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知的立体パズルゲーム キャストホース(知恵の輪)得意な人は運がいい? [生活]

知的立体パズルゲーム キャストホース(ハナヤマ)という蹄形の知恵の輪が、ロングセラーで密かな人気らしいですね。楽天では売り切れたショップも出ています。その直前に入手してさっそくやってみましたが、私は知恵の輪が大の苦手です。これができる人は運の良い人なんじゃないかと私は思っています。言い方をかえれば、運の測定に使えるのかもしれません。

これが、その知恵の輪・知的立体パズルゲーム キャストホースです。



知恵の輪というと、キーホルダーぐらいのサイズを想像されたかもしれませんね。

これで難易度2です。ビギナー向けとして人気があるようです。

対象は6歳以上。外し方、つまり模範解答は入っていません。自力でオヤンナサイということです。

私は早々に降参しました。

妻は多少格闘していましたが、

知的立体パズルゲーム キャストホース

外しました。

知恵の輪を外す

6歳以上ということで、5歳の次男にやらせましたが、

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偶然外しました。

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でもその偶然が大事ではないかと思うのです。

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ジグソーパズルと知恵の輪の違い


『パズル理論 意思決定に見るジグソーパズル型と知恵の輪型』(白桃書房)という前川佳一氏の著書があります。



書籍のテーマはイノベーション管理ですが、タイトルに著者の考え方が象徴的に現れています。

タイトルにある、「ジグソーパズル型」と「知恵の輪型」とはどういう意味でしょうか。

同書によると、「ジグソーパズル型」というのは、「人・モノ・金を掛ければ達成できる業務目標」であり、「知恵の輪型」というのは、「掛けても達成できるとは限らない業務目標」の例えになっています。

ジグソーパズルは、勘による組み合わせが当たることもあるけれど、そんなものがなくても、ピースをとっかえひっかえ組み合わせる努力(時間や手間など人為的に可能なもの)で、いずれ完成に近づいていく「必然」のゲームです。

つまり、センスがなくても粘り強く頑張れれば、完成の道筋は見えているのです。

一方、知恵の輪というのは、何時間かければ、何をどう努力すればできる、という見込みや計画はつくれません。

けれど、意図的に行ったわけでもない一瞬のタイミングで、成功することもある「偶然」を無視できないゲームです。

そういう意味では、知恵の輪が得意な人というのは、「偶然」を逃さない人、運の良い人なのかもしれません。

けだし、このへんに、私が苦手な理由があるような気がします。

他人様の評価はわかりませんが、このブログの「運は存在するのか」で書いたとおり、私は自分をツイてない人間だと思っています。

それは、結局「偶然」で自己実現する力が弱いということ。

自分にとって都合のいい偶然は逃し、不運不幸の偶然は引き込んでしまう。

その家系で200年~400年に1度の確率と言われる火災にあい、妻子が一瞬にして意識不明の重体、モノは全焼なんて人生、よほど運が悪くなければ経験できませんからね。

でも、心肺停止しても(つまり1回死んでも)日常生活に復帰できた妻は、見方によっては運がいいのかもしれません。(←しょせん「不幸中の幸い」に過ぎませんが)

合理的な根拠や証明などない話で恐縮ですが、非科学とまではいえません。科学は「偶然」を解明していないのですから。

妻や次男が成功し、私ができなかった知恵の輪に、そんなことを考えてみました。

知的立体パズルゲーム キャストホース

知的立体パズルゲーム キャストホース

  • 出版社/メーカー: ハナヤマ
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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