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生命保険徹底解説【前半】保険料、ネット保険、終身保険など [社会]

生命保険について徹底解説します。今日は前編。生命保険は60代、70代になると値段が高くなる?ネット?店舗?友達の紹介?どこで入るのがいい?最近出てきているネット完結型の生保ってどう?終身保険ってどんな生命保険?などについて。

生命保険は60代、70代になると値段が高くなる?


以前は生命保険(生命保険文化センターという公益財団法人もあります)への加入条件(他人に要求する時は多く、自分に要求される時には少なくと考える人が少なくないでしょう)は大変厳しく、加入に際しては医師(不足気味だといわれて久しいですね。

選択の余地もないような地域も少なくありません)の健康診断書が必要で、特定の病気(遺伝的な体質でどうしても掛かりやすくなってしまうこともあります)などを持っている人は加入できませんでした。

でも、近年では、加入条件(満たすことができないと望みや要望が叶えられない可能性が高いです)が比較的緩くなってきており、また高齢者でも新規加入出来る保険商品も増加しています。

中には、なんと89歳まで加入可能な保険ってあると思います。高齢になってから保険に加入する事は、死亡保険金が目的というよりは、「医療保障」が目的のケースがほとんどでしょう。

当り前ですが、死亡保障をメインにした生命保険(いざというときにはありがたみを感じるでしょう)に加入する人もいるはずです。

しかし、死亡保障にしろ医療保障にしろ、高齢になればなるほど保険金を受け取る確率(運がよけれね、運が悪けれねなんてよくいいますね)が高くなるのが事実です。

保険会社はサービスでお金を支払っている訳ではなく、自社の利益を上げる事を目的にしているため、支払ってもらう保険料より支払額の方が大きくなれば会社の運営自体が立ち行かなくなるのです。

ですから、保険金を受け取る確率(計算することは可能ですが、あくまでも目安でしょう)の高い高齢者の加入は、以前はできなかっただと言われているんです。

そればかりか、病気(早期発見、早期治療が完治のためには必要不可欠でしょう)の可能性があれば加入させてもらえませんでした。

現在では、その分、保険料が高まるでしょうが、加入条件(ないにこしたことはないかもしれませんね)が緩くなり、高齢者でも加入可能な保険が出来ています。

当然のことですが、同じ保険でも年齢が若いほど月々の保険料が安めで、年齢が高くなるほど保障内容が全く同じでも月々の支払金額が高くなります。

現在では、後期高齢者医療制度により高齢者の医療保障が国により保障されていますから、その辺りも含めて加入を考えた方がいいですね。

ネット?店舗?友達の紹介?どこで入るのがいい?


保険の加入については、以前は保険勧誘員の訪問販売や会社訪問で加入する人が多かったと呼ねれています。

或は、知り合いが保険の勧誘員として働き始めて勧誘されることも多かっただと言えますね。

しかし、近年、一般家庭を回る保険の勧誘員はすごく減ってきており、インターネット(パソコンに限らず、携帯やテレビなんかでも楽しむことができますね)を通じて契約する人が増えてきています。

知り合いの紹介や知り合いに勧誘されて加入する場合には、万が一、保険金を請求するようなことになった場合に相談しやすいといった利点があります。

知り合いですから、比較的気軽に相談できますよ。

かといって、知り合いの紹介では、他社との保険商品の比較が出来ないという一番大きなデメリットがあります。

同じ保障内容の保険でも、保険会社によって月々の支払金額には月とスッポンほどの価格差がある事もあり、保険会社の倒産リスクなどにも違いがあると思います。

また、自分に一番ぴったりな保険が他社にはあるのに、その保険会社では妥協するしか無いという可能性もあるでしょう。

ですから、近頃では、ネットで自分で調べて加入する人も増えてきていると思っているのです。

ただ、?ある保険会社とその保険商品から自分に合わせたものを選択するようにするのは大変な手間と時間がかかってしまうものですし、素人判断ではなにか大きな見落としをしないとも限らないんですね。

そこで、近年では、人気なのは保険のプロによる保険相談です。

特定の保険会社や商品を優遇したり行うケース無く、あくまでも相談者の希望を最優先してピッタリな保険を紹介してくれるファイナンシャルプランナー(国家資格のファイナンシャル・プランニング技能士の認定が始まったのが2002年の4月なので、比較的まだ新しい資格といえるでしょう)が、質問などにも親身に答えてくれるのです。

最近出てきているネット完結型の生保ってどう?


