高倉健の養女の話が、写真週刊誌の『フライデー』に出ていました。“謎の女”が自分で葬儀を取り仕切り、墓も知らせず、遺産管理会社を勝手に始めた、という親類の話をもとに記事を作っています。記事は養女に批判的懐疑的ですが、私はそのような感情は抱きませんでした。(上の画像はGoogle検索画面より、本文中敬称略)
まず、まとめ記事をリンクします。
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高倉健さんの養女をいぶかる記事にネット民は……
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高倉健の本名も正しく知らない養女が、遺産はすべて相続して著作権管理会社を作って切り盛りしている。
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養女は高倉健の死を親戚に知らせず、火葬場で密葬を取り仕切るなど親族を排除。外車やクルーザー、世田谷区の自宅解体も始めている。
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養女は女優やテレビレポーター、ホテルジャーナリストなどの経歴はわかっているが、2人の関係は高倉健と四六時中行動をともにしていた通称チーム高倉のメンバーも知らない。
とのことです。
それに対してネット民のコメントの多くは、珍しく(?)養女よりも、親類や記事の方を批判しています。
要するに、
やしきたかじんや
宇津井健のケースとは違うということでしょうか。
やしきたかじんや宇津井健は、亡くなる直前に婚姻しました。
高倉健は、「宇津井みたいに死ぬ間際に入籍したならともかく元気なときに養女にしてんだから何いっても無駄だろ」とコメントされています。
「養女にする相談をあっちこっちで高倉健がしてるんだから
高倉健の意思で養女にしてるのはハッキリしてる。
亡くなった元妻の江利チエミを思って再婚しない事決めちゃったものの大事な女が出来たら遺産残してやりたくなったんだろ。
親族こそ金目当てで騒ぎだしてみっともないったら無いわ。」
「死ぬまで親族とは縁を切っていた、過去数十年間この人が同居して面倒全部見てたってだけでもう十分だろ」
「やり手の女でえらいじゃん、遺産整理とかちゃんしてるし。親族は欲しいだけでしょ、愛用品にかこつけて。」
なるほどなあ、そうかもしれないな、と私も思いました。
養女のことは、高倉健と近い人でも知らなかったといいますが、以前、
児島美ゆきが高倉健との関係を暴露した時だって、彼らは「初耳」だったじゃないですか。
要するに、高倉健は、他人を信用せず、自分の本当のことは、親類だろうと近いスタッフだろうと、絶対に言わなかったのだと思います。
だから、逃亡説、死亡説、エイズ説など、“居所不明”に基づいた虚報がしょっちゅう流れていたのです。
養女は何も発言していないので、憶測でしかないのですが、
葬儀や墓を教えないのも、高倉健の意向ではないのでしょうか。
だいいち、親類は墓を教えないというけれど、じゃあちゃんと聞いたのか、教えてくれない理由を確かめたのか、という疑問もあります。
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その伝で言えば、宇津井健はともかくとして、やしきたかじんも、親族とは絶縁だったらしいですから、同じことが言えるんじゃないかと思います。
やしきたかじんと婚姻した人のことはよくわかりませんが、親族に対しては、絶縁したのならその時点でその人とのすべてのことは諦めろよ、亡くなったからって出てくんなよ、なんて私は思ってましたね。
ですから、高倉健の養女の行為は、不可解という気持ちは抱きませんでした。
そもそも私は、盛大な葬儀を否定しています。
たくさんの人が参列したら、仏さんは生き返るのでしょうか。
偲びたいのなら、後から線香をあげにいくなり、有志がお別れ会でも開くなりすればいいわけですよね。
葬儀でたくさん呼べば、相互主義ですから、遺された人は、逆にたくさん行かなければなりません。
私はそのような迷惑は掛けたくないと思っています。
4日前に白川由美の葬儀の話を書いたばかりで、また葬儀の話になってしまいましたが、
何を言いたいかといいますと、血のつながりは絶対ではない、少なくとも絶対としない価値観や事情を抱えている人もいるということです。
人生いろいろですよね。
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