透明ドリちゃん「ベルカイアルアマサラク、ナイナイパ!!」 [懐かし映画・ドラマ]
『透明ドリちゃん』(1978年1月7日~7月1日、東映/テレビ朝日)という特撮ファンタジードラマが、来る17日からCSの東映チャンネルで放送と発表されています。かなりカルトなドラマで、根強いファンが多く、私もどちらかと言うとその部類に入ります(画像はYahoo!検索画面より)
透明ドリちゃん、ご存知ですか?
主人公は、小学校5年生の青山ミドリ(柿崎澄子)。
獣医の父親(佐藤充)と母親(吉野桂子)の長女です。
ある日、弟のトラオ(安藤聖一)とともに妖精の国、フェアリー王国に連れて行かれ、ガンバス大王(藤村有弘)に、長い間行方不明になっているフェアリー国の王女ゼリアンとピピル王子として迎えられます。
しかし、それを事実として受け入れられないミドリが拒否すると、ガンバス大王は、透明になれる魔法の玉ドリームボールと、妖精を呼び出せる魔法のベルフェアリーベルを授けます。
そして、「周囲の者に夢と勇気と希望を与え続けること」「妖精界の秘密を他人に知られたらフェアリー王国に帰ること」を条件に、姉弟を人間界へ帰すことに。
2人は、毎回身の回りで起こる数々の事件を、ドリームボールとフェアリーベルで解決していきます。
「ベルカイアルアマサラク、ナイナイパ!!」というのは、ドリちゃんが妖精に変身する時の合図です。
……とまあ、よくある子供向け特撮ドラマですが、なぜ、カルトな作品なのか。
以下は私の意見です。
役者が個性的なのです。
ドリちゃんは、ヒロインですから美人であってほしいのですが、失礼ながら他の子役と比べて、決してルックスを売り物にするタイプではありません。
しかも、走り方がガニ股で格好悪い。お姫様タイプではありません。
弟も、ブサイク。
威厳があるべき国王は、タモリより前から怪しい多国語使いを芸としていた人で、イメージ的にうさんくさい。
ドリちゃんにとって頼るべき父親は、従来のヒロインものでは2枚目の父親であることが多いのですが、こちらも新劇出身なのに佐賀弁が抜けないいかついタイプ。
ドリちゃんの父親役を演じた佐藤允
もっと違うキャスティングがあっただろうに、どうして、という人選でした。
ところが、「○○は3日で慣れる」ではありませんが、毎回見ているうちに、この一見適切でなさそうなキャスティングが、強烈な個性に思えてきて、毎回見るのが楽しみになってしまったのです。
気がついたら、私はドリちゃんのガニ股走りを真似するようになっており、当時バイトで教えていた学習塾の生徒たちからバカにされました。
もちろん、中には最後まで役者と設定が噛み合わず、失敗作で終わってしまう作品もありますが、『透明ドリちゃん』の役者たちは、噛み合わせてしまうだけの懐の深さがあったのでしょう。
今も、Facebookの昭和を懐かしむグループでは、定期的に『透明ドリちゃん』の話題が出ます。
私と同じ考えの人が、ほかにもいるのだろうと思っています。
一応、テレビドラマ史的には、日本で初めての実写魔法少女ものなので、その分野に関心がおありでしたら、ぜひ、ごらんください。
生地はしっとり、もっちり
久しぶりに、こっそりご紹介するのは『塩豆どらやき』(Pasco=敷島製パン)です。
まるで蒸しパンのような真っ白のどらやきです。
どらやきというより、まるいスナックサンドといった感じです。
フジパンが出しているスナックサンド
北海道産小豆を使用したつぶあんと、塩ぬれ赤えんどう豆、マーガリンがはさんであります。
どらやきらしからぬこの生地はしっとり、もっちりとした食感です。
つぶあんは甘さ控えめで、パン生地との相性もまずまずです。
塩ぬれ赤えんどう豆の、食感と味わいに期待しましたが、少なめなのか、あまり存在感がありません。
むしろ、マーガリンの塩気のほうを感じることができました。
あんとマーガリンの組み合わせは、コッペパンなどではありがちですが、どら焼きとしては珍しいのではないでしょうか。
マーガリンの量は控えめですが、これ以上多いとくどくなってしまいそうなので、このくらいがちょうどいいと思います。
いかがですか。真っ白のどらやき。
おかしいなー、調べたけど前番組のジャッカー電撃隊も後番組の宇宙からのメッセージ銀河大戦も見てるのにこの番組だけ記憶が無い(^_^;)
by pn (2017-08-12 20:58)
透明ドリちゃん見た記憶がないので思わずyoutubeで探してみましたが、けっこうハマるかも、ですね。たしかにがに股で走ってました。
by 足立sunny (2017-08-12 22:25)
実はこの『透明ドリちゃん』というタイトルなんですが、どういうわけか、わたしの脳裏にちょいちょい浮かんでは消える、不可思議なワードとなっているんです。番組自体を観ていたという記憶はないのですが、このタイトルの響きがわたしにとって余程インパクトがあったからなのでしょうか。なにせ、「透明」で「ドリちゃん」なのですから(笑)、(いったいこれはどのような存在なのだろう)とわたしの潜在意識が疼き続けていたのかもしれません。しかしまさに今日、このお記事を拝読することにより、『透明ドリちゃん』なる存在がいかなるものか明らかになりました!
