池上本門寺にある重要文化財・五重塔の奥には、日連の隠居所として開山されたといわれる寺院・永寿院があります。その中心にある、徳川家康の孫・芳心院殿妙英日春大姉の墓所、通称万両塚(まんりょうづか)遺跡霊園は、信仰と歴史的価値が認められ、大田区史跡に指定されています。
池上本門寺は、武蔵野台地の中の比較的低い山の上にあるのですが、
正門をくぐると、正面にある本門寺の本殿だけでなく、日蓮宗のいくつもの寺院に行き着けるようになっています。
たとえば、池上本門寺の五重塔の奥には、
永寿院という寺院があります。
創建は江戸時代初期。
境内には、徳川家康の孫(紀州徳川順宣の娘)であり、鳥取藩主池田光仲の妻である芳心院の墓所、万両塚と呼ばれる遺跡霊園があります。
芳心院は、生前から蛇が嫌いだったので、死後も墓地に蛇を寄せ付けないようにと、水を湛えた二重の堀を巡らせたという伝説があります。(実際にはそうではなかったらしいのですが)
その費用が一万両かかったので、万両塚と呼ばれているそうです。
今、その墓所と同じものを作ったら、億単位の費用がかかるといわれています。
記録によると、芳心院は生前に墓を作っています。
宝塔からは、法華経巻子本八巻と、火葬による芳心院の骨の蔵器が発見されたそうです。
江戸時代に、それだけの技術とコストをかけた墓所の存在と、要人の信仰の深さを証明するこの宝塔は、歴史的にも貴重なものであるといわれています。
そして、最近の調査では、万両塚の周囲から、弥生時代中期~後期の竪穴住居跡が10棟も出土しました。
都内では、狛江市につぎ2例目の大掛かりな出土だったといいます。
さらに、復元された古墳や
通年で花を鑑賞できるよう11種類の草花をお堀の周りに植えています。
同所は、大田区史跡に指定されています。
池上本門寺に参拝にこられた方の多くは、ここに気づかず、本門寺の本殿を参拝後は、重要文化財の五重塔や、力道山など有名人の墓までしかご覧にならないことが多いようです。
……と、エラソーに書いている私こそが、まさにそうでした。
この連休、池上本門寺に参拝に来られた際は、本殿だけでなく、万両塚にも寄られてはいかがでしょうか。
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まるいブラジル生まれのパンにごまが入った
きょう、ここだけで打ち明けるおやつは、『ポン・デ・ごま』(第一パン)です。
ブラジル生まれのパン、ポンデケージョ(ポン・デ・ケイジョ)をアレンジしたパンといいます。
ポンデケージョ(ポン・デ・ケイジョ)というのは、ブラジルでは朝食の定番といわれ、表面はパリっと堅く、中は柔らかくてまるい、一見たこ焼きのようなパンのことです。
wikipediaより
他社で売られているポンデケージョは、柔らかくモチモチした生地が多いのですが、最初そのまま食べてもあまりモチモチ感はありませんでした。
ところが、電子レンジで温めると、もちもちしてきます。
温めて、バターをつけて食べるのがおすすめです。
ごまはたくさん入っています。
ただ、ごまそのものは味がほとんどしないので、生地にもっと塩気があってもよかったのではと思いました。
それを補うには、やはりソーセージや目玉焼きなどの副菜と一緒がいいかもしれません。
朝食や軽食に食パン以外のパンを試したい方、『ポン・デ・ごま』はいかがですか。
ポンデ・・・と聞くと,どうしてもドーナツが思い浮かんじゃうな。
ポン・デ・ケージョも美味しいけど。
それにしても,そこまで蛇が嫌いって,生前首にでも巻き付かれたんだろうか・・・・・(´・ω・)
by こじろう (2017-04-29 20:25)
『ポン・デ・ごま』、見たことがないパンです。
by green_blue_sky (2017-04-29 21:35)
万両塚遺跡霊園・・・芳心院の伝説、こういうお話は大好きです。実際どうだったかよりも、そうしたお話が伝わっていること自体が大切なのですね。その中にどのような人間のどのような願いや時に怖れなどが含まれているか、想像するだけでも豊かな気持ちになります。「蛇」という、世界のあらゆる民族にとって象徴的な生物が関わっているのも興味深いですね。竪穴住居跡が10棟出土したという事実も「土地の力」そのものを感じます。東京や京都は、「土地の力」を感じさせる場所がとても多いです。「思い込み」から来る感覚も含まれているかもしれませんが、それにしても腹の底へグッと来るような感覚があります。
『ポン・デ・ごま』・・・パンに限らず、「各国物」企画は大好きです。もちろん現地の本物とはかなり違う製品が多いのですが、(こんな食べ物があるんだな)と感じさせてくれるだけでもいいのです。そこからいろんな方法で、「本物」に近づくことができますから。『ポン・デ・ごま』、朝食などの主食にしてもよさそうですね。ぜひ試してみたいと思います。
