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大麻所持で現行犯逮捕された田中聖の異彩を放った極秘エピソード [芸能]


田中聖(元KAT-TUN)が大麻所持で現行犯逮捕された、と報じられ話題になっています。ワイドショーでは、さっそく田中聖事件で持ちきりですが、ネットも方もWeb掲示板ではわずか数分でスレッドが複数立つ勢いです。では、田中聖とはどんな人物であったのか、振り返ってみましょうや。

ジャニーズ事務所をやめてしばらくたつにもかかわらず、今日の『情報ライブ ミヤネ屋』によると、田中聖のスケジュールはいっぱいだったといいます。

それだけ人気者だったのだろうし、また異彩を放つ存在として、ジャニーズ事務所時代から注目されていたから、今回の事件は残念です。

大麻を所持していたとして現行犯逮捕


報道によると、職務質問で自家用車の車内で大麻を所持していたとして現行犯逮捕されたといいます。

しかし、田中聖は「車の中にあったものは自分のものではない」と容疑を否認しているとか。

大麻取締法では、大麻栽培者や研究者でなければ、所持、譲り受け、譲り渡しについては罰則があります。

「推定無罪」というものの、かりに本当に他者のものであったとしても、そもそも自家用車の中にあるということ自体、どうなのでしょうね……。

大麻は身体に悪くない、という論法を振りかざす人が少なくないですが、その議論は、法律を覆してもよいという根拠にはなりませんよ。

芸能界は、大麻や覚醒剤に甘いので、田中聖はしばらく謹慎の後に復帰する可能性がありますが、いずれにしても、悪いことは悪い、という分別は忘れず出直してもらいたいものです。

なぜ、そのようなことを書くかといえば、田中聖について、これまでの活躍から、必ずしも悪い話は聞こえてこなかったからです。

数々のエピソード


さて、田中聖については、冒頭で「異彩を放つ」と書きましたが、ジャニーズ事務所時代から、不器用で情にもろい人間性については注目されてきました。

本音を隠さない大胆な物言いから、“根は善人な爆弾男”などともいわれていました。

そんな田中聖は、男5人兄弟+両親という大家族に育ち、Jr.時代から「両親や家族を助けるのがオレの夢」として、親孝行、家族思いであり、障がい者の福祉に熱心なことでも知られています。

「差別はいけない」なんて綺麗事を言うだけなら、誰でもできるんですよ。

でもね、彼は行動した。

そこがね、今回惜しいよなというところです。

田中聖の実家が家を新築した際、親が彼の名義で勝手に住宅ローンを組んだものの、文句ひとつ言わずに自分の給料からせっせと払い続けているとか。

ちなみに、四男の田中樹は、2008年4月からジャニーズJr.に所属。

三男や五男も映画やテレビに出演しました。

田中聖のジャニーズ事務所入りのキッカケは、『8時だJ』を見て自分もJr.になりたいと思い、母親に頼んで応募してもらったからといいます。

1998年6月にジャニーズ事務所入り。

聖と書いて「こうき」と読むため、愛称もコーキ。

好きな食べ物は肉とラーメンといいます。

しかも、かなり濃い味を好み、友人の家に行ってご馳走になった薄味の味噌汁が耐えられなかったとインタビューで語っている。

濃い味のラーメン。わかりますよ。

ご飯もつけたくなりますよね。

一方で大の野菜嫌い。

野菜を「草」と言って、あまり好まないのも知られている話です。

未成年時代のあびる優との深夜、渋谷の居酒屋でのデート、木口亜矢、倖田梨紗、小澤マリア、藤井リナらとの女性スキャンダル、およびおかまスキャンダル(笑)を含めて、やんちゃは耐えませんが、良くも悪くも悪気を知らないジャニーズタレントの典型とも言えました。

KAT-TUN自体は、赤西仁と亀梨和也のツートップで構成されたグループでしたが、やはりジャニーズ事務所をやめた赤西仁が、かなり北向きな男だったので、田中聖がKAT-TUNの代貸格だったようです。

あ、北向きっていうのはね、ひねくれ者とかそういう意味ね。

KAT-TUNが赤西仁の離脱騒動で揺れた時は、田中聖はメンバーを代表して、「KAT-TUNっていう俺の居場所だけは何があってもなくせない。守りたい。だから踏ん張る」(『KAT-TUN'S マニュアル』)と綴っていました。

2011年の東日本大震災のときは、真っ先に宮城に駆けつけていましたが、それを手柄話として自分から言いふらすようなことはしませんでした。

2006年の『24時間テレビ』メインパーソナリティをつとめたときに知り合った、武田捷冶さんが宮城県で被災したため、米や水、缶詰などを持って多賀城市の避難所を訪れ、一泊して救援物資を配るなどしたのです。

そして、支援活動に熱心ではなかった、山下智久や錦戸亮らに激怒したとも言われています。

ラジオ『KAT-TUNスタイル』(ニッポン放送)では、いじめられっ子の投稿に対し、自分もそうだったとカミングアウトして励ましていました。

イトコの12等身モデル・塚本愛梨は、田中聖がいつも気にかけてくれたというエピソードが披露されました。

ランニングシャツ一丁で、『必殺仕事人』の撮影場所である極寒の京都に赴いて東山紀之を呆れさせたこともありました。

ギリギリの持ち合わせでラーメンを食べるために、山手線沿線を何駅もテクテク歩いたりといった奇人変人エピソードも枚挙に暇がありません。

もちろん、それらは自分のキャラ作りもカネた、芸能人としてのサービス精神からでしょう。

田中聖には、「いじめられ」と「やんちゃ」は、田中聖の心優し強い信念の人間性を支えるクルマの両輪といわれているが、今回ばかりは、その両輪のバランスが崩れて脱輪してしまったというところか。

やっぱり残念だね。

田中 聖 10845 -
田中 聖 10845 -
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