障がい児を育てるということはどういうことか。いきなり直球の障がい者話で恐縮ですが、Facebopkのタイムランを見ていたら、出生前診断について議論するバラエティー番組(しかもかなり前の)がたて続けに紹介されていたので、その番組のご紹介とともに自分の意見を述べてみます。
投稿は埋め込みができなかったので、画像でご確認ください。(画像はFacebookより)
投稿は、Youtubeにアップされているテレビ番組にリンクされています。
関心のある方は、こちらからどうぞ。
https://youtu.be/FwUk3KSvnAg
番組では、奥山佳恵夫妻が出ていて、自分の子はダウン症だと告白。
周囲が涙目になって、松野明美まで「実は私の下の子も……」と告白しています。
そして、スタジオでは、
出生前診断で堕胎する人が多いことについて、その是非を議論しています。
私の子どもは、先天的な障がい者でもダウン症でもないのですが、火災で高次脳機能障害になってしまった中途障害者であり、もとより私の妻は高齢出産でもありました。
その経験から、障害児と出生前診断について、個人的な意見を簡単に述べてみます。
障害児を育てることは、健常児を育てるよりも苦労するので覚悟は必要
きれいごとを言っても始まりません。
障害児を育てるのは大変です。
重度はもちろん、軽度だって大変なんです。
育児・子育ての苦労は、健常児のほうがよりましに決まっています。異論は認めない(笑)
ただし、想定できる人生の苦労の中で“最悪な苦労”というほどではない
だからといって、一家で首くくるほど追い詰められるような苦労ではないと思います。
なぜなら、どんなお子さんも成長がありますし、何より家族の一員としての存在感はかけがえのないものです。
苦しいけど、お金では買えない幸福な見返りもあるのです。
はっきりいって、認知症の介護のほうがよほど大変で辛いと思います。
高齢出産をムキになって反対する人は、「もしダウン症児が生まれたら育てるのが大変だろう」と、もっともらしい理由をおっしゃいますが、心配ご無用。
苦しくても楽しいこともあるのですよ!
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最後は自分で結論を出す問題
まあ、しょせん育てるのは自分たちですから、よそさまの意見を参考にするにしても、自分が結論を出せることです。
出生前判断は、陽性が出たら出産をやめるためのものではありません。
ダウン症児が生まれる可能性を知り、その準備をするための告知だと私は思っています。
検査結果次第で、生む産まないを決めるなどというような、成り行き任せのいいかげんな気持ちなら、障害児であるなしにかかわらず、生まれてからの子育ては大変でしょう。
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