もし、あなたが既になんらかの生命保険(アフラックのまねきねこダックが人気ですね)に入っているとしたら、加入時の手続きはどのくらいのでしたか?

或は、あなたのご両親が保険に加入した時の手続きがどのくらいのだったか知っているでしょうか?

かつては保険勧誘員から書類を受け取り、病院で健康診断を受けた結果を添付して提出し、その結果としてが出るまでにも数日間かかるのが通常でした。

健康診断(勤め先などで年に一度実施することも多いですね)の結果を受けて再検査を受けさせられたり、結局、加入不可能だと言うことありました。

しかし、最近増加してきているネット完結型の生命保険は、ウェブ上で各商品の保障内容や掛金を見て気に入ったものがあれば、そのままホームページのフォーム(自分で常に意識するのは大変ですから、人に見てもらったり、撮影してみるといいでしょう)やメール(パソコンだけでなく、携帯電話でもやりとりができますね)で申し込みをするだけと言う手軽なんですよ。

病院での健康診断(市や区などが市民に向けて行うこともよくあります)の結果を添付する必要もないですし、基本としては保険会社で用意した質問事項に答えるだけです。

特定の不可条件(ないにこしたことはないかもしれませんね)に当てはまっていなければ、当日中に申込が完了してしまうといったスピーディーさが魅力ですよ。

当り前ですが、メール(電子メール、eメールの略です)や電話による事前相談や資料請求にも応じていらっしゃいますから、分からないことがあれば聞くことも可能です。

なにより、二十四時間いつでも好きな時間に申し込みできるというのも、若い人達に受ける人気の理由の一つでしょう。

すべての保険が対象というわけではなく、その多くが医療保障タイプの保険かと言って、年々対応商品が増加しているのです。

割と充実した医療保障が、お手頃な保険料で用意されているのも魅力でしょう。

終身保険ってどんな生命保険?


保険商品を調べていると、「終身保険」という言葉を見かけることが多いでしょうね。

言葉(時には武器にもなり、凶器にもなり、人を救うこともできるでしょう)の通り、終身=一生涯保障が受けられると言う保険とはいっても、実際の所は大半の商品が90~92歳で満期を迎えるようになっていると思いますので、よく確認して下さい。

とはいえ、世界の中でも寿命が長いと言われている日本人(海外でのイメージは、メガネ、カメラ、お辞儀でしょうか)の女性でも平均寿命(2010年までは日本人女性が26年連続で世界一長かったようです)は90才には至っていないのです。

なので、基本的には、92歳の満期ならば殆どの場合が満期前に死亡するということでしょう。

また、終身保険とは基本的には、「死亡保障」がメインでは無くて「老後(近年では老後難民なんて言葉も使われているようです)の生活(後で振り返ると懐かしくなることもよくあります)資金の為の積立」が主目的の保険です。

ですから、終身保険は「死亡時の保険金が受け取れる」だけではなく、掛け捨て保険ではありませんので、解約した場合にも(加入保険期間によっても)解約払戻金を受け取る事ができますし、保障が基本としては一生続きます。

これだけ聞くと、「なんと素晴らしい」と思うんですが、その代わりに月々の掛金が割高なっているのです。

そのため、本来であれねさまざまなオプションも付けたいところかと言って、一般的には基本的な基礎の部分だけを終身保険にして貯蓄性をもたせ、その他の保障は保険料の安い定期保険で賄うという方が多いのです。

終身保険は加入時に解約保険金が定められます。

保険会社の将来的な運用利率を予測することで計算された金額が提示されますから、終身保険に加入するのはわずかでも利率の高い好景気の時の方が有利と言われていますね。

残りは明日の【後半】で。

生命保険のウソ・ホント―賢く・損せず生命保険・医療保険に入る方法

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  • 作者: 草野 直樹
  • 出版社/メーカー: 九天社
  • 発売日: 2023/03/17
  • メディア: 単行本


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