無名一般人の個人ブログは、それぞれの目的や価値観のもとに運営されていると思います。でも、ネット上に公開する以上、どのようなブログであっても、読者がいることを意識したものであるはずです。では、個人ブログは読者に対して、どんなことを意識する必要があるか。そのヒントになる動画セミナーをご紹介します。
最近よく見ているのが、Webデザイナー・
宇田和志氏の無料動画セミナーです。
昨今、医師や整体師、経営コンサルタントなど、既存のメディアで顔や名前が知られているわけではない“市井の専門職の方々”が、顔を出して職能を披露する無料動画セミナーをYoutubeに公開することが増えてきました。
が、Webデザイナーの動画セミナーは、まだ比較的少ないのではないでしょうか。
もっとも、宇田和志氏の場合、Webデザイナーといっても、サイトを作るための、タグや色味といった技術的な話ではなく、サイト(ブログ)とは何か、どうすればサイト(ブログ)の価値を上げることができるか、というWebマーケッターとしての話がほとんどです。
セミナーは、企業・商店のビジネスブログにおける集客がメインテーマとなっていますが、ブログが不特定多数のアクセスを念頭に置いてに存在している以上、個人の趣味ブログなと非商用であっても、参考とすべき事柄が含まれています。
タイトルを見るだけで、「なるほど。今回も見てみたいな」と思わせてくれます。
一部、タイトルをご紹介します。
ブログの定期更新の本当の意味
ビジネスブログでネタ切れを起こさない方法
ブログへのアンチコメントで心折れてる場合ではない!
ブログのアクセスアップのためのコメント回りなんてやめましょう
効果的なブログタイトルと説明文の付け方
ブログのサイドバーの並び順で迷う・・・
明日やろうは馬鹿野郎 とりあえずやってみないと分からない事がある
私がこれらのセミナーにおいて、とくに印象に残った「教え」は、
1.ブログで集客するには読者にとって有益な情報を与え続ける
(非商用ブログの場合、「集客」は「アクセスアップ」に読み替える)
2.記事では曖昧ではなく結論をはっきり述べる
の2点です。
ブログで集客するには読者にとって有益な情報を与え続ける
閲覧者は、時間と手間をかけてアクセスしているのですから、「有益な情報を与え続ける」というのは、商用はもちろん、非商用ブログであってもあてはまることだと思います。
ただ具体的に何を「与え続ける」かというのはむずかしいところです。
与えると言っても、ものをプレゼントしたり、裏技を教えたりすることとは限らないと思います。
私は個人ブログの場合は、2にも通じることですが、「○◯について、こんなふうに考えている者です」ということを明確にすればいいのではないかと思います。
つまり、何をいいたいのかわからない記事でなければいいのではないか、ということです。
そういう意味では、アルファブロガーのイケダハヤト氏のように、いつも炎上記事を書き続けるというのは、ある意味わかりやすいですね。
記事では曖昧ではなく結論をはっきり述べる
宇田和志氏が言うには、物事は何が正しいかなど真理は人間にはわからないのだから、自分の意見を言え。
曖昧な結論のない話では、閲覧者がアクセスした甲斐がない。結論を出せ、ということです。
宇田和志氏が「わからない」としているのはこういうことです。
物事の見方は、立場や価値観が変われば答えも変わる。
法律だって永遠に同じではない、
という話です。
要するに、自分の立ち位置を明確にして、その立場で筋が通っていれば、
堂々と自分の意見を述べよ、ということです。
そして、その結果、自分とは合わないと思った一部の閲覧者が離れていっても、それはやむを得ない、としています。
これは少し説明が必要ですね。
たとえば、科学的命題や、事実を問う話題は、真か偽をはっきりさせることができます。
偽を真とはいえません。
しかし、意見・価値観というのは、答えは一つではなく、その多様さから普遍的なものを見出し真理に肉薄していくものです。
つまり、本当のことを知りたいのなら、より多くの意見を知ることが求められます。
ですから、どんな意見でも、意見を述べること自体、公益性や意義があるのです。
ただ、意見の中には、自分とは相容れない価値観というのは必ずあります。
その価値観の持ち主が、多様な意見に耳を傾けられないというのなら、そんな人は自然と離れていくからほうっておけ、ということでしょう。
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ブログはネット全体に発信している
率直に申し上げると、私は
So-netブログの一部のユーザーの価値観と相容れないようです。
250もnice!/dayを頂いているから、無原則に巡回していると決めつけている人もいるようですが、
トンデモない!
実は、巡回NGの人は、ンじゅう人……ではきかないかも。敵だらけですね(汗)
↑
誤解のないように書いておきますが、私からは拒絶していませんからね。
で、なにが相容れないかといいますと、
その人々いわく、
個人ブログというのは個人の日記であり、個人の生活の話題に留めるべきで、政治的科学的な視点で社会を斬るような話は不適当である。
そして、記事には批判は一切せず、当り障りのないコメントを付け合うものである。
実際に、その人の記事や私の記事のコメントにおいて、そのような批判を書かれたことも複数回あります。
私は、それでSo-netブログをやめようと思ったこともあるのですが、そんな時に宇田和志氏のセミナーを聞いて、やはりブログは続けようと思い直しました。
事実と道理で自分の意見を書き連ねるブログを愚直に続けてみよう。
ブログはSo-netブログ内ではなく、ネット全体に発信しているのだ
と思うことにしました。
以前書いたように、このブログ記事は、ツイッターでツイートしており、記事に関する専門家や関係者がリツイート・リプライ・フォローなどをしてくれるので、今はそれが励みになっています。
⇒
ツイッター、使ってますか?ブログ生活が変わるかもしれませんよ!
といっても、So-netブログユーザーである以上、「郷に入れば郷に従え」で、守るべき点は守っているつもりです。
たとえば、nice!機能はきちんと使用するとか、長文記事(2000字以上)は極力避けるとか…。
……と書いておきながら、この記事はもう2000字を超してしまったようです。
このへんで今日は止めておきましょう。
宇田和志氏のセミナー。ぜひ1度ご覧になってください。
>>ブログはSo-netブログ内はなく、ネット全体に発信しているのだ
理解者は増えるかもしれませんが、
無理解者や荒らしも増えるでしょう。
あらゆる方面に屁理屈こねて突撃する輩とか
自分達が正論、正義を身にまとったマジョリティ
だと思ってるんだから何言っても無駄。
by うつ夫 (2016-04-24 01:21)
おはようございます!
いろいろ参考になりました。
私は自分の生きてる証、そして数少ない
お友達とのちょっとした触れ合いを
楽しいんでいます。
短いコメントの中に目には見えないお友達の
姿が見え隠れします。
いっぷくさんも、そんなお友達の一人です・・・
by Take-Zee (2016-04-24 07:59)
他人は自分じゃないって事が分かって無い人多いですからね、100人いれば100の命と100の意見がある物だと思います。
by pn (2016-04-24 08:12)
正論ですね。
by センニン (2016-04-24 09:05)
いつもコメント欄がないので、何も書けません。
by 足立sunny (2016-04-24 10:21)
ブログを書くにあたって、
とても勉強になりました。
by taekozue (2016-04-24 10:33)
先日はコメントをいただきましてありがとうございました。
時々日が空いてしまうことはありますが・・・。
いっぷくさんのお話、好きなのでいつもお邪魔させていただいています。
勉強にもなりますし。
万人受けすることなんて絶対ないと思いますし、個人としては、いっぷくさんがこのままソネブロで続けていただけますことを願っています(^^)
by isoshijimi (2016-04-24 17:37)