危険な病気の意外な予兆69~左の肩が痛いのは心臓からのSOS?(市川純子、宝島社) [健康]
『危険な病気の意外な予兆69~左の肩が痛いのは心臓からのSOS?』(市川純子、宝島社)は、大きな病気の意外な予兆を紹介しています。首の横が黒ずんできたら胃ガン、肌が小麦色になってきたら肝炎、重い左肩は心筋梗塞など、大きな病気の予兆がわかります。
どなたでもそうだと思いますが、健康診断を受けると、検査結果が気になりますよね。
とくに、要検査で、CTやMRIを受けたときなどは、小心な私は生きた心地がしません。
事実は、受け入れるも受け入れないもないのですが、いきなり検査といわれ発覚するのではなく、せめて段階的にわからないものか。
なんとなくわかる前兆のようなものがあれば、気持ちの準備もできるのに……。
なんて思ってしまいます。
そこで、本書『危険な病気の意外な予兆69~左の肩が痛いのは心臓からのSOS?』(市川純子、宝島社)は、普段なら別のことを疑う兆候から、想像もつかない部位の大病の可能性を教えてくれる書籍です。
大きな病気は、意外な予兆と共にやってくるので、それを見逃さずに正しい科で受診する。
それによって、普段だったら見落としてしまう早期発見も可能、という内容です。
医療ジャーナリストの市川純子さんがまとめています。
予兆の内容
たとえば、胃が悪いと胃が痛い。
これは当たり前の症状です。
しかし、肩が痛いのに、肩ではなく心臓が悪いとしたら、意外に思うでしょう。
本書は、そうした病変部以外にあらわれるSOSについて、紹介と解説をしています。
左肩の激痛(狭心症)
駅の階段を全力でのぼって電車に飛び乗った40代の女性が、急に左肩に激しい痛みを感じ、それが次第にみぞおち、左の奥歯、左の額にまで広がったというケースを挙げて、「狭心症の疑いあり」と書いています。
「心臓に酸素や栄養を送っている血管が狭くなって起こる狭心症は、命に関わる怖い病気。駆け込み乗車など、普段運動していない人が激しい運動をしたり、ひどく興奮したりすることがきっかけで起こることがあります。一般には動悸とともに胸部への圧迫を感じることが知られていますが、左肩から腕にかけてのだるい感じ、胃やみぞおちの痛み、左の奥歯や顎に痛みが出ることもあります」
二の腕の痛み(肺がん)
腕が痛んだらまず整形外科ですが、異常がなく咳を伴う場合には、肺尖部(肺のてっぺん)のがんの場合に、二の腕が痛むことがあるそうです。
腕に伸びる神経を圧迫したり侵したりすることで、腕の痛みやしびれ、まひ、筋力低下などの症状が起こるそうです。このような症状は、パンコースト症候群やホルネル症候群と呼ばれます。
首の赤いアザ(肝硬変)
鎖骨の上に赤い血管が浮いたようなアザがあり、ぶつけたなど身に覚えがないなら、肝機能低下による出血の可能性があるそうです
さらに症状が進むと、上腕の血管に蜘蛛の足を伸ばしたような「クモ状血管腫」が出たり、手のひらが赤くなったりすると書かれています。
本書は他にも、「首の横が黒ずんできたら色素沈着ではなく胃ガン?」「肌が小麦色になってきたら日焼けではなく肝炎?」「味覚がおかしいのはパーキンソン病?」「股間の痒みは合成香料アレルギー?」「目が霞むのは糖尿病?」「急な吐き気は急性緑内障発作の可能性?」などといったいくつかの予兆が書かれています。
ほかにわかっている予兆
ネットの病気サイトや医師の公式サイトには、たまにこうした予兆が書かれていることがあります。
予兆というよりもれっきとした症状かもしれませんが、たとえばまぶたがむくんだら急性腎炎、げっぷがとまらなかったり、顎関節症などが酷いとうつ病、声がかすれると消化器系(食道)のがん、といったことは検索するとよく出てきます。
爪半月と栄養状態
「爪半月」【吉田たかよし】90秒でわかる 医学解説その3 https://t.co/Is660O53FZ @YouTubeより
— 畠中由宇・相互フォロー100% (@hata_follow) February 14, 2024
爪の半月が小さくなっている人は、タンパク質やビタミンが不足しているので、ネフローゼの心配があります。
ネフローゼとは、腎臓の糸球体という場所の異常によって、尿中に大量のタンパク質が出ていってしまう病気です。
爪の半月は個人差が大きく、年齢や指先の使い方、遺伝などによっても変化するため、爪の半月が小さいからといって、ただちにネフローゼの心配があるとは言えませんが、以前よりも小さくなった、と感じたら気にかけてもいいかもしれません。
肺がんとバチ指
「肺癌とバチ指」【吉田たかよし】90秒でわかる 医学解説その12 https://t.co/OfO9SJV77w @YouTubeより
— 畠中由宇・相互フォロー100% (@hata_follow) February 14, 2024
肺がんの予兆として、爪の断面が太鼓のバチのように丸くなるそうです。
この動画によると、肺がんを疑う症状は、医学的には血痰や間質性肺炎などが認められていますが、それよりもっと前の「予兆」として、爪がバチの状態に。その段階で治療すれば治る可能性が高い、という話です。
こうした諸症状は、必ずしも指摘されているような病気の予兆とは限りませんし、その判別自体私たちにはむずかしいかもしれません。
ただ、もしドンピシャなら、早期発見で治療が間に合う確率が高くなるわけですから、「そういうこともあり得る」と、知っておくと人生が変わるかもしれません。
知っておけば、病気の早期発見のシグナルとして参考にされてはいかがかと思います。
いかがですか。思い当たる前兆はありますか。
危険な病気の意外な予兆69 ~左の肩が痛いのは心臓からのSOS? - 市川 純子
肩こりとか誰でもありそうですね(;_;)
by 赤面症 (2024-02-19 01:20)
おはようございます^^
確かに↑肩こりって結構多いですね。わたくしは方と言うより首が凝ります。でもあまり考えたくないです(ー。ー
by mm (2024-02-19 06:21)
顎関節症か分からんけど痛いのでやばいのか俺?
by pn (2024-02-19 06:21)
お早うございます、神戸の夜景にコメントを
有難うございました。
足元に広がる夜景はとても綺麗でした。
年と共にいろいろな症状があらわれます、
気お付けたいですね
by tarou (2024-02-19 08:16)
おはようございます!
いまだに病院通いなしの70歳・・・
人間ドックも行かず、天命に任してます (^-^)!
by Take-Zee (2024-02-19 08:24)
家族が居るとやっぱり異変に気付いてもらえるので、良いなと思います。
昔になりますが父親が心筋梗塞になったとき、母親はすぐ気づいて病院に連れて行って助かりました。
by コーヒーカップ (2024-02-19 18:39)
健康診断で病気がわかる例って少ないかも・・・・
やる意味あるのかな?
by tai-yama (2024-02-19 22:56)
今、まさに左方が痛いのですが、五十肩かと思ってます
by mau (2024-02-20 00:57)