ひょうちゃん(崎陽軒の特製しょうゆ入れ)、また集め始めました [生活]
ひょうちゃん。崎陽軒(きようけん)のシウマイ(注、シュウマイではなくシウマイ)や、シウマイ弁当についてくる特製の醤油入れです。関東ではお馴染みの商品で、崎陽軒は10月には「プチミュージアムショップ」という見学施設ができて話題になりましたが、黄金バージョンリリース以来、ひょうちゃんの方も収集マニアが増えたようです。
普通、お弁当や惣菜の醤油入れというと、ポリエチレンの容器と赤い蓋でできたものが多いですよね。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n62223より
大阪の旭創業という会社が、「ランチャーム」という商品名で販売しますが、通称“タレ瓶(たれびん)”というそうです。
醤油入れは、主役ではありませんから、そのような名前まてついているとは知りませんでした。
お弁当によっては、魚の形が、四角柱であったり、トンカツなら豚の形をしていたりして、それはそれで貴重だと思いますが、タレ瓶(たれびん)の中でもっともマニアが多いと思われるのは、崎陽軒のシウマイやシウマイ弁当についてくる「ひょうちゃん」ではないでしょうか。
シウマイだから焼売の形をしているわけではないのです。
白い磁器で作ったひょうたんの形に、表情が書いてあります。
崎陽軒によると、毎日新聞で4コマまんが「フクちゃん」を描いていた漫画家の横山隆一氏が、目鼻をつけてあげようと何通りもの表情を描いて、「ひょうちゃん」と名付けられたとか。
「フクちゃん」の作者が描いたから「ひょうちゃん」だったんですね。
その何通りもある表情を、集める人がいるのです。
それが、かつての私だったのですが(汗)
崎陽軒といえば焼売(シウマイ)。焼売といえば横浜です。
同社が行っている90分の無料工場見学は、何ヶ月も先まで予約でいっぱいです。
そこで、冒頭に書いたように、「プチミュージアムショップ」という施設も横浜工場に作られたそうです。
横浜を通るJR京浜東北線沿線には、隣の市の川崎の駅内や、多摩川を超えた東京大田区蒲田の駅ビル・グランデュオ蒲田の地下にも販売店があります。
ひょうちゃんにはサイズで2通りあり、しょうゆが出る口が顔の上にある「大」と、
崎陽軒公式サイトより
顔の横にある「小」があります。
崎陽軒公式サイトより
お弁当のサイズやシウマイの個数で「大」が入るか「小」が入るか分かれるのですが、どちらかに集中しようと思い、よく考えると割高なのですが、私はあるときから「小」を集め続けました。
崎陽軒の商品は、黒豚シウマイ、カニシウマイ、エビシウマイなどいろいろあります。
私がもっぱら購入したのは、「昔ながらのシウマイ」というオーソドックスなシウマイの15個入り。
長男の幼稚園が、給食とお弁当が半々だったので、お弁当の時によく利用しました。
それで、50個集めた時点で、ヤフオクに出品したところ、ウォッチリストが何人も入って「人気商品」であることに気づきました。
そこで、その50個が落札した後、また50個集めて出品しました(笑)
このへんは、以前も書きました。
ひょうちゃんは崎陽軒シウマイの「顔」
そして、その50個も落札され、3度目を目指して20個貯めたのですが、忙殺されているうちに勘違いから、何と全部それを捨ててしまったのです(汗)
それで、すっかり集める気力を失いました。
また、長男も就学して完全給食になり、転居して崎陽軒も遠くなってしまったので、シウマイを買う機会自体が減っていました。
それが、今年の春、久しぶりに「昔ながらのシウマイ」15個を買うと、「赤で描いたひょうちゃん」が入っていたのです。
調べてみると、「「ひょうちゃん」生誕60周年 還暦記念企画」として、赤だけでなく金色のひょうちゃんもあったらしいですね。
崎陽軒公式サイトより
それがきっかけになって、また収集をぼちぼち復活しています。
以前も書いたのですが、仙台在住の知人は、東京都に住んでいたこともあるのに、崎陽軒のことを知りませんでした。
知名度は、全国的というほどではなかったのかもしれません。
が、この60周年の還暦ひょうちゃんフィーバーで、さらに知る人が増えたのではないでしょうか。
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