日本語入力ソフトやOfficeソフトは、パソコンを使う上で不可欠なソフトです。音声入力ソフトやタイピングソフトも、使うことで入力の効率がグンとアップします。このブログでは、それらのソフトについて、ユーザーの多いソフトを実際に使った記事を何度か書かせていただきました。今日はそれらについて振り返り、“その後”についても合わせてご報告します。
現在ネットではBaidu IMEが問題になっていますね。簡単に述べると、入力した文字列をすべて無断でサーバーに送信していたというのです。
もともとBaidu IMEは、強引なインストールが問題になっていて、私も9月2日の記事にこう書いていました。
>>日本語入力ソフト、主力4本を比較する
が、品質以前に、ユーザーへのインストールのさせ方がかなり強引なので、私は高い評価を与えられません。
バイドゥ社は、強引なインストールではないという立場で、しかも26日時点では、Baidu IMEについて、事前許諾の設定が見つけにくい点を改善したとしています。
が、バイドゥ社のことだからアンインストールも面倒なのだろうと思うので、私はBaidu IMEには今後も関わらないようにしようと思っています。
消費者との信頼関係が大事だ、というビジネスの基本をバイドゥ社はわかっていないんじゃないかという気がしますね。
この記事では、Windows標準の日本語入力ソフトMS-IME以外に、多くの人に使われている、無料のGoogle日本語入力、BaiduIME、条件付き無料のマイクロソフト・オフィスIME2010、有料のATOKなど有力日本語入力ソフトについてレビューしました。
日本語入力ソフト
記事の中で私は、Google 日本語入力を一押しとしています。
この記事を書いたあとも使い続けていますが、芸能人など有名人の固有名詞の変換はたいてい一発で出ます。優秀です。Googleにインデックスされたサイトや、検索文字列をもとに辞書を作っているからでしょう。
ただ、ひらがなに“ひらいた”ときの処理や、助詞、接続詞など短いひらがなの単語がまだ課題を残しているかもしれません。
漢字が続く文で、わざと漢字をひらがなになおして読みやすくするのですが、ひらがなに直すことを編集用語で“ひらく”といいます。そのとき、ちょっと適切でない漢字に変換されることがあります。
Officeソフト
>>MS Office裏技購入+互換ソフト比較
3月14日の記事では、「オフィスの“並行輸入品”を買う」ことで、MS Officeを安く購入できるという節約芸人・ユウキロックの提案をご紹介したり、Office互換ソフトの使い勝手をご報告したりしています。
ユウキロックの提案は、「MS Office2010 Home and Student(中国語版)を購入」→「Office Home and Business 2010(日本語版)評価版を公式サイトからダウンロードしてインストール」→「Office Home and Student 2010 (英語版)バックアップを同じようにインストール」→「電話でのライセンス認証」によって、PC最大3台までインストールできる(ただしビジネス理由は禁止)というものです。
これももちろん自分で試した上で記事を書きました。少し手続きに根気が入りますが、この段取りで間違いなく使えます。
互換ソフトだとどこかに小さな不都合があって我慢しなければならないのですが、“本家”を使っていればそうしたストレスはありません。
音声入力ソフト
>>音声認識ソフトを比較する、AmivoiceSP2など無料も含めた4製品
9月5日には、マイクに向かって話すと文字として入力してくれる大変便利なソフト(であるはずの)「音声認識ソフト」について、AmivoiceSP2、ドラゴンスピーチ11といった古くからのアプリケーションソフト以外に、Windows標準の音声認識ソフトなどを比較してみました。
AmivoiceSP2は、前回変換の様子を動画でご紹介しましたが、辞書を鍛えて使い物になるのにはかなり時間がかかります。
さっそく試してみました。もとの文章はこれです。9月2日の記事の冒頭の部分ですね。
戦後史の激動
日本語入力ソフト、主力の4本を比較する
日本語入力ソフト。みなさんは何をお使いですか。私はMS-DOS時代からATOKユーザーだったのですが、OSがWindows95になったあたりからなんとなく使い勝手に違和感を覚え始め、テンキーの直接入力の挙動などにいささか不満が残るようになりました。そこで、なにかいい入力ソフトはないものかと思って、最近Google 日本語入力をインストールしてみました。
この文章の認識結果です。
↓
>>↑この動画です
「MS-DOS」や「windows95」はあらかじめ辞書登録しました。
有償版でもこの程度ですから、音声入力やってみたいな、という方は、まずWindows標準の音声認識ソフトで試されてはいかがかと思います。
タイピングソフト
11月2日には、遊びの要素も入っていますが、タイピング練習ソフトでよく使っているものをご紹介しました。
>>タイピング練習ゲーム、楽しんで身につけるFlashツール
記事で取り上げたのは、寿司打、皿打、キーボー度チェッカー、日本語いろいろ、難読漢字2など5本です。
いずれも、Flash(Adobe Systems社のWebコンテンツを作成するソフト)を使ったプログラムです。
毎日続けていくと、上達したかな、という気もしてくるのですが、ちょっとサボるとまた元に戻ってしまいます。
コツコツ練習することが大切ですね。
2014年は、ブログの入力ソフトやデータベース、クラウドサービスなども使った結果を記事にしたいと思っています。
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