安い竹輪やす巻きって、(ホントに魚類、入ってるんだろうか)という味のものが多いです(笑)。けれど手軽に使えるので、ついつい買ってしまいます。調理次第でけっこう美味しいし(笑)。
>ひとさまの技のうわべだけのパクリ
そう言えば天龍、あの延髄斬りも(どうなんだろう・・・)という感じでした。グランドレスリングは元よりできないし、スタンドも含めて技の組み立てでは勝負できないと自覚していたのでしょうか、結局「受け」も含めた「強い当たり」で活路を見出した感じですね。しかし鶴田をそれだけ特別扱いしていたのにも驚きです。後年、三沢らとの試合で(何だ、やっぱり鶴田は凄いじゃないか!)とプロレスファンを唸らしましたが(わたしも唸りました 笑)、若手時代に華麗に各種スープレックスを披露してから数年後はもうどの試合からも、(まあ、そこそこにやっとこう)感ばかり漂っていました。馬場はそんな状態でも甘やかして厳しい指導をしなかったというわけでしょうか(笑)。プロレスファンに、「そんな暇があったら、練習しろ!」と投書されながらも、ギターを抱えてコンサートとかしてた時期もありましたよね。まあ確かにデビュー後からかなりの期間、天龍の試合は「おまけ」的価値くらいしかなかった印象ですが、それだけ待遇に差を付けられ続けると、怨念も蓄積して当然ではありますね。そしてこうした人間模様を知った上で試合を観ると、また違った風景になるというわけですね。
話は変わりますが、グレート小鹿は「こじか」じゃなくて、「こしか」だそうですね(笑)。(何だ、このニュースは?)という感じですが、最近小鹿を意識していましたので(笑)、ちょっと微笑んでしまいました。
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2017-04-29 22:34)
松平家といい、池上本門寺はどうして徳川一族と縁が深いのでしょう。
そういえば檀家制度は、徳川時代に出来たものでしたね。
by うつ夫 (2017-04-29 23:04)
墓に億を使う気になれんわー。まあその億がつく金その物が無いけど(笑)
by pn (2017-04-29 23:06)
ポンデごまをナポリタンと一緒に食べたいです。何個でも食べれそう〜。
by yamatonosuke (2017-04-30 00:59)
通年で花を鑑賞できるよう11種類の草花をお堀の周りに植えられているとは、本当の贅沢ですね。
私はお墓などいらないと思っているのに。
by kiki (2017-04-30 00:59)
「ポン・デ・ごま」というパン商品があること、知りませんでした。
by ナベちはる (2017-04-30 00:59)
一万両ですか!
現在も維持管理するのに大変そうですね。
普通のポン・デは食べた事がありますが
ゴマと聞いただけで良さそうな気がします。
by えのみ (2017-04-30 02:16)
おはようございます!
GW突入、どこかにお出かけですか?
by Take-Zee (2017-04-30 06:55)
永寿院、敷地内が広いですね。
芳心院墓所、家康の孫に当たる方のお墓なんですね。
古墳もあり、五重塔も立派ですね。
ポンデゴマ、レンジで温めてバターを付けるのが、よりおいしくいただけるのですね。
試してみます^^
by アールグレイ (2017-04-30 09:27)
ポンデケージョですか、存じませんでした。
僕は和食派ですが、たまにはパンも良いかな。
by johncomeback (2017-04-30 14:39)
ポンデケージョのモチモチした食感が大好きです^^
パン屋さんに行かなくてもこうして売られていると嬉しいですね♪
by Rinko (2017-05-01 09:36)
1万両のお墓ですか。
1両がいくらなのかは、なにを基準にするかで違ってきますが、平成の司馬遼太郎こと磯田氏は30万円説を唱えています。最近読んだ本では12万円ぐらいが多かった印象です。
30万円とすると30億、12万円でも12億円ですかぁ。
by えくりぷす (2017-05-01 14:04)
五重塔が立派ですね~
流石に池上本門寺です(^^
徳川慶喜が眠る谷中霊園にも五重塔が有ったのですが
残念ながら消失してしまってるんですよね~
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E4%B8%AD%E4%BA%94%E9%87%8D%E5%A1%94%E6%94%BE%E7%81%AB%E5%BF%83%E4%B8%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6
by makkun (2017-05-01 14:51)