『恋するアニメヒロイン イッキ読み99』(双葉社)という書籍が話題になっいます。子供の頃憧れたアニメ番組のヒロインを、年代ごとに特集した書籍です。その書籍のペイドパブ(記事体裁広告)かもしれませんが、今週号の『週刊大衆』(3月10日号)カラーページには、『初恋アニメヒロイン10』という特集記事が掲載されています。
『週刊大衆』は、懐かしの名作アニメから10人のヒロインを選んでいます。
その最後に、「憧れのヒロインと再会できる一冊!」というタイトルで、『恋するアニメヒロイン イッキ読み99』(双葉社)を紹介する囲みが書かれているので、同書のPRを意図した記事なのかもしれません。
ということで、同書は有名なアニメ番組のヒロイン99人を、名言、名エピソードなどで解説した書籍です。
年代ごとに章が分かれています。第1章は1960年代。『鉄腕アトム』(手塚治虫)のウランや『秘密のアッコちゃん』(赤塚不二夫)、『アタックNo.1』(浦野千賀子)の鮎原こずえ、『魔法使いサリー』(横山光輝)『ハクション大魔王』のアクビちゃんなどですね。
『ハクション大魔王』は現在もCSで放送されていて、制作したタツノコプロが日本テレビに買収されたので、今後はおそらく日本テレビ系でも放送されることになると思います。
ちなみに、フジテレビで『ハクション大魔王』が18時から、『サザエさん』が18時30分から、そしてチャンネルがかわってTBSで19時30分から『サインはV』(実写)が、すべて同じ日(1969年10月5日)に放送開始されています。
70年代は、『あしたのジョー』(梶原一騎、ちばてつや、1971年)の白木葉子や、『ルパン三世』(モンキー・パンチ、1971年)の峰不二子など。
『あしたのジョー』は、今もCSで夜中に見ています。ヒロインより、ジョーと丹下段平のやりとりが面白いからなんですが。
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80年代は、『まいっちんぐマチコ先生』(えびはら武司、1981年)や『じゃりン子チエ』(はるき悦巳、1978年)など。私としてはやはり印象深いのはこのへんでしょうか。
『まいっちんぐマチコ先生』。バカバカしいけどつい見てしまう、愛すべきキャラクターでした。わたしはこういう肩のこらない作品が好きです。
まあ、私にとってのナンバーワンはやっばりマチコ先生でしょう(笑)
『じゃりン子チエ』は、学生時代、毎週読んでいた『漫画アクション』に載っていたので、TVアニメも映画も観ました。中山千夏と西川のりおは役にぴったりでしたね。映画の方は、三林京子や吉本の人たちが声を担当していて、思いっきり大阪の作品という感じでした。
まあ、ただ本音では……
ドラマや映画のような、実在の人物が演じていることにはかないませんね。アニメと実写版が出ていたら、やはり実写版のほうが印象には残っています。
たとえば、吾妻ひでおの『好き!好き!!魔女先生』や『ぐるぐるメダマン』は実写版が放送されていますが、月ひかる先生の菊容子や、小豆あらい役の古賀泉、堀江美都子の歌のイメージの方が強いですね。
菊容子の場合、ドラマ放送直後に、今で言うストーカー事件に巻き込まれた悲劇の衝撃から、今も記憶に残っていることもありますが。
『がんばれ!!ロボコン』は再放送しても、『ぐるぐるメダマン』はCSでも放送されないしDVD化もされていません。どうしてなんでしょうか。マニアにとってはお宝番組です。
『がんばれ!レッドビッキーズ』も、石ノ森章太郎の漫画よりは林寛子のドラマを思い出します。
それらはアニメ化はされませんでしたが、実写で十分という感じですかね。
ただし、『アタックNO.1』の実写版(2005年)だけは見たいとは思わなかったですね。いまさら上戸彩に演じさせてどうすんのって感じだったし。
『こち亀』の香取慎吾や、『ハクション大魔王』の村上信五もねえ、本人たちの努力は認めますけど、イメージ的にちょっと違うんじゃないって感じがしました。
みなさんは、どんなアニメ番組のヒロインが印象深いですか。
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