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梅沢富美男さん、ガーシー前議員に「票入れた有権者も責任取らないと」物議 [社会]

梅沢富美男さんが『情報ライブ ミヤネ屋』で、ガーシー容疑者に投票した人に対し「責任取らないと」と呼びかけて物議を醸しているようです。ガーシー前議員の「責任」はガーシー容疑者に還元すべきですが、登院しないことを予告した人に面白がって投票した意味は、考えるべきではないでしょうか。

問題になっているのは、23日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)です。

今月15日に参議院で除名処分となったガーシー容疑者に対して、翌日16日にはさっそく警視庁が常習的脅迫、名誉毀損、強要、威力業務妨害の容疑で逮捕状を取得。

国際手配する方針を示しました。

さらに、23日には外務省がガーシー容疑者に、返納期限は4月13日で、旅券返納命令を出したことが判明。

命令に従わない場合は旅券が失効し、滞在先の国で不法滞在となります。

そのことが『情報ライブ ミヤネ屋』で話題になりました。

「こんなことでよく当選した」責任



MCの宮根誠司さんは「この人はドバイにいて、国会議員になって国会になにか新風を巻き起こす、みたいな。『寝てるオッサンをたたき起こす』みたいなこと言ってましたけど、結局なんなんだろう?」と疑問を呈しました。

すると、コメンテーターとして出演していた梅沢富美男さんは、「なにもしなかったですね」と宮根誠司さんに同調。

その上で、こう発言しています。

「この人に票を入れてくれた有権者もちょっと責任を取らないと、本当に。こんなことでよく当選したなって僕は思ってるんだけど」

この発言が「物議」としてニュースになっているのです。

https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1679907699/-100

梅沢富美男さんの発言に対して、「有権者に責任取らせるのはおかしい」「一票の重さを知れ、とかならともかく責任はずれてる」「責任を取らせるとなると誰も投票しなくなるから訂正しとけ」「じゃあ他の不祥事起こした政治家の支持者も責任取らないと」「責任とって脱げばいいの?」などという“開き直り”的反論が上がっているわけです。

テレビのコメンテーターに言われて、悔しかったのかな。

だけどさー、「こんなことでよく当選したな」というのは、普通の有権者が普通に考えれば、誰でも思うことではないでしょうか。

選挙前、「ぼくはガーシーに入れます」「私も入れます」など、得意になってツイートしていたバ×どもはたくさんいましたよ。

28万人もが、ガーシーと名前を書いているのです。

その人たちには、その時点で私も呆れていました。

国会議員としてのガーシー議員に、何を期待し投票したのかが理解できないですね。

案の定、こんにちに至るわけで、「ほらみろ、こんなこと、当時からわかってたでしょう」という話ですよね。

梅沢富美男さんの発言の言葉尻をとらえて、居直り反論するような余地はないでしょう。

問題の本質は、誰がなにを言ったかではなく、あんたらの投票行動だろうと。

まあ、YoutubeとかSNSで、人気者だとかフォロワー多い=有能、人望、責任能力があるでは無いと証明されただけのことでしたが。

莫大な公金を授業料にして……。

せっかく、投票権を18歳まで引き下げたのに、このままでは、また20歳に戻ってしまうかも知れませんね。

責任を「取る」ではなく責任を「持つ」ということ


梅沢富美男さんの言う「責任」は、有権者にとっては「取る」ことではなく「持つ」ことではないか、というのが結論です。

つまり、多少の補足解説はあったとしても、別に「物議」を醸したり、炎上したりするような問題発言ではなかったということ。

それを攻撃するB層ネット民の方が、どうかしています。

いったい、どこまで低級に居直れば気が済むのでしょうか。

B層。わかりますよね。

一応説明しますが、「マスコミ報道に流されやすい『比較的』IQ(知能指数)が低い人たち」(適菜収さん)です。

郵政民営化の広報企画に際して、小泉政権の主な支持基盤として想定された、「具体的なことはよくわからないが小泉純一郎のキャラクターを支持する層」と定義されています。
「B層」は人間の質を表します。 近代大衆社会の中で発生し、自ら近代化の原動力となることにより、最終的に自分のクビをしめるのがB層です。 B層の拡大により発生したB層社会は、必然的に腐り果て、国家はデマゴーグにより支配されるようになる。(『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』より)
ここでいう「B」の階層は、収入だの社会的地位だのは関係ありません。

マスコミや政治家のキャンペーンに、簡単に引っかかるか、そうでないか、ということだけが問題です。

まあ、知能的に「中から下」の人たちで、実は日本人の一定層にあたります。

マスコミで目立った人、そこで格好いいとを言った人などに、すぐにひっかかるお馬鹿さんのことです。

そもそも、ガーシーという人は、もともと親しくしていた人の秘密を暴露した人、要するに仲間を売った人でしょう。

そういうことで、身過ぎ世過ぎをしていた人ですよ。

国会議員に投票どころか、人としてどうなの?というレベルの話ですよ。

そういう人に、どうして入れるのかな。

かりに、国会議員になって、議員に対してそういう暴露をしたとして、それが国の政治を前に進めることになるのかな。

そのへんを考えられないからB層なわけで、梅沢富美男さんは、B層然とした投票行動について、ちょっと考えてよ、といいたいわけですよね。

でも、B層は考えたくないと。

自分は何も悪くないと。

ふざけんなよ、B層、という話ですよね。

以上、梅沢富美男さんが『情報ライブ ミヤネ屋』で、ガーシー容疑者に投票した人に対し「責任取らないと」と呼びかけて物議を醸している、でした。

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