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西の沖縄、東の逗子

逗子市長再選 1987,10,11

池子の弾薬庫跡地へのアメリカ軍住宅建設反対問題でもめていた逗子市では、長洲一二知事が市長に建設容認の「調停案」を示した。

市民は住民投票を望んだが市議会で否決され、市長の富野暉一郎は住民自治の原則にたちかえるべく、辞任して住民の意思を確認することにした。

選挙戦はまさに激烈を究めた。選挙に際しては「スキャンダル作戦」が対立候補の側から用いられたが、住民の自治、平和と環境保全を守ろうとした住民は反対派の市長を信任した。

この選挙戦を見ると、富野暉一郎も対抗馬も「無所属」。しかし、少なくとも対抗馬に当時の自由民主党がのっており、この時はほとんどほろびていた保革対決の様相だった。

沖縄にしろ逗子にしろ、軍事の問題が争点になっている。

今後、政界再編とやらが行われるのなら、やはり憲法や外交といったテーマが軸になるのだろうか。

逗子市長選については、下記のブログも詳しい。参考にされたい。

選挙好きな逗子の、なんとも寂しい市長選。

池子追加建設反対 松本氏が出馬表明 読売新聞 逗子市長選(12月5日告示、12日投開票)で8日、米軍池子住宅の追加建設に反対する立場から元市議会副議長 1984年に富野暉一郎・元市長の選挙を手伝ったのを機に、米軍池子住宅建設反対運動に携わり

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池子問題から卒業した選挙を!

10月28日付けの神奈川新聞WEB版「カナロコ」が『米軍池子問題で「公約違反ではない」と逗子市長/神奈川』という見出しで次のように伝えています。 逗子市の平井竜一市長28日の定例会見 かつて冨野暉一郎・元市長も、澤光代・元市長も容認に変節しました。

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首長は30歳そこそこでやるもの/矢祭町/09.07.21朝日

4月スタートのはずだった第2役場構想は先送りされました 元神奈川県逗子市長で龍谷大教授の富野暉一郎さんは地方行政学の権威だが、地方自治体でないと担えない業務は今の2割に絞り込めると言っている。

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新たなネットワークの中で、レベルアップできるようがんばります

幹事には、元国立市長の上原公子さん、元逗子市長の冨野暉一郎さん、千葉大学の広井良典教授が、自治体議員以外に加わっていただく仕組みをつくりました。 それでも、この政策情報センターが機能してくためには、一人ひとりの活動が求められています。

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富野先生来福、明日は日本公共政策学会!

今日は、私の学部時代の恩師であり、推薦のメッセージもいただいた 富野暉一郎龍谷大教授 が日本公共政策学会理事会に参加するため来福するため 富野先生は、 元神奈川県逗子市長 でもあり、現在は地方自治論や地域公共人材などのプロジェクトリーダー

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dendenmushi

@ええーっ! いっぷくさんは富野さんの教え子、ということですか。これは驚いた…。
 富野さんが逗子市長時代、池子の住人でもあったでんでんむしは、市役所へも出入りして、よくお話していたものです。
 なつかしいなあ。
by dendenmushi (2011-02-04 06:02) 

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