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島田紳助さんメディア登場で、石橋貴明さんとの対決を思い出す [芸能]


島田紳助さんといえば、2011年に不祥事で引退しましたが、ボクシングイベント『3150FIGHT vol.4』での観戦が話題になっています。同イベントはABEMAで生配信されていたため、島田紳助さんが久々にカメラの前に姿を見せたことで反響が寄せられているわけです。
島田紳助さんの登場で、SNSでは話題の人になっています。

同イベントはABEMAで生配信されていたそうですが、試合前の亀田興毅ファウンダーのあいさつを受け、島田紳助さんはマスクを取って顔を見せ、深々とお辞儀したというのです。

もちろん、そういうことは事前に話し合いがあったと思いますから、アドリブでふられたわけではなく、すなわち島田紳助さんの意思として「マスクを取って顔を見せ、深々とお辞儀した」ものと思われます。

島田紳助さんの久々のカメラ前登場について、SNSでは、「若々しくてええ感じやん」「久しぶりに見た」「若すぎる」「テレビに出てた頃より若返ってるのすごいな」「なんだこの66歳!!!!」といった称賛のツイートが続いたというわけです。

ただ、そればかりではなく、中には、石橋貴明さんとの関わりを話題にしたツイートがあるのが目を引きました。


もう、これを忘れたか、そもそも知らない人たちもいるかもしれませんね。

ということで、当時を振り返ってみましょう。

例の会見のパロディをやった石橋貴明さん


『アサヒ芸能』(2011年11月17日号)では「紳助親分の報復戦 渡辺二郎「舎弟」同士の因縁17年 反目の宿敵、紳助VS石橋『第2次東西抗争』が始まった!」というタイトルで、石橋貴明の島田紳助イジリを取り上げています。

内容は、どのようなものだったか。

「引退をイジることを許されているのは、紳助が気を許した一部の吉本の後輩芸人だけです。関東芸人の中では、『爆笑問題』がライブの中で、紳助の引退をネタにしたことはありますが、限られた客の前でのことです。今回は、公共の電波でイジってしまった。その反響は桁違いですよ。しかも、石橋は一度ではなく何度もやっているわけですからね」

「09年の両者のケンカは、紳助がテレビ局への配慮もあって、自然に収束しましたが、今回は事情が違います。紳助は引退して、今のところは『一般人』ですから、どこにも遠慮する必要はありません。意外な反撃をしてくる可能性だってあります」(芸能ジャーナリスト)

「09年の両者のケンカ」というのは、2009年10月に放送された『オールスター感謝祭』(TBS系)で、島田紳助が本番前に挨拶を怠った東京03に対して、生放送中にもかかわらず彼らの胸ぐらをつかんで「潰すぞ!」と桐喝したことを、石橋貴明が東京03との初共演時にパロッたことをさしています。

そして、島田紳助さん引退後の10月27日に放送された『みなさんのおかげでした』(フジテレビ系)で石橋貴明さんは、「自分の中ではセーフだと思っていたんですが‥‥。50歳にして引退を決意しました」と、島田紳助の例の会見のパロディをやりました。

誰をどうイジるかは表現の自由です。

面白ければそれでいいではないか。

お笑いならイジられてナンボではないのか。

それが当時ニュースとなった。

つまり、してはいけないことらしい。

現実にそれがままならないお笑い界は、前近代的な暗黒の世界。

とんだブラックジョークです

それだけなら、“不躾”にそれをぶち壊している石橋貴明さんに100%入れ込みたいところですが、記事は“どっちもどっち”といえる構成になっていました。

島田紳助と石橋貴明、どっちもどっちだった


たとえば、島田紳助さんは、「ケツ持ち」として山口組若頭補佐率いる極心連合会の名前を出していたといいますが、石橋貴明さんも「芸能界の大物」がバックに控えるおかげで、安心して放言を行っているという。

また、島田紳助さんが引退会見で最後まで名前を伏せていた、恐喝未遂事件で係争中の渡辺二郎被告は、島田紳助さんの「兄貴分」ともいえますが、実は石橋貴明さんにとっても「隅にも置かない扱い」だったといいます。

「94年に半年だけ、フジで放送されていた『ラスタとんねるず94』という番組で、石橋と渡辺被告は共演しているんです。
元格闘家を集めて、自分の手駒として体力勝負のゲームで競わせる『ジャイアント将棋』というコーナーにレギュラー出演していたのが渡辺被告です」(芸能ジャーナリスト)

「番組内でもそうでしたが、石橋は渡辺被告を『二郎さん』と呼び、親しげにしていました。楽屋にも石橋のほうから挨拶に出向くなど、当時は体育会系の先輩と後輩という間柄に見えたのですが、すでに渡辺被告はヤクザと接点を持っていただけに、今から思えば、石橋との関係もさもありなんと思えてきます」

同誌では、「紳助と石橋の険悪な関係は、『兄貴分』の渡辺被告との親密度を巡り、『舎弟』同士の小競り合いが発展したものなのか」などと勘ぐっています。

そして、同誌は、「紳助親分が一発カマせば、そんな“惨劇”に発展することは間違いない」と、これから2人の対立が大きなトラブルになることを予想していましたが、ただ、それには島田紳助さんの芸能界復帰が条件になるだろうとしていました。

たしかに、島田紳助さんは、この時点で先講談社提訴していましたが、復帰をにらんでのものとも言われました。

だとすれば、あの引退会見はいったいなんだったのでしょうか。

いよいよ、今回こそ、復帰を狙っているのか。

ケジメとスジ目を大事にする任侠社会を「ケツ持ち」と称しながら、ずいぶんとオノレのケジメにはルーズではないかという気がしましたが、ま、覚せい剤などでつかまっても簡単に復帰できる芸能界だから、この件は今後どうなるかわかりません。

もっとも、因縁の相手の石橋貴明さんは、ここのところ影が薄くなっていますから、以前のように「対決」が盛り上がるかどうかはなんとも言えませんけどね。

みなさんは、いかがお考えですか。

以上、島田紳助さんといえば、2011年に不祥事で引退しましたが、ボクシングイベント『3150FIGHT vol.4』での観戦が話題になっています。でした。

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