池上本門寺の万灯練り行列。お会式のクライマックスともいわれる催しが、12日夜行われました。大田区池上7丁目の徳持会館から東急池上線池上駅前商店街、池上通りなどを練り歩いて本門寺通り、池上本門寺までの約2キロを、女性やお子さんを含めた参加者が、纏をふったり横笛をふいたり団扇太鼓(うちわだいこ=円形の枠に1枚の膜を張った団扇状太鼓)を叩いたりして数時間かけて練り歩きました。
10月8日に、池上本門寺お会式については記事を書いたばかり。
私は日蓮宗信徒でもないし、また昨年のように池上本門寺の大堂まで連れて行かれちゃうと家に帰るのが遅くなるし、今年は見に行こうかどうしようかなあ、なんて考えていましたが、
万灯練り行列はやはり今回記事にすることにしました。
「万灯練り行列」で検索すると、このブログの「
池上本門寺お会式、万灯練り行列を見物」という昨年の今日書いた記事が、公開以来、昨日まで表示順位が第1位だったからです(今日現在第2位)。
日蓮宗信徒でもなく、池上本門寺檀家でもなく、お会式開催委員会関係者でもなく、大田区のことを専門に研究している者でもない無名個人の雑記ブログが、第1位を(おそらく)1年も守り続けたのです。
これって、考えてみたらスゴイことかなと。
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たぶん、この1年の間に、十万人を動員するお会式の万灯練り行列について知りたいたくさんの人が、このブログの当該記事を閲覧しているはずです。
なら、まあ今年も書いてみようかな、という気になったのです。
余談ですが、全日本SEO協会の
鈴木将司氏は、2011年にYahoo!JapanがGoogleの検索エンジンを採用するまで、両エンジンの違いをこう言っていました、
「Yahoo!は、大企業や団体、高いお金を使ってヤフカテ(Yahoo!の登録カテゴリー)に登録した「優良」なサイトを上位表示する『資本主義』。Googleはサイトの所有者にかかわらずそのサイトの内部最適化と外部最適化(要するに他サイトからのリンク)で公平に順位を決める『民主主義』だ」(セミナー『SEO革命』)
私の記事は「民主主義」で選ばれたわけですね。
ネットに対する評価というのは、所有者の地位や肩書やお金じゃないということ。
改めてブログ更新の意欲が湧いてきました。
お子さんも纏をふって頑張った万灯練り行列
さて、前置きはこのぐらいにして、万灯練り行列は、徳持会館という池上の住民が集会で使う会議場をスタート地点にしています。
各団体の移動バスは、近くの公道を交通止めにして駐車。もちろん地元の池上警察署の警察官をかなり動員しています。
各団体(各地の寺から集った信徒の会)が、万灯台を引く人、纏をふる人、太鼓を叩いたり笛を吹いたりする人と3つの部隊のほか、ホイッスルでリズムをとったり、見物人とぶつからないよう道を開けたりする人たちで構成した一団が、順番に池上本門寺まで練り歩くことを万灯練り行列といいます。
数えませんでしたが、1団体で20人ぐらいいたと思います。
東急池上線の踏切を超えて池上駅前商店街で、かなりゆっくり目の練り歩き。各団体ともここで参加者が交代で纏を振ります。
100円ショップの「キャン・ドゥ」をバックに撮ると比較的明るくて鮮明に撮れるというのは小さなノウハウ。今年もそこで撮りました。
今年の一番の特徴は、3連休真ん中の日曜日だったので、纏をふるお子さんの数が多かったような気がします。(はっきりわかる画像は目伏せしましたが、わかっちゃって都合悪かったらたらすみません。)
お子さん4人衆の晴れ姿、最年少の女の子の脚の踏ん張り方が本格的!
地元徳持
こちらは少年4人衆でした
団扇太鼓を叩く女の子
この女の子もキマッていました
女性も交代で纏をふっていましたが、ルックス、纏の振り方とももっとも印象に残ったのはこの女性でした。
こちらも笑顔が良かったです。品川・摩耶寺の女性。もしご本人から許諾取れたら目ぶせ外します。
赤ちゃんを連れての参加者も。
赤ちゃんをおぶっている人もいたのですが、太鼓を叩くたびに赤ちゃんに振動が伝わって大丈夫かな、と少し心配になりました。
東急線池上駅前は、今まではなかったロープを張っての万灯練り行列見物となりました。それだけ見る人が多かったんでしょうね。
駅前のロータリーを抜けて、バス通り(池上通り)から本門寺通りを通って池上本門寺にたどり着くのですが、普段なら歩いて10分程度のところを、2時間ぐらいかけて万灯練り行列は行われます。
ひとつ手前の商店街では、これまた例年通り屋台が出ていました。
万灯練り行列のみなさん、楽しそうで羨ましかったです。
1日ずれると台風にかかり、せっかくの晴れ舞台がパァになってしまうところでしたが、無事行われてよかったですね。
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