもしかしたらこれから流行するかもしれませんね。
第1回は未成年の「駆け込み犯罪」
個人的には、『あぶない刑事』の当時の評価は「並」で、そんなに思い入れはなかったのですが、今見ると、なかなかおもしろいです。
何より、ロケ地が懐かしいですね。
横浜は百万都市ですが、1980年代後半から行われている『横浜みなとみらい21』という都心化計画で、だいぶ変わりました。
ドラマはそれ以前の横浜をロケ地として映し出しています。
私が、横浜桜木町の馬車道通りのあたりで勤務していた頃は、まだみなとみらいの前だったので、実に懐かしい。
第1回のサブタイトルは『暴走』。
タカ(柴田恭兵)らが過激派の残党を追いかけて逮捕しているうちに、アジトにあった爆弾と拳銃を未成年者が持ち逃げ。
店を爆発させて殺人事件を起こし逃亡しますが、逮捕が20歳の誕生日になるかならないかのギリギリのところ、というのがミソです。
港警察署捜査課・少年課のみなさんは心優しくて、未成年のうちに逮捕することを望みますが、当時からこういう問題(ほぼ成人の駆け込み犯罪)ってあったんですね。
舘ひろしの歌をバックに、舘ひろしと柴田恭兵が、コマ送りで走るエンドロールが流れるのを見て、『サザエさん症候群』に陥った人もいたのではないでしょうか。
『サザエさん症候群』というのは、日曜の夜に放送しているので、観終わった後、「『翌日からまた通学・仕事をしなければならない』という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の俗称」(Wikiより)です。
未見の方は、日テレプラスの24日一挙放送をお楽しみに。
暴走
特典映像付き 劇場版あぶない刑事 全事件簿DVDマガジン Vol.1 劇場版 あぶない刑事 (講談社シリーズMOOK)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/01/14
- メディア: ムック
「あぶデカ」が放送されてからの30年で、
ネットもできたし、人権意識とか倫理とか
思えば、日本はガラッとかわりましたね。
by 犬眉母 (2018-11-22 02:04)
『あぶない刑事』横浜市文化観光局とコラボで横浜今昔巡り・・・わたし実は、『あぶない刑事』にはまったことはなく、同じ舘ひろしなら、『刑事貴族』の方が好きでした。しかし『刑事貴族』も別に熱心には観ていたわけではなく、確か最終回で舘ひろしが赤い薔薇にキスしながら死んだと記憶しておりますが、このようなことをやってくれたら、わたしとしてはかなりのツボとなります(笑)。『刑事貴族』の続編の主役が郷ひろみだったと思いますが、舘ひろしと比べるとショボくって、俳優としては格が違うなあと感じました。篠田正浩は何度か主役で郷ひろみを使っておりますが、それらもあまりいいとは思えませんでした。まあこの『刑事貴族』というタイトル自体、わたしのツボなのです。さらに続編として、『刑事貴婦人』とか作ってほしかったのですが、望みは叶いませんでした(笑)。ちなみにと言いますか、まったくお話は逸れますが、深田恭子の『富豪刑事』は大好きでしたです。私にとってこのドラマがいまだ深キョンの代表作・・・と書きながらチェックしてみたら、深田恭子はもう36歳なんですね。若いですね~。
というわけでして、『あぶない刑事』にはまったく思い入れないのですが、舘ひろしは割と好きです。若い頃に映画で松田優作とも共演してるんですよね。柴田恭兵も好きではありますが、どちらかと言えば、若い頃の尖がった感じが好みでした。あと、仲村トオルもけっこう好きですね。と、こうして見ると、昨今の若手俳優では考えられないような、いい顔ぶれだったですね。高い人気があり、映画版もどんどんできたのは納得できます。
>「私はいい奥さんじゃなかったわね」
黒川紀章が亡くなった時に、若尾文子のこの言葉は有名になりましたが、飾ることのない愛情に満ちた言葉に感じました。大スター 若尾文子の素敵なお人柄も垣間見えた感がありました。
「謙譲」というのはとても難しいですよね。いっぷく様のおっしゃるように、「お約束」が過ぎると無意味化してしまいますし、わたしが常々感じているのが、「謙譲の美徳」の裏に隠れていろいろ誤魔化している人たちの存在です。何でもかんでも即「謙譲」に持っていく人ばかりだと、場の風通しがとても悪くなることがあります。しかしさらに難しいのが、「人前で自分を褒める」という行為でして、かなりの自己パロディができていなければ、嫌みなだけですよね。それができないのに人前で本気でガンガン自慢する人にはお近づきになりたくないものです。
>ご夫妻自体がいい関係だったんだなとおもいました。
わたしもそう感じます。晩年の黒川紀章は全盛期の颯爽感はまったくなくなりましたが、そうした状況も若尾文子はすべて受け止めていた感があります。現在のインタヴューなどでとても感じがいいのも、彼女の人生が反映されているのではと思うところです。
>全日本プロレスを窮屈だと言って
プロレスラーや、他の多くのプロスポーツなども似たところがあるかもしれませんが、ある程度絞める人がいないとロクでもないことになる可能性がけっこうありますね。しかも昔のディック・ザ・ブルーザーらとの武勇伝とは似ても似つかぬセコ過ぎる事件を起こしたりして。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2018-11-22 02:57)
たしかに、症候群とは言わないに良く見てました。
by ヤマカゼ (2018-11-22 06:23)
刑事と書いてデカと読むのが初めて?テレビでの話かな、がきデカの立場が(笑)
by pn (2018-11-22 07:08)
「あぶない刑事」はAmazon プライムでも大半のテレビシリーズと映画版が、プライム会員なら無料で観れるようですね。今日にでも1作目を観てみようと思います。
なお、「スケバン刑事」が1985年なのでこっちが古いようです。
by えくりぷす (2018-11-22 10:05)
刑事ドラマはたくさんありますが、これは見ていてワクワクしますね。
昔のも観てみたいなぁ・・・
by なかちゃん (2018-11-22 12:14)
おお、懐かしい… 流行してたのをリアルタイムで知ってます。 舘ひろしの今の顔を見ると、年月の流れを感じてしまいますよ…
by mito_and_tanu (2018-11-22 12:25)
これは観てましたよ~。
大好きなドラマでした。
by poko (2018-11-22 14:20)
こんにちは!
30年くらい前横浜本牧に住んでいましたが、
よく撮影に来ていました。
1カット1カット短いので何をしているのか
分かりませんでした。
by Take-Zee (2018-11-22 14:56)
懐かしい~舘ひろしこの頃は好きでは
なかったけどぉ
昔を映像で楽しめるてぇ
いいですねっ(^^)/
by みうさぎ (2018-11-22 17:50)
皆さん、若いですね。
そんなに昔のドラマでしたか?
by ヨッシーパパ (2018-11-22 18:25)
東京から田舎に帰ったとき
「太陽に吠えろ」でよく新宿が出てきたので
その背景が懐かしくてよく見てました。
by そらへい (2018-11-22 21:28)
「聖地巡礼」はアニメで使われることが多いですが、ドラマのロケ地で使っても違和感がないですね。
そこに実際にいって、「ここでは~」というのを思い出したりするのは楽しそうに思います。
by ナベちはる (2018-11-23 01:48)
利用できるものは何でもしたほうが勝ちですね。
by うつ夫 (2018-11-24 06:16)
調べたら東京でも入手出来そうなので行ってみました。懐かしかったです。
by mau (2018-11-25 21:55)