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『体を「ひねる」だけで、疲れと痛みが消える』ひねリッチ健康法 [健康]

体を「ひねる」だけで、疲れと痛みが消える

『体を「ひねる」だけで、疲れと痛みが消える』(武富ゆうすけ著、フォレスト出版)を読みました。「ストレッチ」と「ひねる」を組み合わせた、「ひねリッチ」という著者の造語を掲げて、体の各部位をひねる運動を解説しています。ひねりながらストレッチすることで、複数の筋肉を伸ばすのです。

本題に入る前に、今日、アクセス解析で当ブログの閲覧状況を確認すると、「タオル整体」に関する記事が上位に来ていました。

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どこかのサイトがリンクを貼ってくれたのかもしれませんが、いずれにしても、自分でできる疲労回復健康法といったテーマは、息長く閲覧数が増えていきます。

ということで、今日もそうなってくれるかもしれません。

体を「ひねる」だけで、疲れと痛みが消える』という書籍をご紹介します。



この書籍は売れているようです。

もうすでに、レビュー記事がたくさん出ていますね。

同書の趣旨を一口に述べると、人間は複数の筋肉を使って動いているので、筋トレやストレッチのような部分的直線的な運動ではなく、体をひねることで複数の筋肉を正常化させましょう、というものです。

著者の武富ゆうすけ氏(鍼灸整体師)は、Youtubeに、書籍紹介動画をアップしています。

https://www.youtube.com/watch?v=SEDveImfgtg

そこでこう述べています。

私たちは、どんな動きをするにも複数の筋肉を使っています。

たとえば、「歩く」という動作でも、足の筋肉や関節を複数使っています。

ところが、現在のストレッチや筋トレは、一部の筋肉を一方向にしか動かしていません。

そこで、「ひねリッチ」は、複数の筋肉を使い、普段の動作通り筋肉を動かすものです。

とにかく、理論はシンプルです。

そこで同書の構成は、理論よりも、具体的な運動の紹介が多くなっています。

ただ、必要なエッセンスは、アンダーライン付きで端的に書かれています。

たとえば、仰向けに寝ると、人間は左右どちらかの足がより外側に開きます。

それは加重がかかっているからです。それが、いわゆる歪みです。

人間は、実は左右均等ではなく、アンバランスな体の使い方をしているのです。

普通は、そこで、歪みを正す運動をしようと、あえて左右均等に体を使おうとします。

しかし、著者の考えは違います。アンバランスを考えずに左右均等な運動を行うと、よりアンバランスになってしまうので、アンバランスであることを前提に運動を行うことを説いています。

腰・骨盤、お腹・背中廻り、肩・腕・手首、首、足、股関節、お尻の各部位についての具体的な「ひねリッチ」が書かれています。

「寝ながらひねリッチ」というメソッドもあります。

うつ伏せで足をそらす運動です。

ひとつの運動で「ひねる」時間は10秒間。運動そのものもシンプルです。

簡単で、教条的ではなく理にかなっている運動のため人気があるのでしょう。

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上がらない腕が耳につくようになる運動


『体を「ひねる」だけで、疲れと痛みが消える』には、いくつもの「ひねリッチ」の運動パターンを紹介・解説していますが、前出の動画では、肩を軽くする運動を公開しています。

1.肩を上げ、引っかかるところで止めます

腕を上げる

2.手のひらを、出前を持つようなかたちにして(手首を中心に)ひねります

出前を持つようなかたち

わずか10回の「ひねり」で、腕が上がらない人でも、腕が耳につくようになるといいます。

3.さらに効果を出したい場合には、指先を伸ばし、ドリルのようにしてひねります。

書籍は、奥付をのぞくと78ページ。

私は、移動中のバスの中ですべて読めました。

もちろん、読むだけではなく、そこに書かれている運動を実践しなければなりませんが、運動は紙上だけでなく、ネットで動画を公開しています。

ただし、それは読者だけにしか教えてはならないURLなので、詳細は同書をご覧ください。

体を「ひねる」だけで、疲れと痛みが消える

体を「ひねる」だけで、疲れと痛みが消える

  • 作者: 武富ゆうすけ
  • 出版社/メーカー: フォレスト出版
  • 発売日: 2015/04/22
  • メディア: 単行本


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