「私作る人、ボク食べる人」放送禁止CMを思い出す [生活]
1975年10月27日は、ハウスのインスタントラーメン「シャンメン」のCMが放送中止になった日だそうです。「性別役割分業をより定着させる」という抗議の前に自主規制しましたが、「性別役割分業」を本気で克服したいなら、もっとほかにすべきことがあるようにも思います。
CM放送中止事件としては結構有名ですよね。
結城アンナと子役が、自分を指差して、「私、作る人」と言って
佐藤佑介が、「ボク、食べる人」と言い、
ラストシーンでは3人でラーメンをすするCMです。(いずれも画像はCMより)
これが、「国際婦人年をきっかけに行動を起こす女たちの会」からクレームが付きました。
会員の娘が、「テレビのCMのせいで、男の子が給食当番をやらなくなった」「男は仕事、女は家事・育児という従来の性別役割分業をより定着させる」などと抗議があり、CMは中止となったわけです。
一部の女性は、「このCMで性的役割分担という言葉が知られるようになった」と意義を認めていますが、「言葉狩り」と思っている人は少なくないようですね。
みなさんは、どう思われますか。
CMは、今もYoutubeに「放送禁止 cm」で検索すれば出てきます。
表現の自由は、CMに対して文句をいう自由でもあるので、私は会の抗議自体は否定しません。
CMをやめたのは、別に会が暴力や権力を使ったわけではなく、ハウスの自主的な判断ですしね。
ただ、この会がどういう会かわかりませんけど、その後、真の女性解放に働いたという話を私は聞いたことがありません。
たとえばその10年後、「亭主元気で留守がいい」のCMには、何もいわないんですよね。
むしろ、大学の教授が「濡れ落ち葉」なんて造語してみたり、女性問題の専門家でもないのに、性的圧迫の問題をすべて「男が悪い」とヒステリックに言い放ち、男性の反発や嘲笑と引き換えにメディアでチヤホヤされる人が出てきたりしてしまったわけです。
性的役割分担や母性保護というのは、男性にとっても決して無関係な問題ではありません。
さすれば、女性解放とは、男女が手を携え、共通の課題に対する共同のたたかいなしには成し得ないものであり、男女の無限の対立を招くような潮流は、その方向とは縁もゆかりもない乱暴で思慮の浅いパフォーマンスであると私には思えてなりません。
それにしても、「濡れ落ち葉」。
嫌な言葉だなあと思いませんか。
高齢者福祉を、「枯れ木に水をやるようなもの」と言い放った大臣と、どっこいどっこいの低級さです。
あっさり塩味
ということで、インスタントラーメンではありませんが、『地鶏風塩ラーメンスープ』(あみ印)を使って生ラーメンを茹でてみました。
先日は、『ヒガシマル醤油 ラーメンスープ 醤油 1.8L』でラーメンを作ってみましたが、
『ヒガシマル醤油 ラーメンスープ 醤油 1.8L』でラーメンを作る
今度は、塩味を使ってみました。
地鶏風塩ラーメンスープ(あみ印)といいます。
画像だけではわかりにくいのですが、重さ1kg、サイズは280mm×25mm×200mm(高さ×奥行×幅)もあります。
原材料は、しょうゆ、食用油脂、食塩、チキンエキス、魚介エキス、野菜エキス、酵母エキス、砂糖、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン)、香料、甘味料(甘草)、(原材料の一部に小麦を含む)と表記されています。
1kgですから、使いきるまでしばらくかかりますね。
今回は、「業務用」となっています。
道理で大きな袋です。
麺は、菊水の「味わい作り札幌生ラーメン」
とくに何もせず、スープはそのまま使いましたが、こんな感じです。
黒いレンゲでわかりにくくなっちゃいましたね。
Amazonの評価は様々です。でもまあ、味の評価は好みですから、それもまた当然だと思います。
私の評価は、塩味もきつくなく、さっぱりしたちょうどいいお味だと思います。
前回の醤油と併用すれば、どちらも飽きずに使い切れますね。
もちろん、老若男女、誰が「作る人」でも「食べる人」でも無問題です。
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