>走り方がガニ股で格好悪い。
う~む。これは確かに見たくなる大きなポイントですね。ドリー・ファンク・ジュニアは内股ですから、同じ「ドリ」でもまったく違います(笑)。
>弟も、ブサイク。
これまたスゴい!どうもわたし、近年の日本の子役の、こぎれいな顔、小器用な演技が気に入ってなく、昔の映画などを観ていたら、子役はだいたい台詞棒読みで、それがけっこう楽しいのです。だいたい子どもって、小器用な演技のような表情はしないものなんですよね。ともあれ、わたしの心の中の『透明ドリちゃん』が十分評価に値するものだと知り、嬉しい気分でいっぱいです。
『塩豆どらやき』・・・わたしが餡子はそれほど得意ではないというお話はちょいちょいさせていただいておりますが、しかし時に食べたくなります。昨日はローソンで見かけたオーソドックスなアンパンを突如食べたくなって、美味しくいただきました。「塩ぬれ赤えんどう豆」←こういうネーミング、けっこう好きなのです。「赤えんどう」だけでよさそうなものなのに、その上に「塩」だけでなく「ぬれ」まで付ける(笑)。この粘着感が何とも言えません。『塩豆どらやき』、見かけたら必ず購入してみたいと思います。
島津亜矢もいろいろ苦労しているようですから、人間味が滲み出ていいですね~。山田姉妹はまだ芸能界へ染まってないのもあるでしょうが、少しでも(島津さんが手紙とジャムのこと、どこかで書いたりしてくれないかな)と期待していたとしたら、それはそれで可愛い気もします(←どうあっても好意的に解釈するファン心理 笑)。姉の華はおっとり型の美人ですが、妹の麗は国立音大声楽科主席卒業という超ド級の歌唱技術を持ちながら、なかなか前へ出たがるタイプのようで(笑)、このバランスがまた絶妙なんです。
由紀さおり&安田祥子は山田姉妹が最高の目標としている存在で、この前の『うたコン』で共演が実現し、わたしも今現在、由紀さおりに情がうつっております(笑)。でもなるほど、あの由紀さおりにして、姉に対するコンプレックスが強かったんですね。子どもの頃は、由紀さおりの『恋文』という歌が大好きで、「アズナブール」というフランスの大歌手の名も、この曲の歌詞から初めて知りました。わたしも由紀さおりがコメディを演じる姿はよく記憶しています。何をしてもセンスのよさを感じさせてくださる方で、現在も確固たるポジションで活動しているのは尊敬以外ありません。馬場・猪木との違いは、御姉妹一緒に重要な音楽活動を続けている点で、馬場・猪木も40歳くらいから仲良くプロレス伝道活動でもしていればよかったのに・・・というのは冗談ですが(笑)。
>山口百恵を見ていると、ファンの側が自分から夢を自作してそのスターを美化しているように思いますね。
まったく同感でございます。それに山口百恵が上手に乗っかった感もありますし。
「阿久悠」という名は、確かに子どもにも覚えやすくていいですね。山本リンダの歌なんかあらためて聴いてると、70年代にメジャーであんなことやっているのに、今はどうなんだ、とより強く思いますね。クリエイティヴィティも過激性も70年代の方がずっと上・・・芸能界もプロレス界も明らかにそうですね。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2017-08-12 22:28)
透明ドリちゃん・・・見たような見てないような・・・
あれ、段々記憶が蘇ってもきたような(^^)
マーガリンとつぶあんの組み合わせは、
名古屋の小倉トーストのような感じなんでしょうか。
美味しそうです。
by ワンモア (2017-08-12 22:54)
ドリチャンは日本人に受けそうなルックスです。
by うつ夫 (2017-08-13 00:13)
ドリちゃん見た記憶がないです。
東映チャンネルの視聴料がわりと高めなので。
by nikki (2017-08-13 00:34)
真っ白などら焼き新鮮です。
ものすごく食べてみたくなりました〜
by yamatonosuke (2017-08-13 00:54)
「どら焼き」のイメージを覆しそうなほどに真っ白な「どら焼き」ですね…!
by ナベちはる (2017-08-13 01:28)
塩豆どら焼き
和菓子の様です しかし 発案が凄いですね
若さだよ山ちゃん!のフレーズ覚えてます
(^-^)
by チャー (2017-08-13 08:13)
ドリちゃんって、初めて知りました ^^
でも、若さだよ、山ちゃん…は知ってます。
by なかちゃん (2017-08-13 09:07)
透明ドリちゃんの話題には入っていけなかったので、
塩豆どらやきに惹かれました。
なぜどらやきなのに白いのか?食べてみたいです。
by starwars2015 (2017-08-13 09:53)
こんにちは!
いっぷくさんのブログは懐かしいことが
たくさんアップされます。
でも冒頭の作品はまったく知りません・・
”若さだヤマちゃん”でホッとしました。
by Take-Zee (2017-08-13 11:32)
その頃は、私の大学受験の時期ですね。
全く知りませんでした。
TVは、食事時にしか見なかったのですが、その番組は家族の誰も見ていなかったのでしょうね。
by ヨッシーパパ (2017-08-13 19:04)
ガキの頃からの同級生に佐藤允にソックリにのが居て
それが切っ掛けで彼のファンになりました(^^
by makkun (2017-08-14 11:10)